2023年1月号

2023/01/06

【選考会】AKB48グループ新聞48Timesアワード2022 SKE48青海ひな乃「青海を君に賞」受賞!

 1月5日から発表し始めている「第7回AKB48グループ新聞48Timesアワード2022」。受賞者2人目は、SKE48部門です。ここでは、選考会の模様をお届け。受賞メンバーのインタビュー記事はこちらになります。

 ――SKE48で最も活躍したメンバーを選んでください

犬飼 卒業メンバーは対象外でしたよね? 須田亜香里は功績を残していたので、一応確認しました。

 ――対象外です。現役メンバーの中からお願いします

岡田 年間通してこの子!というのは難しいけれど、やはりグループで一番大きかったのはオリジナル公演のスタート。そのチームSでセンターを務めた青海ひな乃は候補になるかなと。3月発売の「心にFlower」で(コロナ感染もあって)選抜落ちを経験してから、10月発売の「絶対インスピレーション」で一気に初センターにまでなった展開もドラマチックだった。

石原 もちろん、いいと思うよね。

あおきー雑誌のモデルらぶりん


青木 僕のやっている雑誌『bis』でモデルをやっていた中野愛理は、SHOWROOMイベントでも1位になったので、僕から名前を挙げたいですね。

石原 まじめなところでいうとチームSリーダー松本慈子だね。ダンスが苦手で、周囲からの当たりも厳しくて苦労に苦労を重ねてきたかつての第1回ドラフト1位の子が、チームSのリーダーになって、新公演を見事に成功に導いた。デビュー当時から見てきた者としては、何かねぎらってあげたくなるのが情ってもんですよ。

 ――長く見続けてきているメディア人だからこその推薦です!

犬飼 反則技的になりますが「チームS」に賞をあげたいです。僕は、新公演のレッスンから密着取材をしていたのですが、牧野アンナ先生のスパルタを本当によく向き合っていました。「みんなで引き上げろ!」という先生の叱咤に、ちゃんと誰一人脱落せずに、全員で乗り越えたんです。だから、リーダーとかセンターとか1人だけにあげることができないんです。

石原 ちょうど今、チームKⅡの新公演レッスン期間だよね。こっちはどう?

犬飼 こっちもとんでもないドラマが起きています。アワードの選考会までにKⅡ初日が間に合わなかったから、賞の対象に入らないのが残念なぐらいです。

一同 おーっ。

犬飼 とにかく、秋元康さん以外の制作のオリジナル公演を成功させた面々は、全員を表彰してあげたいです。

SKEのグラビア番長さとかほ


関根 僕は佐藤佳穂を挙げます。あんなに分かりやすく、グラビアに積極的なのは、雑誌メディアとしては、本当にありがたい存在。特にSKE48は、グラビア志望の子が少ないから、彼女の頑張り、功績は計り知れない。

青木 グラビアは、本人が自信が無い、やりたいことではないならやる必要は全く無いんです。ただ「きれいに撮ってもらいたい」、「自分の可能性を広げたい」、「歌やダンスでは1番になれないけれどグラビアで人気を上げたい」って思っている子たちは、実はたくさんいるんですよね。雑誌社としては、そういう子たちには、もっと出てもらいたい気持ちはあります。

関根 佐藤佳穂は、取材で「SKE48はグラビアも強いグループなんだってことを証明したい」って言ったんです。意識も高くて頼もしいですよ。

岡田 須田に後を託されたチームEリーダーですしね。

犬飼 プロ中のプロの須田は、さとかほのプロ魂を買って、後継に指名したんです。決してグラビア志向の子だから、我々に良く見えるというわけじゃない。いろんな意味でお手本メンバーなんです。

青木 江籠ちゃんも写真集を出しましたよね。あれで、さらに知名度は広がっているはずです。SKE48ファンだけしか知らないのはもったいない。

岡田 チームKⅡ新公演の実質的エースのようですしね。

本格プロレス参戦ゆき


石原 女子プロレスラーに本格挑戦している荒井優希も褒めたいよね。誰もやったことのない分野を開拓していっているのは、想像以上に大変なことだから。二足の草鞋だ。

犬飼 9月の日本ガイシホールコンサートを見たら、一番動きも良かったんですよ。明らかにプロレスのおかげでアイドルパフォーマンスの体力やキレも増していました。どの角度から見ても映えてかっこいいんです。

関根 プロレスでは、常にリング四方、360度から見られているから、意識もより高まったってことですね。

犬飼 劇場公演に出ているだけでは表側しか意識がいかないもんね。

石原 プロレスファンからの支持は?

犬飼 あります。本気でやって、上達もしていっているから、プロレスファンからも歓迎されています。

関根 SKE48は候補がバラエティーに富んでいますね

やっぱり22年は新公演


 ――では、各候補メンバーの推薦理由も出揃ったところで、多数決で受賞者を決めさせてください

 青海ひな乃 3票
 松本慈子 0票
 チームS 2票
 中野愛理 0票
 佐藤佳穂 0票
 荒井優希 0票
 江籠裕奈 0票

 ――ということで、青海さんに決定です。次点もチームSということで、22年のSKE48は、やはりオリジナル新公演のインパクトが強かったということですね。

犬飼 AKB48はシングルで進んでいくグループだけど、SKE48は劇場公演で動いているグループだってこと。

石原 国内48グループ全体で見渡しても、歴史上初めて秋元康ではない人が手掛けた劇場公演が生まれたということは、とても大きな出来事だったね。びっくりしたよね。

犬飼 そして、ちゃんとできるんだということを示した。

石原 公演の作りとしてはとても保守的なんですよ。冒頭で4曲やってユニットコーナーに入って…と。だから、48のお作法は守りつつ、新たな扉を開いたということなんです。

岡田 賞の名は、公演名「愛を君に、愛を僕に」にかけて「青海を君に賞」とさせて頂きます。

一同 (拍手)

(終わり)
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