2023年4月号
2023/04/12
AKB48小栗有以「グッドモーニング、眠れる獅子2」出演インタビュー
AKB48小栗有以さん(21)が、4月12日(水)からLemino、ひかりTVで配信がスタートするドラマ「グッドモーニング、眠れる獅子2」にヒロイン役で出演します。このドラマは「仮面ライダーアギト」から「仮面ライダージオウ」まで、ライダーのスーツアクターを務めた高岩成二さんが、前作に引き続き主演。高岩さん演じる九條和真は、小栗さん演じるヒロイン柚木朱音とキッチンカーを舞台に、物語が繰り広げられます。48Timesでは、小栗さんに今回の役を通して経験したことを聞きました。
ひかりTVオリジナルドラマ『グッドモーニング、眠れる獅子2』公式サイト
『グッドモーニング、眠れる獅子2』公式Twitter
――小栗さんは出演キャストについてどのぐらいご存じでしたか?
私はプリキュアは見ていましたけど、仮面ライダーはあまり見たことがなくて、スーツアクターという職業があることも知りませんでした。今回、初めてご一緒させていただくにあたって、仮面ライダーのスーツアクターを、私が生まれた2001年から2018年まで高岩さんがずっとやられていた方だと知って、すごい方なんだと思いました。
ケイン・コスギさんは知っていたのですが、海外でも活躍されていて、日本語がちょっとカタコトになるギャップがかわいらしかったです。
お二人ともアクションがすごくて、高岩さんは一点一点重みのあるアクションを、ケイン・コスギさんは軽快なアクションをされる方でした。高岩さんは仮面ライダーで、ケインさんはウルトラマンということで、ファンの方にとってはすごく熱い共演だったみたいです。
――仮面ライダーの賀集利樹さん、半田健人さん、ボウケンジャーの出合正幸さんも出演。30代以上のライダーファンはみんな知っている面々です
そうなんです! 今までだったら交わらなかった方が集まったのが、前作の「グッドモーニング、眠れる獅子」でした。そのようなドラマに、今回ヒロインとして出演するお話をいただいたときには、すごく光栄でした。
――小栗さん演じる朱音は「一流シェフを目指す料理人志願の少女」だそうですが、どんな女の子ですか?
借金を抱えたまま蒸発したお父さんのキッチンカーを受け継いで、一流シェフを目指すために、いい素材でいい料理を作って、装飾もきれいにして提供したいと、頑なな考え方を持っている女の子です。
量も少なめで値段も高く、お客さんが満足していないことに気づけずにいたとき、九條(高岩)と出会うんです。九條が作る「戦場メシ」を通して「料理は見た目や値段じゃない、気持ちが大事だ」と教えてもらい、料理人としても人間としても成長していく物語になっています。
――役の中では九條(高岩さん)のことを「おっさん」と何度も呼んでいました。どんな気持ちでお芝居を?
まず「おっさん」という言葉自体に抵抗がありました。もちろん「おっさん」なんて言ったことはないし、どう言ったらいいんだろうって…。(役の)朱音は、負けず嫌いな硬派な性格の子で、そんな子がどんな話し方で「おっさん」と言うのか想像ができませんでした。
私は9年前にアイドルになり、普通の学生時代を過ごすことが無かったので、学生役とか、ナチュラルなお芝居がいつも難しいと感じています。
明るかったりシリアスなときにも、何回も「おっさん」と言うことで、少しずつ自然な形で言えるようになりましたし、使い分けも私なりに考えられるようになりました。感覚的には、5種類ぐらいの「おっさん」が言えた気がします(笑)。
――お話し会でファンの方にも「おっさんと言って」と言われそうですね
ありそうですね。でも、たくさん言ったので、言えますよ(笑)。
――朱音は、集客のために試行錯誤を繰り返す中で、アイドルのような振る舞いをすることもありました
朱音は、男っ気があって気が強い子だから、朱音でいるときには強い気持ちで、普段より男っぽいしゃべり方を心がけていました。
チラシを受け取ってもらうために、人の目を引くようないろんな衣装を着ました。でも、なかなか受け取ってもらえなくて、それが本当にショックでした(苦笑い)。配る側の気持ちが分かったので、これからは街でティッシュを配られていたら、ちゃんともらおうと思いました(笑)。
そのときには、いろんなかわいい服を着たので、アイドルの自分が出ました。ファンの方に楽しんでいただける要素の1つなのかなと思います。
――完成した作品を見た感想を
アクションは、生で見るのもすごかったですけど、この制作チームが作る映像もすごかったです。炎も使いますし、アクションシーンの軽快なカメラの動きやカット割りも、今まで出演させていただいたドラマの系統とは違っていて、見ていても楽しかったです。
朱音が「料理は見た目じゃなく、気持ちが大事」と成長していくストーリーなんですが、その姿を見ていると、アイドルとして応援してくださるファンの方への感謝の気持ちと通じるものがあって、あらためて考えさせられました。
――坂本浩一監督から何かアドバイスは?
