2023年7月号
2023/07/11
SKE48末永桜花「好きになっちゃった」で目指していた場所に
SKE48の31stシングル「好きになっちゃった」が7月5日に発売されました。新センターはTeam Eの末永桜花さん(21)。48Timesでは、センター記念の7月号表紙を飾り、シングル曲の魅力やTeam E楽曲、新公演、ソロライブのことまで詳しく語ってもらいました。
――センターはどのように知りましたか?
MV撮影前日の振り入れで、自分の立ち位置が0番だったので、「おや? もしかしたら」と思いました。でも、ここで期待をして、いざMVを見てセンターじゃなかったらショックなので、信じないようにしていました。
――選抜メンバーたちからは何か?
「おめでとう」と言ってくれたメンバーもいたんですけど、センターの気持ち満々で臨んで違っていたら心のダメージが大きいので、できる限り信じないようにしていました。
私の気持ちを知ったスタッフの方が、MV撮影前に「次のシングルのセンターです」とはっきりと告げてくださって、そこで初めて実感しました。
――センターへの心の準備は
活動して9年目になりますが、ずっと目指していた場所です。早く立ちたいと思っていました。ファンのみなさんとここまで頑張ってきて良かったと、あらためて感じました。
SKE48の歴代センター10人目だそうです。これだけたくさんのメンバーがいる中で、たった10人しか立てなかった場所なので、誇りと、みなさんとつかんだ自信を持って、胸を張って務めたいです。
――MVでは、風船がたくさんありました。どのように撮影しましたか?
歴代シングルMVの屋外での撮影は、わりと雨模様が多かったのですが、すごくいいお天気の中で撮影ができたので、自分は晴れ女なのかもしれません。
セットの風船もカラフルで、大サビはCGも加わって風船がさらに増えています。曲のストーリーや歌詞ともリンクしていて、素敵です。
――小走りするシーンが印象に残りました
目の前のカメラに向かって走るとき、このまま衝突しないか、ちゃんと映れているのか、いろいろなことを考えてしまいました。そのとき私は複雑な表情をしていたかもしれません(笑)。でも、すごく素敵に仕上がっていたので、安心しました。
――CRE8BOYさんの振り付けはどんなところに特徴が
「恋花ダンス」って言いまして、恋をしている楽しい気持ちを表現した跳ねる振り付けになっています。ターンをするときにスカートの裾が広がって、お花のように広がる様子が、恋に花が咲くようですごくかわいいです。
今までのしっかりと踊るダンスも魅力的ですが、おしとやかな中に強さがある、新たな魅力をお届けできるようなダンスです。
――楽曲はどのような仕上がりになりましたか?
王道、青春な歌詞で、さわやかな夏曲です。これは私の勝手な想像ですけど、今にも水しぶきが舞ってきそうなイメージで、みずみずしい感じの中にさわやかさと心の強さが出ている曲です。
――今、着ている衣装は
6パターンぐらいあるんですけど、衣装さんが「おーちゃんと言えばピンクだから」ということで、私にはピンクが一番使われている花柄の衣装を作っていただきました。
今回の楽曲に合う、さわやかでかわいらしく、清純さも出るような色合いになっています。
――「好きになっちゃった」というタイトルについては
「これで好きになっちゃったでしょ?」って聞きたくなっちゃいます。曲の歌詞を読むと、アイドルを応援するファンの気持ちも一緒に見えてくるように感じます。
「こんなに 好きだという気持ちを どう表現すればいいか」って歌詞があるんですけど、私もファンの方から似たような言葉を聞いたことがあります。
「話しかけてみたいけれど 周りの目が気になるんだ」という葛藤から、「自分は好きでいていいんだ」という強い意志を感じるんですね。
そういったところはファンの方の気持ちと重なるから、共感しあえる歌詞になっているんじゃないかなと。
――今回のシングルで目指す目標は?
前回のシングルまでいた須田亜香里さんが卒業されたので、みんなで新しい魅力を出していきたいです。
世間の方が知っているSKE48は、たくさん汗をかいているイメージだと思います。それも伝えていきたい魅力の1つですが、今回のような王道アイドルの一面もSKE48は見せられるってところを知ってもらいたいです。
――初選抜の原優寧(11期研究生)さんはアイドルらしいですか?
フレッシュ感があってアイドルらしいです。実は同じ年なんですよ。
私は選抜に入るまでに何年かかかりましたけど、加入1年とちょっとで選抜になるのも大変なはずです。振り入れのときにもみんなで教えたり、先生方も教えてくださったりしていたので、本人はすごく緊張していたり、いろいろな気持ちになったと思います。
私は見守るしかなかったですが、すごくキラキラしています。
――SKE48が変わっていく姿を先頭に立って見せていくのも大変です
「どうしてこの子がセンターなんだろう」って思われたら悔しいし、そう思われないためにはどうしたらいいんだろうと、すごく考えることもあります。
SKE48には魅力的なメンバーがたくさんいるので、私が先頭に立つと言ったらおこがましいけれど、グループを引っ張っていけるように頑張りたいです。
「SKE48の入り口になれるようなメンバーになりたい」と昔から言っていたので、今回のシングルをきっかけに新しくSKE48を知ってくださったり、戻ってきてくれるファンの方がいたら、もっとうれしいです。
(写真2枚)
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SKE48末永桜花がチーム曲、新公演、ソロライブを語る に続く
できるだけ信じないように…
――センターはどのように知りましたか?
