2022年7月号
2022/07/08
AKB48岡部麟が名作ミュージカル「ピーター・パン」ウェンディ役初挑戦ソロインタビュー
世界中で愛され続けるブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』。1981年の新宿コマ劇場で榊原郁恵さんが初代を演じて以来、42年目の公演を迎えます。その『ピーター・パン』に、AKB48チーム8茨城県代表の岡部麟さん(25)が初出演。
ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』 | 【公式】ホリプロステージ
6月23日には、メディア向け製作発表記者会見が都内で行われ、ピーター・パン役の吉柳咲良さんとウェンディ役の岡部さんが、2人で「ネバーランド」と「飛んでる」を披露しました。
Forty-Eight Timesでは、岡部さんに、今作への意気込みや役作り、衣装や髪型の見どころ、さらには、準レギュラーになった情報番組「アッコにおまかせ!」の裏話や、新チームAやチーム8のことまで、たくさん話を聞きました。
――出演が決まったときは?
本当にうれしかったです! 過去に、たくさんAKB48のOGの方々(河西智美、片山陽加、佐藤すみれ、仁藤萌乃)が、ウェンディ役を演じていました。私も頑張ろうと思いました。今までに出演してきた舞台は、自分が1から作りあげていく役でしたが、今回は何度も再演されてきた作品なので、どういう役かはイメージがしやすかったです。過去の方々の良いところを取り入れたり、越えたりができると思います。
――ウェンディの見どころは?
一番の見どころは、成長していくところです。ピーターは、最初から最後まで子供のまま歳を取りません。ウェンディは、ピーターやフック船長と出会ったり、ネバーランドに行くことによって大人になっていきます。成長していくところは、私の演じる技量を見られるところなので、力を入れて頑張っています!
今まで、自分が出てきた作品は、ストーリーが暗かったり、本来の岡部麟とはかけ離れたクールな役が多かったんです。ウェンディでは、ファンのみんなが見たかったかわいい岡部麟を見せることができますので、ぜひ楽しみにして見てください!
――岡部さんらしさが出ていると
AKB48に加入したときから、自分の声は高すぎるなと、ちょっとコンプレックスでした。もっと大人っぽく低い声が出せればと思っていました。以前に演じた「マジムリ学園」のヌル様役でも、もっと低い声が出せればカッコいいのになぁと思っていました。
でも、今回のウェンディ役は、自分の持っている高い声がようやく生かせそうなので、自信をもって挑みます。
――役作りのために工夫していることは?
ウェンディをこう見せたいというところに、自分の良さを生かせているので、頑張りすぎなくてもウェンディに近づくことができています。ありのままで演じることができています。
――苦労している点は?
今まで舞台で演じてきた役は大人の役でした。でも、今回は子供。子供は、何をしているときも動き回っています。今までの舞台よりも、動作の量の差が全然違います(笑)。自分の想定以上に体力を奪われていて、そこが大変です(笑)。スタッフさんの「もう1回いきます!」がつらいですね(笑)。えーっ、またやるのかって(笑)。
――今まで演じてきた役と比べて
「マジムリ学園」でのヌル様、「ネオンキッズ」でのミユキとは、怒り方が一番違いますね。そもそも、ウェンディは怒ることがほとんどないですし、かわいく怒らなきゃいけないんです。ヌル様は、何もしていないときには腕組みして、怖い顔をして、睨(にら)んでいれば役として成立していました(笑)。
ウェンディは常に動いて、走り回って、子供と遊んだりしてないといけません。そこが一番違いますね。カロリーもすごく消費しています(笑)。演じている役の年齢が違うと、その空間での、存在の仕方、見せ方が違ってくるんだと勉強になっています。
――髪型の見どころは?
実は、このウィッグをつけるために髪の毛をばっさり切ったんですよ!
今までの毛量だと、ウィッグをつけたときにボリュームがありすぎて、頭が大きく見えすぎちゃったんです。
そこで、ヘアメイクさんにも「毛量を減らした方が頭の形も小さく見えてかわいく見えるよ」とアドバイスをいただいて、本当はずっとロングでいたかったし、ファンの方もロングヘアが好きなことを知っていたので、すごく悩みました。
でも、多くの方に愛されている歴史と伝統のある『ピーター・パン』なので、「私もわがままなんて言ってられないな、ばっさりと髪を切ってウェンディに挑もう!」って決断しました。だから、このウィッグは大切です! そういう思いが詰まっていますので、ぜひ注目してください!