坂本さんは、以前の私のドラマ出演作を見てくださって、今回私(を起用)と思ってくださったみたいで、すごくうれしかったです。
坂本さん自体がすごく明るくておもしろい方で、シリアスなアクションシーンでも直前までは冗談を言ったり、場を和ませてくださって、みんなが笑っていました。現場の雰囲気がすごく良かったです。
お芝居については「ここはこういう気持ちかな?」という役のすり合わせはしました。基本的は「思うようにやっていいよ」というスタンスでいてくださったので、お芝居はしやすかったですし、楽しんでできました。
――4月12日に配信開始ということで、どんなところを楽しみにすればいいですか
朱音の負けず嫌いな性格は私と似ているけど、私は表に出さないタイプです。今回、強い女の子の役を務めたんですが、普段とは違う私を見ていただけると思うので、そこを楽しんでください。
朱音の料理の腕も成長し、人間力も変わっていく、内容的な部分も注目してほしいです。1作目とは違って、コメディ要素が強くなっているので、そういう部分もぜひ楽しんでいただきたいです。
あとはライダーファンの方だけに分かるような、隠れた演出があるので、私のファンの方はもちろん、いろんな方に楽しんでいただきたいなと思います。
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もしAKB48の “ゆいゆい” がキッチンカーを切り盛りするなら? に続く
【参考記事】
AKB48小栗有以がドラマ先行上映イベントで決めポーズ(Free News)
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――小栗さんは出演キャストについてどのぐらいご存じでしたか?
私はプリキュアは見ていましたけど、仮面ライダーはあまり見たことがなくて、スーツアクターという職業があることも知りませんでした。今回、初めてご一緒させていただくにあたって、仮面ライダーのスーツアクターを、私が生まれた2001年から2018年まで高岩さんがずっとやられていた方だと知って、すごい方なんだと思いました。
ケイン・コスギさんは知っていたのですが、海外でも活躍されていて、日本語がちょっとカタコトになるギャップがかわいらしかったです。
お二人ともアクションがすごくて、高岩さんは一点一点重みのあるアクションを、ケイン・コスギさんは軽快なアクションをされる方でした。高岩さんは仮面ライダーで、ケインさんはウルトラマンということで、ファンの方にとってはすごく熱い共演だったみたいです。
――仮面ライダーの賀集利樹さん、半田健人さん、ボウケンジャーの出合正幸さんも出演。30代以上のライダーファンはみんな知っている面々です
そうなんです! 今までだったら交わらなかった方が集まったのが、前作の「グッドモーニング、眠れる獅子」でした。そのようなドラマに、今回ヒロインとして出演するお話をいただいたときには、すごく光栄でした。
――小栗さん演じる朱音は「一流シェフを目指す料理人志願の少女」だそうですが、どんな女の子ですか?
