2022年12月号
2022/12/17
SKE48原優寧ソロインタビュー~ラストチャンスで合格し、いきなりセンターに
SKE48 11期研究生、原優寧さん(21)の単独インタビューが実現です。30thシングル「絶対インスピレーション」のカップリング曲「New Ager」のセンターに大抜擢されて、人気急上昇中のゆうねちゃんについて掘り下げます。18日の東京・中野サンプラザでの「SKE48超世代コンサート2022」への意気込みも聞きました。
――SKE48に加入した経緯を
小学生のとき、AKB48の板野友美さんを好きになって、それがきっかけでアイドル好きになりました。「アイドルはかわいくて、キラキラしてていいな」と、ずっと思っていました。でも、アイドルになりたくても受かるわけがないと思っていたから、中学・高校はオーディションを受けずにいました。
20歳になって、大学でそろそろ就職活動も始まる時期になり、「憧れだったアイドルのオーディションに挑戦してみてダメだったらきっぱりと諦めよう」と、最後のチャンスと思って受けました。
――家族には?
どうせ落ちると思って言いませんでした。書類審査が通って、2次審査で(福岡県から)名古屋に行くことになって、初めて家族に言いました。そのときにも「どうせ受からないから、いい経験になるから行っておいで」と送り出してくれました。
最終審査ではダンス審査があり、私は未経験だし受からないだろうと受けさせてもらったら、まさかの合格(笑)。親に大学に行かせてもらって、やっと自立して恩返しができるタイミングでアイドルになったら迷惑をかけることになるから、最初は辞退を申し出ました。
でも、親から「やりたいのならやりなさい」と背中を押してもらって、その辞退を取り消してSKE48に入りました。
――ダンス未経験でどんな試練が?
基礎レッスンから始まり、柔軟、ウォーキング、ステップを練習しました。11期はダンス経験者が多く、言われたらできる人が多かった中、私はアイドルステップすらできなくて、毎日ついていくのが必死でした。
私は勉強やスポーツも最初から上手にできなくて、毎日コツコツやることで人並みになっていくタイプでした。だから「いつか絶対にできるようになるはず」と信じて、焦らず毎日やっていくしかありませんでした。
――年下の同期に聞くのも勇気がいるかと
お披露目で「チャイムはLOVE SONG」をすることになって、そのときの振り入れで私がついていけてなく、ダンスの先生から「時間をあげるから自分たちでやりなさい」と言われました。
ほかの同期メンバーは振りが入っているのに、私だけができていませんでした。そのときに全員でカウントを取りながらやってくれて、やっと振りが頭に入ってきました。前よりもできるようになって、楽しいと思えるようになりました。
最初から違うから、人より何倍も練習するしかないんです。今も時間があればいつも自主練習をしています。
――そんな中、「New Ager」のセンターを任されました
最初は不安のほうが大きかったです。「何で私なんだろう? できるのかな? 大丈夫なのかな?」と。
コンサートや劇場公演の振り入れは何日も前からやって、何日も何日も練習して本番に備えるのですが、ミュージックビデオはその日に振り入れして撮影に入るので、覚えられない不安もありました。
ダンスの先生につきっきりで教えてもらって何とか頑張って覚えました。
――出来上がったMVでは柔らかな表情をしていました
緊張はしていたんですけど、明るい曲だし、ずっと笑顔でいることにしました。それしかできないので。
――MVの感想や反響はいかがでしたか
YouTubeに公開されたりシングルに収録されているのは不思議な感じでした。そういう出来事があるたびに自分自身が驚いています。
友だちからは「最初、一般人のただの女の子が混ざっていた感じだったけど、最近はアイドルらしくなってるね」って言われました。
家族はセンターになったからうれしいというよりも、「楽しくアイドル活動をしてるのがうれしい」と言ってくれています。
――センターで踊る気分は?
プレッシャーはあります。前に誰もいないし、不安は大きいですけど、その分やりがいはあります。できたときの喜びは大きい気がします。
――プライベートの原さんの性格は?
あまり変わらないです。友だちもSHOWROOMを見たときに「普段と変わらないね。離れ離れになった気がしない」って言われます(笑)。
――さて、12月18日に行われる「SKE48 超世代コンサート2022」のリハーサルのことを
チームKIIさんは新公演があったので、新公演初日が終わって合流するところです。
今までのライブでは、11期研究生は見せ場がそれほどたくさんあったわけじゃないです。でも、今回は出演させていただく機会が多くあります。先輩と一緒に練習することで、いろんなことを吸収してこの期間に少しずつ成長できていると思います。
――頼りになる先輩は?
