2023年1月号
2023/01/05
【選考会】AKB48グループ新聞48Timesアワード2022 AKB48大盛真歩「話題が大盛賞」受賞!
2014年からスタートして、毎年1年間で最も活躍した48グループメンバーを選考、表彰してきた「AKB48グループ新聞アワード」。今回は、第7回となり「AKB48グループ新聞48Timesアワード2022」として3年ぶりに開催です。
2020、21年は新型コロナウイルス禍でアワード開催も自粛でしたが、22年は全グループが通常通りの活動を再開。そこで、11月某日に、“日本中で最も48グループに長く濃く携わってきたメディア人5人”が選考委員として集結。約5時間もの選考会議を行いました。
選考委員は、TVプロデューサー石原真氏、光文社のファッションカルチャーマガジン「bis」編集長の青木宏行氏、グラビア誌「BUBKA」担当のアイドルライター犬飼華氏、グラビア誌「週刊プレイボーイ」などの編集担当関根弘康氏、そして48Times編集長兼アイドル情報サイト「スクランブルエッグ」編集長の岡田隆志の5人。
選考会で選ばれた受賞者は全8人。Forty-Eight Times1月号の1月5日から、1週間かけて1人ずつ発表していきます。1人目は、AKB48部門。ここでは、選考会の模様をお届け。受賞メンバーのインタビュー記事はこちらになります。
――まずはAKB48で最も活躍したメンバーを選んでください。候補メンバーは誰でしょうか?
岡田 柏木由紀は、日本武道館コンサートでは、21年5月のぴあアリーナMM以来、2回目のコンサートプロデュースをしたんだけど、これがさらに素晴らしい内容だった。正直、ほかの誰が作るよりもAKB48の魅力を発揮させてくれる手腕は、脱帽です。プレイヤーというよりもプロデュース側になるけど、候補に入れたい。
――柏木さんは前回の19年にMIPを受賞しています
岡田 そうなると、もうMVPかMIPの選考対象の方が良いですかね?
関根 そうですね、もうそれだけの実績の持ち主ですし。
――では、柏木さんはMVP、MIP選考の方に回しましょう。ほかの子で候補者を挙げてください
青木 IZ*ONEから戻ってきていた本田仁美が「元カレです」で初センターしたことも、グループ全体に活気をもたらして、パフォーマンス力アップに貢献しましたよね。韓国で培った高いプロ意識で、新しい風を吹かせましたし、ソロタレントとしてもいろんな番組にも出演しました。
関根 パフォーマンスにこだわって「本田警察」という言葉も生み出しましたね。
岡田 本田を挙げるとなると、「久しぶりのリップグロス」で初センターに抜擢された千葉恵里も外せないでしょう。10代でセンター。正統派アイドルとして大きな飛躍でした。
石原 倉野尾成美も、以前は個人プレイヤーとして突き詰めるタイプだったけど、22年はチーム4キャプテンになって、明らかに変化していたよ。チーム8は23年春に終わってしまうけど、いろんな自覚が出てきたのかな。
関根 僕は大盛真歩ですね。2月放送の『AKB48、最近聞いた?~一緒になんかやってみませんか?~』では、小学館の『週刊少年サンデー』とのコラボ企画で、小栗有以、村山彩希、千葉恵里と一緒にグラビアのお願いに行って、彼女だけグラビアはちょっと…というオチ扱いだったんですけど、そこからのまくりで、バラエティーで大活躍。選抜メンバーにまで入ってきましたからね。そのドラマチックさはAKB48らしいなと。
犬飼 大盛は21年の『根も葉もRumor』の選抜に落ちた時点で運営に「卒業する」って言ってきていたんですよね。で、スタッフが「辞めて何するの?」と尋ねたら、「アルバイトでもしていきます」って、将来も決めてもいなかったんです。そのぐらいまで自分のアイドル活動に限界を感じていた子が、首の皮1枚つながった状態からの再スタートで、このブレークだからね。
岡田 あとはニューヒロイン賞的な扱いにもなるけれど、17期生の新人ながら選抜入りまで果たした佐藤綺星も忘れちゃいけないね。
石原 誰の賛同も得られないだろうけど、個人的には17期生では15歳の小濱心音さんが気になっているよ。
一同 (笑)
石原 17期生のお披露目も日本武道館コンサートも見ましたが、その下手の一番端でロボットみたいにぎこちない踊りを踊っていてね。「あれ? ぱるるいたっけ?」って。つまり歌、ダンス、トークがうまいではなく、ハラハラさせてお客の目を惹きつける。それもアイドル。
犬飼 つまり、それもエンターテインメントの1つと。
石原 AKB48スタッフたちは「何言ってるんだ。認められない」って言うだろうけど、あえて注目株ということで名前だけ出させておいてください。
――ここに名前が挙がることも重要なので、ぜひ記録に残しておきます。そして多数決で受賞者を決めさせてください
本田仁美 1票
大盛真歩 3票
千葉恵里 0票
倉野尾成美 0票
佐藤綺星 1票
小濱心音 0票
――ということで、大盛さんに決定です
石原 おーっ、おめでとう。
関根 賞の名は、文字通りに「話題が大盛賞」で決まりでしょう。
一同 異議な~し(笑)。
(終わり)
▶2022年1月号もくじ
(2023年1月号)
2020、21年は新型コロナウイルス禍でアワード開催も自粛でしたが、22年は全グループが通常通りの活動を再開。そこで、11月某日に、“日本中で最も48グループに長く濃く携わってきたメディア人5人”が選考委員として集結。約5時間もの選考会議を行いました。
選考委員は、TVプロデューサー石原真氏、光文社のファッションカルチャーマガジン「bis」編集長の青木宏行氏、グラビア誌「BUBKA」担当のアイドルライター犬飼華氏、グラビア誌「週刊プレイボーイ」などの編集担当関根弘康氏、そして48Times編集長兼アイドル情報サイト「スクランブルエッグ」編集長の岡田隆志の5人。
選考会で選ばれた受賞者は全8人。Forty-Eight Times1月号の1月5日から、1週間かけて1人ずつ発表していきます。1人目は、AKB48部門。ここでは、選考会の模様をお届け。受賞メンバーのインタビュー記事はこちらになります。
ゆきりんはMVP争いへ
――まずはAKB48で最も活躍したメンバーを選んでください。候補メンバーは誰でしょうか?
