2023年3月号
2023/03/25
NMB48坂田心咲「NMB13」初選抜記念ソロインタビュー 濃い1年を乗り越えて
NAMBAのホープが、48Timesのソロインタビューに登場です。3月8日に発売された4thアルバム「NMB13」の表題曲「Done」の選抜メンバーに初めて選ばれたチームN坂田心咲さん(みさき=17)。8期生として1年2カ月前にデビューしてから、次々とチャンスをものにしてステップアップ。この2023年は、いよいよNMB48の看板娘の1人になろうという勢いです。そんな坂田さんの今の心境などを、たっぷり語ってもらいました。
◆「NMB13」商品情報
4th Album 「NMB13」|ディスコグラフィー|NMB48公式サイト
――4thアルバム「NMB13」の表題曲「Done」の選抜メンバーに選ばれました。反響は?
やっぱりミュージックビデオ(MV)に映っていることを、ファンの皆さんが「うれしい」と言ってくださる声は、たくさん頂いています。アルバムのジャケット写真にも載っていることも、「1年前は加入したばっかりだったのに」って喜んでくださいました。
――坂田さん自身はどう受け止めていますか?
もちろん、初めてMVに出ることができてうれしいんですけど、自分で見る時は「ここはいい表情ができたな。でも、ここはもうちょっと良くできたよなぁ」とか、自己分析したり反省したりです(苦笑い)。もしも、次にまた選抜メンバーに入れたときには、さらに良くしたいので、何か学べないかという視点で、見ちゃっています。
――MV撮影時は緊張は?
緊張はしていたと思います。でも、今振り返ると「楽しかったぁー」って思いばかりです(笑)。
――ほかにもテレビ出演など、選抜メンバーとしての初めての仕事もありました
こういう風に取材していただくことが増えました! そして、こうやって気持ちを聞かれて、自分の中で整理して話していくうちに、初めて選抜に選んでいただいたことを実感するようになってきました。
もちろん、コンサートで前の方で踊らせていただいたり、テレビの音楽番組のお仕事だったりに参加することも、グループを代表できていることなので、とてもうれしいことです。
そういう喜びと同時に「これを1回で終わらせたくない」って気持ちが、どんどん増しています。
――テレビ出演の周囲の反応は?
お母さんは、録画して何回も繰り返し繰り返し見てくれています。そんなタイプじゃないと思っていたのに(笑)。
――さて、あらためてデビューからの1年ちょっとを振り返ると?
ひと言でいうと「濃い」です。それまでは、本当に普通の一般人の生活だったので、全く違う世界に変わりました。NMB48に加入してからは、本当に毎日が初体験の連続で、劇場のパフォーマンスしかり、ラジオ番組や雑誌の撮影しかり。自分の想像以上で「わけわからん1年」でした(笑)。
ときどき思い返すと、「こんなにいろんな経験をしてきたのに、まだ1年なんだぁ」って驚いたり、「あっという間の1年だった」って焦ったり。確実に言えるのは、それまでの私の16年の人生と同じかそれ以上に、中身の濃い1年でした。
――その1年の中でパンクしたことはなかったのですか?
ありました。1番大変だったのは、去年秋の4日連続の「12周年コンサート」(22年9月27~30日、グランキューブ大阪)でした。全5公演中4ステージの出演で、さすがに覚えることがいっぱいで、自分が自分じゃない感覚にまでなって、レッスン中に勝手に涙がポロポロ出ちゃったんです。
たくさん出演させていただけることはありがたいけれど、「私にはそんな能力はない」って限界を感じて、「ここだって天使はいる公演2022」公演(9月28日)のときには、次の日が来るのが怖くなって、「私、無理です。交代させてください」って、初めてスタッフさんに申し出たんです。
――そうしたら?
「もう少し頑張ってみよう」って説得されました。
――坂田さんの答えは?
完全に自信を無くしていて「しんどいです」って言いながら、心の片隅で「どうにかして全部出たい」とも思っていることに気付いたんです。「これを乗り越えたら、私は何かが変わるんじゃないか」って。
ほんのちっぽけだけど、その思いがあったから、最終的には、やりきれました。そして、その12周年コンサートを終えたら、本当に何か新しい景色が見えたんです。自分の限界が、もう1つ先まで伸びた感じでした。
――(この日の撮影カメラマン四元佳奈子が)私は、その9月の「ここ天」を見ましたが、坂田さんはものすごくダンスも上手で、輝いていました。そんな背景があったとは、思いもしませんでした。ダンスは昔から得意なのですか?
私はダンスじゃなくて、YOSAKOIをやっていたんです。
――だから、キレがある踊りでかっこいいのですね
ありがとうございます(照れ笑い)。たしかに、YOSAKOIの動きは、今も生きていますし、リズムを取れるのも、よさこいの経験のおかげだと思っています。
――その後の10月15日の東京・日比谷野外音楽堂での「12th Anniversary LIVE 〜This Is NMB48〜」では、坂田さんのパフォーマンスに、東京のマスコミが一様に「すごい新人が出てきた」と驚いていました
あの日比谷のときは、そのきつかった12周年コンサートを乗り切った後、1つ壁を乗り越えた直後で、すごく伸び伸びとやれました!