皆さん頼りになります。立ち位置が近い先輩の誰もが教えてくれます。11月23日の私の誕生日にリハーサルがあって、そのときには(林)美澪さんや、中坂(美祐)さんからお菓子をいただいたり、先輩から「誕生日おめでとう」と言ってもらいました。
――見どころを紹介すると
11期生もそれぞれ、前に出させていただく場面があります。若手だけのライブということで、研究生ですがそれぞれの個性に合った曲を用意していただいたのでそこに注目してください。
また、ファンの方たちと一緒に楽しめるところがあったり、メンバー全員でかっこよくそろえる部分もあったりして、新しい面がいろいろと見られるはずです。
そして私個人としては、普段しないようなこともするので、そこに注目です。今までやったことのない難しい曲もありますが、そういうときには、私が違う動きをしていたら、(同期の)森本くるみちゃんが「教えようか?」って声をかけてくれています(笑)。
(写真2枚)
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SKE48原優寧ソロインタビュー「江籠さんは圧倒的天使です」 に続く
きっぱり諦めて就職活動をするつもりだった
――SKE48に加入した経緯を
小学生のとき、AKB48の板野友美さんを好きになって、それがきっかけでアイドル好きになりました。「アイドルはかわいくて、キラキラしてていいな」と、ずっと思っていました。でも、アイドルになりたくても受かるわけがないと思っていたから、中学・高校はオーディションを受けずにいました。
20歳になって、大学でそろそろ就職活動も始まる時期になり、「憧れだったアイドルのオーディションに挑戦してみてダメだったらきっぱりと諦めよう」と、最後のチャンスと思って受けました。
――家族には?
どうせ落ちると思って言いませんでした。書類審査が通って、2次審査で(福岡県から)名古屋に行くことになって、初めて家族に言いました。そのときにも「どうせ受からないから、いい経験になるから行っておいで」と送り出してくれました。
最終審査ではダンス審査があり、私は未経験だし受からないだろうと受けさせてもらったら、まさかの合格(笑)。親に大学に行かせてもらって、やっと自立して恩返しができるタイミングでアイドルになったら迷惑をかけることになるから、最初は辞退を申し出ました。
でも、親から「やりたいのならやりなさい」と背中を押してもらって、その辞退を取り消してSKE48に入りました。
――ダンス未経験でどんな試練が?
基礎レッスンから始まり、柔軟、ウォーキング、ステップを練習しました。11期はダンス経験者が多く、言われたらできる人が多かった中、私はアイドルステップすらできなくて、毎日ついていくのが必死でした。
私は勉強やスポーツも最初から上手にできなくて、毎日コツコツやることで人並みになっていくタイプでした。だから「いつか絶対にできるようになるはず」と信じて、焦らず毎日やっていくしかありませんでした。
――年下の同期に聞くのも勇気がいるかと
お披露目で「チャイムはLOVE SONG」をすることになって、そのときの振り入れで私がついていけてなく、ダンスの先生から「時間をあげるから自分たちでやりなさい」と言われました。
ほかの同期メンバーは振りが入っているのに、私だけができていませんでした。そのときに全員でカウントを取りながらやってくれて、やっと振りが頭に入ってきました。前よりもできるようになって、楽しいと思えるようになりました。
最初から違うから、人より何倍も練習するしかないんです。今も時間があればいつも自主練習をしています。
「何で私がセンターなのだろう?」
――そんな中、「New Ager」のセンターを任されました
最初は不安のほうが大きかったです。「何で私なんだろう? できるのかな? 大丈夫なのかな?」と。
コンサートや劇場公演の振り入れは何日も前からやって、何日も何日も練習して本番に備えるのですが、ミュージックビデオはその日に振り入れして撮影に入るので、覚えられない不安もありました。
ダンスの先生につきっきりで教えてもらって何とか頑張って覚えました。
――出来上がったMVでは柔らかな表情をしていました
緊張はしていたんですけど、明るい曲だし、ずっと笑顔でいることにしました。それしかできないので。
――MVの感想や反響はいかがでしたか
YouTubeに公開されたりシングルに収録されているのは不思議な感じでした。そういう出来事があるたびに自分自身が驚いています。
友だちからは「最初、一般人のただの女の子が混ざっていた感じだったけど、最近はアイドルらしくなってるね」って言われました。
家族はセンターになったからうれしいというよりも、「楽しくアイドル活動をしてるのがうれしい」と言ってくれています。
――センターで踊る気分は?
プレッシャーはあります。前に誰もいないし、不安は大きいですけど、その分やりがいはあります。できたときの喜びは大きい気がします。
――プライベートの原さんの性格は?
あまり変わらないです。友だちもSHOWROOMを見たときに「普段と変わらないね。離れ離れになった気がしない」って言われます(笑)。
超世代コンサートの見どころは?
――さて、12月18日に行われる「SKE48 超世代コンサート2022」のリハーサルのことを
チームKIIさんは新公演があったので、新公演初日が終わって合流するところです。
今までのライブでは、11期研究生は見せ場がそれほどたくさんあったわけじゃないです。でも、今回は出演させていただく機会が多くあります。先輩と一緒に練習することで、いろんなことを吸収してこの期間に少しずつ成長できていると思います。
――頼りになる先輩は?
皆さん頼りになります。立ち位置が近い先輩の誰もが教えてくれます。11月23日の私の誕生日にリハーサルがあって、そのときには(林)美澪さんや、中坂(美祐)さんからお菓子をいただいたり、先輩から「誕生日おめでとう」と言ってもらいました。
――見どころを紹介すると
11期生もそれぞれ、前に出させていただく場面があります。若手だけのライブということで、研究生ですがそれぞれの個性に合った曲を用意していただいたのでそこに注目してください。
また、ファンの方たちと一緒に楽しめるところがあったり、メンバー全員でかっこよくそろえる部分もあったりして、新しい面がいろいろと見られるはずです。
そして私個人としては、普段しないようなこともするので、そこに注目です。今までやったことのない難しい曲もありますが、そういうときには、私が違う動きをしていたら、(同期の)森本くるみちゃんが「教えようか?」って声をかけてくれています(笑)。
(写真2枚)
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