岡田 柏木由紀は、日本武道館コンサートでは、21年5月のぴあアリーナMM以来、2回目のコンサートプロデュースをしたんだけど、これがさらに素晴らしい内容だった。正直、ほかの誰が作るよりもAKB48の魅力を発揮させてくれる手腕は、脱帽です。プレイヤーというよりもプロデュース側になるけど、候補に入れたい。
――柏木さんは前回の19年にMIPを受賞しています
岡田 そうなると、もうMVPかMIPの選考対象の方が良いですかね?
関根 そうですね、もうそれだけの実績の持ち主ですし。
――では、柏木さんはMVP、MIP選考の方に回しましょう。ほかの子で候補者を挙げてください
新センターひぃちゃん&えりぃ
青木 IZ*ONEから戻ってきていた本田仁美が「元カレです」で初センターしたことも、グループ全体に活気をもたらして、パフォーマンス力アップに貢献しましたよね。韓国で培った高いプロ意識で、新しい風を吹かせましたし、ソロタレントとしてもいろんな番組にも出演しました。
関根 パフォーマンスにこだわって「本田警察」という言葉も生み出しましたね。
岡田 本田を挙げるとなると、「久しぶりのリップグロス」で初センターに抜擢された千葉恵里も外せないでしょう。10代でセンター。正統派アイドルとして大きな飛躍でした。
石原 倉野尾成美も、以前は個人プレイヤーとして突き詰めるタイプだったけど、22年はチーム4キャプテンになって、明らかに変化していたよ。チーム8は23年春に終わってしまうけど、いろんな自覚が出てきたのかな。
関根 僕は大盛真歩ですね。2月放送の『AKB48、最近聞いた?~一緒になんかやってみませんか?~』では、小学館の『週刊少年サンデー』とのコラボ企画で、小栗有以、村山彩希、千葉恵里と一緒にグラビアのお願いに行って、彼女だけグラビアはちょっと…というオチ扱いだったんですけど、そこからのまくりで、バラエティーで大活躍。選抜メンバーにまで入ってきましたからね。そのドラマチックさはAKB48らしいなと。
犬飼 大盛は21年の『根も葉もRumor』の選抜に落ちた時点で運営に「卒業する」って言ってきていたんですよね。で、スタッフが「辞めて何するの?」と尋ねたら、「アルバイトでもしていきます」って、将来も決めてもいなかったんです。そのぐらいまで自分のアイドル活動に限界を感じていた子が、首の皮1枚つながった状態からの再スタートで、このブレークだからね。
超新星あいちゃん
岡田 あとはニューヒロイン賞的な扱いにもなるけれど、17期生の新人ながら選抜入りまで果たした佐藤綺星も忘れちゃいけないね。
石原 誰の賛同も得られないだろうけど、個人的には17期生では15歳の小濱心音さんが気になっているよ。
一同 (笑)
石原 17期生のお披露目も日本武道館コンサートも見ましたが、その下手の一番端でロボットみたいにぎこちない踊りを踊っていてね。「あれ? ぱるるいたっけ?」って。つまり歌、ダンス、トークがうまいではなく、ハラハラさせてお客の目を惹きつける。それもアイドル。
犬飼 つまり、それもエンターテインメントの1つと。
石原 AKB48スタッフたちは「何言ってるんだ。認められない」って言うだろうけど、あえて注目株ということで名前だけ出させておいてください。
新バラエティー女王まほぴょん受賞
――ここに名前が挙がることも重要なので、ぜひ記録に残しておきます。そして多数決で受賞者を決めさせてください
本田仁美 1票
大盛真歩 3票
千葉恵里 0票
倉野尾成美 0票
佐藤綺星 1票
小濱心音 0票
――ということで、大盛さんに決定です
石原 おーっ、おめでとう。
関根 賞の名は、文字通りに「話題が大盛賞」で決まりでしょう。
一同 異議な~し(笑)。
(終わり)
▶2022年1月号もくじ
(2023年1月号)