(写真3枚)
次ページ以降を含めて写真は合計6枚
(次ページからは有料会員限定記事となります)
NMB48坂田心咲 イチ推し曲は「青春のラップタイプ2023」 その心は? に続く
◆「NMB13」商品情報
4th Album 「NMB13」|ディスコグラフィー|NMB48公式サイト
1年前は加入したばっかりだったのに
――4thアルバム「NMB13」の表題曲「Done」の選抜メンバーに選ばれました。反響は?
やっぱりミュージックビデオ(MV)に映っていることを、ファンの皆さんが「うれしい」と言ってくださる声は、たくさん頂いています。アルバムのジャケット写真にも載っていることも、「1年前は加入したばっかりだったのに」って喜んでくださいました。
――坂田さん自身はどう受け止めていますか?
もちろん、初めてMVに出ることができてうれしいんですけど、自分で見る時は「ここはいい表情ができたな。でも、ここはもうちょっと良くできたよなぁ」とか、自己分析したり反省したりです(苦笑い)。もしも、次にまた選抜メンバーに入れたときには、さらに良くしたいので、何か学べないかという視点で、見ちゃっています。
――MV撮影時は緊張は?
緊張はしていたと思います。でも、今振り返ると「楽しかったぁー」って思いばかりです(笑)。
喜びとともにこれで終わらせたくない
――ほかにもテレビ出演など、選抜メンバーとしての初めての仕事もありました
こういう風に取材していただくことが増えました! そして、こうやって気持ちを聞かれて、自分の中で整理して話していくうちに、初めて選抜に選んでいただいたことを実感するようになってきました。
もちろん、コンサートで前の方で踊らせていただいたり、テレビの音楽番組のお仕事だったりに参加することも、グループを代表できていることなので、とてもうれしいことです。
そういう喜びと同時に「これを1回で終わらせたくない」って気持ちが、どんどん増しています。
――テレビ出演の周囲の反応は?
お母さんは、録画して何回も繰り返し繰り返し見てくれています。そんなタイプじゃないと思っていたのに(笑)。
わけわからん1年(笑)
――さて、あらためてデビューからの1年ちょっとを振り返ると?
ひと言でいうと「濃い」です。それまでは、本当に普通の一般人の生活だったので、全く違う世界に変わりました。NMB48に加入してからは、本当に毎日が初体験の連続で、劇場のパフォーマンスしかり、ラジオ番組や雑誌の撮影しかり。自分の想像以上で「わけわからん1年」でした(笑)。
ときどき思い返すと、「こんなにいろんな経験をしてきたのに、まだ1年なんだぁ」って驚いたり、「あっという間の1年だった」って焦ったり。確実に言えるのは、それまでの私の16年の人生と同じかそれ以上に、中身の濃い1年でした。
――その1年の中でパンクしたことはなかったのですか?
ありました。1番大変だったのは、去年秋の4日連続の「12周年コンサート」(22年9月27~30日、グランキューブ大阪)でした。全5公演中4ステージの出演で、さすがに覚えることがいっぱいで、自分が自分じゃない感覚にまでなって、レッスン中に勝手に涙がポロポロ出ちゃったんです。
たくさん出演させていただけることはありがたいけれど、「私にはそんな能力はない」って限界を感じて、「ここだって天使はいる公演2022」公演(9月28日)のときには、次の日が来るのが怖くなって、「私、無理です。交代させてください」って、初めてスタッフさんに申し出たんです。
――そうしたら?
「もう少し頑張ってみよう」って説得されました。
限界地が伸びた実感
――坂田さんの答えは?
完全に自信を無くしていて「しんどいです」って言いながら、心の片隅で「どうにかして全部出たい」とも思っていることに気付いたんです。「これを乗り越えたら、私は何かが変わるんじゃないか」って。
ほんのちっぽけだけど、その思いがあったから、最終的には、やりきれました。そして、その12周年コンサートを終えたら、本当に何か新しい景色が見えたんです。自分の限界が、もう1つ先まで伸びた感じでした。
――(この日の撮影カメラマン四元佳奈子が)私は、その9月の「ここ天」を見ましたが、坂田さんはものすごくダンスも上手で、輝いていました。そんな背景があったとは、思いもしませんでした。ダンスは昔から得意なのですか?
私はダンスじゃなくて、YOSAKOIをやっていたんです。
――だから、キレがある踊りでかっこいいのですね
ありがとうございます(照れ笑い)。たしかに、YOSAKOIの動きは、今も生きていますし、リズムを取れるのも、よさこいの経験のおかげだと思っています。
――その後の10月15日の東京・日比谷野外音楽堂での「12th Anniversary LIVE 〜This Is NMB48〜」では、坂田さんのパフォーマンスに、東京のマスコミが一様に「すごい新人が出てきた」と驚いていました
あの日比谷のときは、そのきつかった12周年コンサートを乗り切った後、1つ壁を乗り越えた直後で、すごく伸び伸びとやれました!
(写真3枚)
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NMB48坂田心咲 イチ推し曲は「青春のラップタイプ2023」 その心は? に続く