2023年1月号
2023/01/07
【選考会】AKB48グループ新聞48Timesアワード2022 NMB48川上千尋「てっぺんとったで賞」受賞!
1月5日から発表し始めている「第7回AKB48グループ新聞48Timesアワード2022」。受賞者3人目は、NMB48部門です。ここでは、選考会の模様をお届け。受賞メンバーのインタビュー記事はこちらになります。
――NMB48で最も活躍したメンバーを選んでください
石原 やっぱり今の48グループで最もお茶の間に知られていて、48を代表するアイドルといえば、渋谷凪咲しかいないでしょう。かつての指原莉乃とはまた違った角度で、バラエティータレントとして不動の人気を得たよね。
青木 彼女は外せませんね。ただ、もうNMB48の枠を飛び越えて、MVPの対象では?
一同 たしかに。
岡田 MVPと準MVPに値するMIPがあります。そのどちらかには選ばれるでしょうから、ここでは敢えて対象から外しましょう。
犬飼 僕は小嶋花梨です。もう1年も前になりますが、22年元日公演前に仲間たちと会議をした動画をご覧になられましたか?
関根 伝説のYouTube動画ですね。(【密着】メンバーから出た数々の『本音』。そして、涙の理由とは... - YouTube)
犬飼 21年のグループの失敗について自ら切り出して、涙ながらに本音をぶつけ合った動画です。かつての48の裏舞台を追ったドキュメンタリー映画が無くなった今、小嶋キャプテンが自らそれをやり出したんです。はっきり言って、これで、どこのキャプテンよりも熱い思いやリーダーシップ、実行力を証明しました。
関根 秋元康にNMB48メンバーを紹介したい、直訴したいと言っている。
犬飼 もう多くの48メンバーが諦めていることを、彼女だけは全く諦めていないんです。
青木 19年にキャプテンになったんですよね?
岡田 その前年の18年のアワードで『難波魂継承賞』を受賞しましたね。
青木 コロナ禍の2年間にアワードを開催していたら、MVPも取っていたでしょうね。それぐらいに存在感があるキャプテンだし、「NAMBATTLE2~愛~」でも2位と、個人人気、特に女性人気がありますから。
犬飼 一番キャプテンらしいキャプテン。先輩メンバーたちにも、しっかりモノが言える。だから22年のNMB48は活気づいていたんです。
青木 あとは「NAMBATTLE2~愛~」の話が出ましたが、そこで1位になってデビュー10年目でセンターに立った川上千尋は当然最高の1年でした。コンサートで真ん中に立っていても、すごく雰囲気が出ていました。
関根 このキャリアになって、さらに自信と新たな魅力をつかんでいるところが驚きです。今、フレッシュってすごいことですよ。
石原 ずっとあまり前に出る子じゃなかったけれど、日比谷野外音楽堂で見たけれど、たしかにセンターが似合っていた。ダンスもうまいし。
岡田 同じ4期生の渋谷凪咲の活躍が刺激になっているのかもね。
関根 「NAMBATTLE2~愛~」は、大本命は小嶋花梨だったんですが、それを大逆転しての1位は、会場のロームシアター京都が声出しNGだったのに、すっごい盛り上がりでしたから。あれは、かつてのAKB48選抜総選挙で大島優子が前田敦子に勝ったとき、指原莉乃が初めて1位になったときみたいな興奮に包まれていて、久しぶりに痺れました。下馬評を覆して苦労人が頂点に立つのは、48アイドルの最大の魅力ですから。
青木 あと、日比谷野音で新人の8期生ながらとても目立ってた子も印象的でしたね。