MV撮影前日の振り入れで、自分の立ち位置が0番だったので、「おや? もしかしたら」と思いました。でも、ここで期待をして、いざMVを見てセンターじゃなかったらショックなので、信じないようにしていました。
――選抜メンバーたちからは何か?
「おめでとう」と言ってくれたメンバーもいたんですけど、センターの気持ち満々で臨んで違っていたら心のダメージが大きいので、できる限り信じないようにしていました。
私の気持ちを知ったスタッフの方が、MV撮影前に「次のシングルのセンターです」とはっきりと告げてくださって、そこで初めて実感しました。
――センターへの心の準備は
活動して9年目になりますが、ずっと目指していた場所です。早く立ちたいと思っていました。ファンのみなさんとここまで頑張ってきて良かったと、あらためて感じました。
SKE48の歴代センター10人目だそうです。これだけたくさんのメンバーがいる中で、たった10人しか立てなかった場所なので、誇りと、みなさんとつかんだ自信を持って、胸を張って務めたいです。
MVの意外な見どころとは
――MVでは、風船がたくさんありました。どのように撮影しましたか?
歴代シングルMVの屋外での撮影は、わりと雨模様が多かったのですが、すごくいいお天気の中で撮影ができたので、自分は晴れ女なのかもしれません。
セットの風船もカラフルで、大サビはCGも加わって風船がさらに増えています。曲のストーリーや歌詞ともリンクしていて、素敵です。
――小走りするシーンが印象に残りました
目の前のカメラに向かって走るとき、このまま衝突しないか、ちゃんと映れているのか、いろいろなことを考えてしまいました。そのとき私は複雑な表情をしていたかもしれません(笑)。でも、すごく素敵に仕上がっていたので、安心しました。
――CRE8BOYさんの振り付けはどんなところに特徴が
「恋花ダンス」って言いまして、恋をしている楽しい気持ちを表現した跳ねる振り付けになっています。ターンをするときにスカートの裾が広がって、お花のように広がる様子が、恋に花が咲くようですごくかわいいです。
今までのしっかりと踊るダンスも魅力的ですが、おしとやかな中に強さがある、新たな魅力をお届けできるようなダンスです。
おーちゃん的楽曲解釈
――楽曲はどのような仕上がりになりましたか?
王道、青春な歌詞で、さわやかな夏曲です。これは私の勝手な想像ですけど、今にも水しぶきが舞ってきそうなイメージで、みずみずしい感じの中にさわやかさと心の強さが出ている曲です。
――今、着ている衣装は
6パターンぐらいあるんですけど、衣装さんが「おーちゃんと言えばピンクだから」ということで、私にはピンクが一番使われている花柄の衣装を作っていただきました。
今回の楽曲に合う、さわやかでかわいらしく、清純さも出るような色合いになっています。
「これで好きになっちゃったでしょ?」
――「好きになっちゃった」というタイトルについては
「これで好きになっちゃったでしょ?」って聞きたくなっちゃいます。曲の歌詞を読むと、アイドルを応援するファンの気持ちも一緒に見えてくるように感じます。
「こんなに 好きだという気持ちを どう表現すればいいか」って歌詞があるんですけど、私もファンの方から似たような言葉を聞いたことがあります。
「話しかけてみたいけれど 周りの目が気になるんだ」という葛藤から、「自分は好きでいていいんだ」という強い意志を感じるんですね。
そういったところはファンの方の気持ちと重なるから、共感しあえる歌詞になっているんじゃないかなと。
SKE48を引っ張っていけるように
――今回のシングルで目指す目標は?
前回のシングルまでいた須田亜香里さんが卒業されたので、みんなで新しい魅力を出していきたいです。
世間の方が知っているSKE48は、たくさん汗をかいているイメージだと思います。それも伝えていきたい魅力の1つですが、今回のような王道アイドルの一面もSKE48は見せられるってところを知ってもらいたいです。
――初選抜の原優寧(11期研究生)さんはアイドルらしいですか?
フレッシュ感があってアイドルらしいです。実は同じ年なんですよ。
私は選抜に入るまでに何年かかかりましたけど、加入1年とちょっとで選抜になるのも大変なはずです。振り入れのときにもみんなで教えたり、先生方も教えてくださったりしていたので、本人はすごく緊張していたり、いろいろな気持ちになったと思います。
私は見守るしかなかったですが、すごくキラキラしています。
――SKE48が変わっていく姿を先頭に立って見せていくのも大変です
「どうしてこの子がセンターなんだろう」って思われたら悔しいし、そう思われないためにはどうしたらいいんだろうと、すごく考えることもあります。
SKE48には魅力的なメンバーがたくさんいるので、私が先頭に立つと言ったらおこがましいけれど、グループを引っ張っていけるように頑張りたいです。
「SKE48の入り口になれるようなメンバーになりたい」と昔から言っていたので、今回のシングルをきっかけに新しくSKE48を知ってくださったり、戻ってきてくれるファンの方がいたら、もっとうれしいです。
(写真2枚)
次ページ以降を含めて写真は合計7枚
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SKE48末永桜花がチーム曲、新公演、ソロライブを語る に続く