2021年6月号
2021/06/10
HKT48松岡菜摘が盟友・森保まどか卒業コンサートを振り返る(1) てもでもへの思い、そして開演直前に呼び出されたときの秘話
HKT48松岡菜摘さん(24)が4月号以来に登場です。その4月号で行った「なつまど」ラスト対談の相手、森保まどかさん(23)が、5月29日に卒業コンサートを開催。約10年間のアイドル活動に終止符を打ちました。「なつまどコンビ」の相方の松岡さんは、どんな気持ちで見送ったのか。緊急取材に応えて頂きました。なお、以下の2本の記事と併せて呼んで頂くと、2人の関係や思いが、より深く感じ取ることができます。
森保まどか卒業記念・松岡菜摘と「なつまど」ラスト対談(年間プレミアム会員はご覧いただけます)
森保まどか卒業コンサート完全リポート
――森保さんの卒業コンサートを終えた心境は?
コンサートが終わってもあまり実感がなくて、今この取材も、おしゃべり会の休憩中なのですが、レーンの並びにまどちゃんがいないことに「あれ?」ってなったくらいに実感がないことに、気付かされています(笑)。
――卒コンの最初のMCでは、開演直前にスタッフさん経由で森保さんに呼び出されて、手をつかんで「頑張ろうね」と声をかけられたエピソードを明かされていました
マイクを持って1曲目のスタンバイをしていたらスタッフさんから呼ばれて、本当にあと数分で始まる時だったので、「何か緊急の確認ごとがあるの?」って走って向かったら、一瞬、まどちゃんは言葉に迷っていたのか目が合ったまま間が空いて…、私は「何だろう…」って不安になっていたら、「がんばろうね」と言われました。
まどか自身の卒業コンサートなのに、私を気にかけてくれてことがうれしいのと、寂しさをずっと我慢していたのに、最後までまどちゃんに惑わされたのが少し悔しかったです(笑)。
――「誕生日TANGO」など、まどなつじーなで目立つ場面も多かったです
「誕生日TANGO」は、胸に刺さっているバラを取り出したり、口にくわえて踊ったりと、リハーサルから3人で少し苦戦していました。ユニットコーナーの1曲目に、思い入れのある楽曲を3人で歌えてうれしかったです。バラを使った演出は、まどちゃんの提案だと後から聞いて、素直に素敵だな~って思いました。
――「てもでもの涙」の場面については?
実は「てもでもの涙」をやるのがすごく久々だったので、最初は2人とも振りがあやふやで(苦笑い)。初日のリハーサルの時に顔を見合わせて笑いました。
本番は、スタンバイをしていたら、まどちゃんが「緊張するね」と声をかけてくれました。ファンの方が「てもでもの涙」を望んでくれていたので、少しプレッシャーを感じていましたが、感動して泣いてくれたファンの方もいたみたいで、最後に2人で歌えてよかったです。
――1期生たちだけでの「手をつなぎながら」についても、また松岡さんは歌詞を間違えたようですが、そんなところも教えてください(笑)
お昼公演は、本当に1回もミスがなかったくらい気持ちよく終われたのですが、夜公演が始まってから、今までしなかった小さなミスを何度もしてしまって、心のどこかに「まどちゃんの卒業」っていうのがずっとあって、コンサートをやりながらも心が落ち着けていないなって、ずっと感じていました。だから、手つなの歌詞も間違えてしまいました(苦笑い)。
自分たちにとって、同期の存在は大きな支えで、10年間きれいないい思い出ばかりじゃなく、刺激を受けたことや悔しさや嫉妬もあって、でも、だからこそ大好きで大切で、そんな思いを噛みしめながら「手をつなぎながら」を歌っていました。
(写真は4月号のリモート対談より)
(次ページからは有料会員限定記事となります)
(2) なつまどラストシーンの真意、戦友から友だちへ に続く
森保まどか卒業記念・松岡菜摘と「なつまど」ラスト対談(年間プレミアム会員はご覧いただけます)
森保まどか卒業コンサート完全リポート
あれ、そばにいない…
――森保さんの卒業コンサートを終えた心境は?
コンサートが終わってもあまり実感がなくて、今この取材も、おしゃべり会の休憩中なのですが、レーンの並びにまどちゃんがいないことに「あれ?」ってなったくらいに実感がないことに、気付かされています(笑)。
――卒コンの最初のMCでは、開演直前にスタッフさん経由で森保さんに呼び出されて、手をつかんで「頑張ろうね」と声をかけられたエピソードを明かされていました
マイクを持って1曲目のスタンバイをしていたらスタッフさんから呼ばれて、本当にあと数分で始まる時だったので、「何か緊急の確認ごとがあるの?」って走って向かったら、一瞬、まどちゃんは言葉に迷っていたのか目が合ったまま間が空いて…、私は「何だろう…」って不安になっていたら、「がんばろうね」と言われました。
まどか自身の卒業コンサートなのに、私を気にかけてくれてことがうれしいのと、寂しさをずっと我慢していたのに、最後までまどちゃんに惑わされたのが少し悔しかったです(笑)。
――「誕生日TANGO」など、まどなつじーなで目立つ場面も多かったです
「誕生日TANGO」は、胸に刺さっているバラを取り出したり、口にくわえて踊ったりと、リハーサルから3人で少し苦戦していました。ユニットコーナーの1曲目に、思い入れのある楽曲を3人で歌えてうれしかったです。バラを使った演出は、まどちゃんの提案だと後から聞いて、素直に素敵だな~って思いました。
2人とファンで作り上げてきた「てもでもの涙」
――「てもでもの涙」の場面については?
実は「てもでもの涙」をやるのがすごく久々だったので、最初は2人とも振りがあやふやで(苦笑い)。初日のリハーサルの時に顔を見合わせて笑いました。
本番は、スタンバイをしていたら、まどちゃんが「緊張するね」と声をかけてくれました。ファンの方が「てもでもの涙」を望んでくれていたので、少しプレッシャーを感じていましたが、感動して泣いてくれたファンの方もいたみたいで、最後に2人で歌えてよかったです。
――1期生たちだけでの「手をつなぎながら」についても、また松岡さんは歌詞を間違えたようですが、そんなところも教えてください(笑)
お昼公演は、本当に1回もミスがなかったくらい気持ちよく終われたのですが、夜公演が始まってから、今までしなかった小さなミスを何度もしてしまって、心のどこかに「まどちゃんの卒業」っていうのがずっとあって、コンサートをやりながらも心が落ち着けていないなって、ずっと感じていました。だから、手つなの歌詞も間違えてしまいました(苦笑い)。
自分たちにとって、同期の存在は大きな支えで、10年間きれいないい思い出ばかりじゃなく、刺激を受けたことや悔しさや嫉妬もあって、でも、だからこそ大好きで大切で、そんな思いを噛みしめながら「手をつなぎながら」を歌っていました。
(写真は4月号のリモート対談より)
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(2) なつまどラストシーンの真意、戦友から友だちへ に続く