岡田 17歳の坂田心咲です。彼女の名前はこの選考会で絶対に上げておきたかった。決して運営に推されて劇場公演のセンターに立っているわけじゃなく、実力でもぎ取っているんです。昇格もセンターも、いわゆるごり推しでなっているわけじゃないところが、本当にすごい。間違いなく、将来のNMB48を背負う存在ですよ。
石原 あおきーが卒業メモリアルブックまで作っていた元エース候補の山本彩加が辞めて、梅山恋和も辞めてどうなるかと思っていたけど、しっかり新しい芽が出てきたね。
青木 (苦笑い)。日比谷野音での、かつて山本彩がとても大切に歌っていた曲「初めての星」のセンターに立っている姿を見て、明るい未来を感じました。
岡田 日比谷野音の後には、東京で久しぶりにNMB48を見たメディア関係者の中で話題になった。
石原 受賞とまではいかないけれど、韓国出身の李始燕(イ・シヨン)はいいキャラクターだよね。48アイドル好きというだけで、ここまで日本語を覚えて、異国の日本で頑張っている。何かきっかけがあれば、バラエティー番組でハネる可能性も感じているよ。NMB48は、所属レコード会社もユニバーサルに移籍して、23年はさらに期待です。本当にうまくいけば、ユニバーサルに移籍して世界進出したPerfumeみたいになれるかもしれないから。
岡田 これも名前を挙げるだけにとどまってしまうけど、7期生の瓶野神音も入れておいて。「NAMBATTLE2~愛~」で13位に入ったし、SNSの発信の仕方がマメだし、人一倍頑張っているのが分かる子でした。
――では、各候補メンバーの推薦理由も出揃ったところで、多数決で受賞者を決めさせてください
小嶋花梨 2票
川上千尋 2票
坂田心咲 1票
李始燕 0票
瓶野神音 0票
――小嶋と川上が同票のため決選投票です
小嶋花梨 1票
川上千尋 4票
一同 おーっ!
青木 小嶋花梨は18年にもキャプテンを継いだことでアワードを受賞していたので、やっぱり今年のNMB48の顔ということで川上千尋にしました。キャプテンは取りやすいですしね。
石原 雌伏の時を経て花を咲かせたからねぇ~。
関根 ドラマチックでしたから。
――ということで、川上さんに決定しました。
岡田 賞の名は、やっぱりNMB48らしく「てっぺんとったで賞」とさせて頂きます。
(終わり)
▶2023年1月号もくじ
(2023年1月号)
渋谷凪咲は別格
――NMB48で最も活躍したメンバーを選んでください
石原 やっぱり今の48グループで最もお茶の間に知られていて、48を代表するアイドルといえば、渋谷凪咲しかいないでしょう。かつての指原莉乃とはまた違った角度で、バラエティータレントとして不動の人気を得たよね。
青木 彼女は外せませんね。ただ、もうNMB48の枠を飛び越えて、MVPの対象では?
一同 たしかに。
岡田 MVPと準MVPに値するMIPがあります。そのどちらかには選ばれるでしょうから、ここでは敢えて対象から外しましょう。
難波の新カリスマこじりん
犬飼 僕は小嶋花梨です。もう1年も前になりますが、22年元日公演前に仲間たちと会議をした動画をご覧になられましたか?
関根 伝説のYouTube動画ですね。(【密着】メンバーから出た数々の『本音』。そして、涙の理由とは... - YouTube)
犬飼 21年のグループの失敗について自ら切り出して、涙ながらに本音をぶつけ合った動画です。かつての48の裏舞台を追ったドキュメンタリー映画が無くなった今、小嶋キャプテンが自らそれをやり出したんです。はっきり言って、これで、どこのキャプテンよりも熱い思いやリーダーシップ、実行力を証明しました。
関根 秋元康にNMB48メンバーを紹介したい、直訴したいと言っている。
犬飼 もう多くの48メンバーが諦めていることを、彼女だけは全く諦めていないんです。
青木 19年にキャプテンになったんですよね?