借金を抱えたまま蒸発したお父さんのキッチンカーを受け継いで、一流シェフを目指すために、いい素材でいい料理を作って、装飾もきれいにして提供したいと、頑なな考え方を持っている女の子です。
量も少なめで値段も高く、お客さんが満足していないことに気づけずにいたとき、九條(高岩)と出会うんです。九條が作る「戦場メシ」を通して「料理は見た目や値段じゃない、気持ちが大事だ」と教えてもらい、料理人としても人間としても成長していく物語になっています。
5種類の「おっさん」が言えるように
――役の中では九條(高岩さん)のことを「おっさん」と何度も呼んでいました。どんな気持ちでお芝居を?
まず「おっさん」という言葉自体に抵抗がありました。もちろん「おっさん」なんて言ったことはないし、どう言ったらいいんだろうって…。(役の)朱音は、負けず嫌いな硬派な性格の子で、そんな子がどんな話し方で「おっさん」と言うのか想像ができませんでした。
私は9年前にアイドルになり、普通の学生時代を過ごすことが無かったので、学生役とか、ナチュラルなお芝居がいつも難しいと感じています。
明るかったりシリアスなときにも、何回も「おっさん」と言うことで、少しずつ自然な形で言えるようになりましたし、使い分けも私なりに考えられるようになりました。感覚的には、5種類ぐらいの「おっさん」が言えた気がします(笑)。
――お話し会でファンの方にも「おっさんと言って」と言われそうですね
ありそうですね。でも、たくさん言ったので、言えますよ(笑)。
――朱音は、集客のために試行錯誤を繰り返す中で、アイドルのような振る舞いをすることもありました
朱音は、男っ気があって気が強い子だから、朱音でいるときには強い気持ちで、普段より男っぽいしゃべり方を心がけていました。
チラシを受け取ってもらうために、人の目を引くようないろんな衣装を着ました。でも、なかなか受け取ってもらえなくて、それが本当にショックでした(苦笑い)。配る側の気持ちが分かったので、これからは街でティッシュを配られていたら、ちゃんともらおうと思いました(笑)。
そのときには、いろんなかわいい服を着たので、アイドルの自分が出ました。ファンの方に楽しんでいただける要素の1つなのかなと思います。
「○○は見た目じゃなく、気持ち」
――完成した作品を見た感想を
アクションは、生で見るのもすごかったですけど、この制作チームが作る映像もすごかったです。炎も使いますし、アクションシーンの軽快なカメラの動きやカット割りも、今まで出演させていただいたドラマの系統とは違っていて、見ていても楽しかったです。
朱音が「料理は見た目じゃなく、気持ちが大事」と成長していくストーリーなんですが、その姿を見ていると、アイドルとして応援してくださるファンの方への感謝の気持ちと通じるものがあって、あらためて考えさせられました。
――坂本浩一監督から何かアドバイスは?
坂本さんは、以前の私のドラマ出演作を見てくださって、今回私(を起用)と思ってくださったみたいで、すごくうれしかったです。
坂本さん自体がすごく明るくておもしろい方で、シリアスなアクションシーンでも直前までは冗談を言ったり、場を和ませてくださって、みんなが笑っていました。現場の雰囲気がすごく良かったです。
お芝居については「ここはこういう気持ちかな?」という役のすり合わせはしました。基本的は「思うようにやっていいよ」というスタンスでいてくださったので、お芝居はしやすかったですし、楽しんでできました。
――4月12日に配信開始ということで、どんなところを楽しみにすればいいですか
朱音の負けず嫌いな性格は私と似ているけど、私は表に出さないタイプです。今回、強い女の子の役を務めたんですが、普段とは違う私を見ていただけると思うので、そこを楽しんでください。
朱音の料理の腕も成長し、人間力も変わっていく、内容的な部分も注目してほしいです。1作目とは違って、コメディ要素が強くなっているので、そういう部分もぜひ楽しんでいただきたいです。
あとはライダーファンの方だけに分かるような、隠れた演出があるので、私のファンの方はもちろん、いろんな方に楽しんでいただきたいなと思います。
ひかりTVオリジナルドラマ『グッドモーニング、眠れる獅子2』公式サイト
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【参考記事】
AKB48小栗有以がドラマ先行上映イベントで決めポーズ(Free News)