(写真2枚)
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AKB48岡部麟、アッコさんへムチャぶり!? に続く
ブロードウェイミュージカル『ピーター・パン』 | 【公式】ホリプロステージ
6月23日には、メディア向け製作発表記者会見が都内で行われ、ピーター・パン役の吉柳咲良さんとウェンディ役の岡部さんが、2人で「ネバーランド」と「飛んでる」を披露しました。
Forty-Eight Timesでは、岡部さんに、今作への意気込みや役作り、衣装や髪型の見どころ、さらには、準レギュラーになった情報番組「アッコにおまかせ!」の裏話や、新チームAやチーム8のことまで、たくさん話を聞きました。
歴代AKBメンバーが演じたウェンディ
――出演が決まったときは?
本当にうれしかったです! 過去に、たくさんAKB48のOGの方々(河西智美、片山陽加、佐藤すみれ、仁藤萌乃)が、ウェンディ役を演じていました。私も頑張ろうと思いました。今までに出演してきた舞台は、自分が1から作りあげていく役でしたが、今回は何度も再演されてきた作品なので、どういう役かはイメージがしやすかったです。過去の方々の良いところを取り入れたり、越えたりができると思います。
――ウェンディの見どころは?
一番の見どころは、成長していくところです。ピーターは、最初から最後まで子供のまま歳を取りません。ウェンディは、ピーターやフック船長と出会ったり、ネバーランドに行くことによって大人になっていきます。成長していくところは、私の演じる技量を見られるところなので、力を入れて頑張っています!
今まで、自分が出てきた作品は、ストーリーが暗かったり、本来の岡部麟とはかけ離れたクールな役が多かったんです。ウェンディでは、ファンのみんなが見たかったかわいい岡部麟を見せることができますので、ぜひ楽しみにして見てください!
コンプレックスを生かせるハマリ役へ
――岡部さんらしさが出ていると
AKB48に加入したときから、自分の声は高すぎるなと、ちょっとコンプレックスでした。もっと大人っぽく低い声が出せればと思っていました。以前に演じた「マジムリ学園」のヌル様役でも、もっと低い声が出せればカッコいいのになぁと思っていました。
でも、今回のウェンディ役は、自分の持っている高い声がようやく生かせそうなので、自信をもって挑みます。
――役作りのために工夫していることは?
ウェンディをこう見せたいというところに、自分の良さを生かせているので、頑張りすぎなくてもウェンディに近づくことができています。ありのままで演じることができています。
――苦労している点は?
今まで舞台で演じてきた役は大人の役でした。でも、今回は子供。子供は、何をしているときも動き回っています。今までの舞台よりも、動作の量の差が全然違います(笑)。自分の想定以上に体力を奪われていて、そこが大変です(笑)。スタッフさんの「もう1回いきます!」がつらいですね(笑)。えーっ、またやるのかって(笑)。
――今まで演じてきた役と比べて
「マジムリ学園」でのヌル様、「ネオンキッズ」でのミユキとは、怒り方が一番違いますね。そもそも、ウェンディは怒ることがほとんどないですし、かわいく怒らなきゃいけないんです。ヌル様は、何もしていないときには腕組みして、怖い顔をして、睨(にら)んでいれば役として成立していました(笑)。
ウェンディは常に動いて、走り回って、子供と遊んだりしてないといけません。そこが一番違いますね。カロリーもすごく消費しています(笑)。演じている役の年齢が違うと、その空間での、存在の仕方、見せ方が違ってくるんだと勉強になっています。
役作りのために髪をバッサリ
――髪型の見どころは?
実は、このウィッグをつけるために髪の毛をばっさり切ったんですよ!
今までの毛量だと、ウィッグをつけたときにボリュームがありすぎて、頭が大きく見えすぎちゃったんです。
そこで、ヘアメイクさんにも「毛量を減らした方が頭の形も小さく見えてかわいく見えるよ」とアドバイスをいただいて、本当はずっとロングでいたかったし、ファンの方もロングヘアが好きなことを知っていたので、すごく悩みました。
でも、多くの方に愛されている歴史と伝統のある『ピーター・パン』なので、「私もわがままなんて言ってられないな、ばっさりと髪を切ってウェンディに挑もう!」って決断しました。だから、このウィッグは大切です! そういう思いが詰まっていますので、ぜひ注目してください!
(写真2枚)
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AKB48岡部麟、アッコさんへムチャぶり!? に続く