岡田 その前年の18年のアワードで『難波魂継承賞』を受賞しましたね。
青木 コロナ禍の2年間にアワードを開催していたら、MVPも取っていたでしょうね。それぐらいに存在感があるキャプテンだし、「NAMBATTLE2~愛~」でも2位と、個人人気、特に女性人気がありますから。
犬飼 一番キャプテンらしいキャプテン。先輩メンバーたちにも、しっかりモノが言える。だから22年のNMB48は活気づいていたんです。
22年NMB48の顔ちっひー
青木 あとは「NAMBATTLE2~愛~」の話が出ましたが、そこで1位になってデビュー10年目でセンターに立った川上千尋は当然最高の1年でした。コンサートで真ん中に立っていても、すごく雰囲気が出ていました。
関根 このキャリアになって、さらに自信と新たな魅力をつかんでいるところが驚きです。今、フレッシュってすごいことですよ。
石原 ずっとあまり前に出る子じゃなかったけれど、日比谷野外音楽堂で見たけれど、たしかにセンターが似合っていた。ダンスもうまいし。
岡田 同じ4期生の渋谷凪咲の活躍が刺激になっているのかもね。
関根 「NAMBATTLE2~愛~」は、大本命は小嶋花梨だったんですが、それを大逆転しての1位は、会場のロームシアター京都が声出しNGだったのに、すっごい盛り上がりでしたから。あれは、かつてのAKB48選抜総選挙で大島優子が前田敦子に勝ったとき、指原莉乃が初めて1位になったときみたいな興奮に包まれていて、久しぶりに痺れました。下馬評を覆して苦労人が頂点に立つのは、48アイドルの最大の魅力ですから。
浪花のホープさかたん
青木 あと、日比谷野音で新人の8期生ながらとても目立ってた子も印象的でしたね。
岡田 17歳の坂田心咲です。彼女の名前はこの選考会で絶対に上げておきたかった。決して運営に推されて劇場公演のセンターに立っているわけじゃなく、実力でもぎ取っているんです。昇格もセンターも、いわゆるごり推しでなっているわけじゃないところが、本当にすごい。間違いなく、将来のNMB48を背負う存在ですよ。
石原 あおきーが卒業メモリアルブックまで作っていた元エース候補の山本彩加が辞めて、梅山恋和も辞めてどうなるかと思っていたけど、しっかり新しい芽が出てきたね。
青木 (苦笑い)。日比谷野音での、かつて山本彩がとても大切に歌っていた曲「初めての星」のセンターに立っている姿を見て、明るい未来を感じました。
岡田 日比谷野音の後には、東京で久しぶりにNMB48を見たメディア関係者の中で話題になった。
石原 受賞とまではいかないけれど、韓国出身の李始燕(イ・シヨン)はいいキャラクターだよね。48アイドル好きというだけで、ここまで日本語を覚えて、異国の日本で頑張っている。何かきっかけがあれば、バラエティー番組でハネる可能性も感じているよ。NMB48は、所属レコード会社もユニバーサルに移籍して、23年はさらに期待です。本当にうまくいけば、ユニバーサルに移籍して世界進出したPerfumeみたいになれるかもしれないから。
岡田 これも名前を挙げるだけにとどまってしまうけど、7期生の瓶野神音も入れておいて。「NAMBATTLE2~愛~」で13位に入ったし、SNSの発信の仕方がマメだし、人一倍頑張っているのが分かる子でした。
決選投票でてっぺん決定!
――では、各候補メンバーの推薦理由も出揃ったところで、多数決で受賞者を決めさせてください
小嶋花梨 2票
川上千尋 2票
坂田心咲 1票
李始燕 0票
瓶野神音 0票
――小嶋と川上が同票のため決選投票です
小嶋花梨 1票
川上千尋 4票
一同 おーっ!
青木 小嶋花梨は18年にもキャプテンを継いだことでアワードを受賞していたので、やっぱり今年のNMB48の顔ということで川上千尋にしました。キャプテンは取りやすいですしね。
石原 雌伏の時を経て花を咲かせたからねぇ~。
関根 ドラマチックでしたから。
――ということで、川上さんに決定しました。
岡田 賞の名は、やっぱりNMB48らしく「てっぺんとったで賞」とさせて頂きます。
(終わり)
▶2023年1月号もくじ
(2023年1月号)