2022年4月号
2022/04/12
史上初のトライアングルセンターって何? STU48瀧野由美子&石田千穂&中村舞センター座談会
4月13日発売のSTU48 8thシングル「花は誰のもの?」で、48グループ史上初の「トライアングルセンター」が実現します。瀧野由美子さん(24)、石田千穂さん(20)というセンター経験者2人に加えて、初センターの中村舞さん(23)の3人が集結。2月のセンター発表時からミュージックビデオ(MV)撮影の裏話、お互いのことについてまで、じっくり語り合ってもらいました。
――史上初のトライアングルセンターです
瀧野 トリプルでもなくトライアングル。最初は私たち意味が分からなかったです。私が呼ばれて、ちほちゃんも、あっダブルセンターかな? えっ、舞Q(まいきゅう)も呼ばれた! って感じで、その日はよく理解できてなかったです(笑)。
石田 私も同じ感じで訳が分からなかったですね(笑)。3人センターだと、奇数だから誰か1人が真ん中に立つと思っていたら、いろいろチェンジするって聞いて、びっくりしました。ジャケット撮影、MV撮影とシングルのお仕事をしていくうちに、どんなものか分かってきました。音楽番組や披露するコンサートによって、センターが変わるって新しい形ですよね。素敵なことになる気がしています。
中村 私も最初は、何が何だか分からなかったのですが、とにかく私にとっては初めてのセンター。すごくうれしくて、同時にお二人がいる心強さもありました。
――親友の沖侑果さんにお祝いメッセージをもらったら「センター無理(汗)」って返信されたとか
中村 沖ちゃん、そんなことも明かしているんですか(笑)。発表後に、すぐに「おめでとう。やったじゃん!」ってメッセージをくれたんです。テンパっていた私は、たしかに「ヤバイ無理(汗)」って返してました(笑)。しばらくは実感が無かったのですが、MV撮影をして、センター3人でのお仕事が増えてきたことで、「私もトライアングルの1人なんだ」って自覚が芽生えてきて、より頑張ろうとなってきました。
――30分ものドラマ仕立てのMV。中学時代は一緒に合唱部だった3人が、高校入学時に、突然、由美子だけが「写真部に入る」と決心して、2人との友情に亀裂が入るというシリアスな展開です
瀧野 私は、難聴の病を隠している役柄です。実際の私も、体調を崩したときも人に見せたくない、言わないタイプなので、「理由を話すタイミングを逃した」という役の心境はよく分かりました。やりたいことがやれない気持ちは、共感できました。
――芝居については?
瀧野 演技に興味はあるのですが、今まで経験も少なくて、本格的に学ぶ機会がなかったので、不安がいっぱいで手探りでの撮影でした。ただ、メンバー同士の芝居だったので、少しは気が楽というか、素の部分が出せました。あとは、監督さんにいろいろ質問をしたり、対談もさせていただいて学ばせてもらったので、この作品が、今後の私の芝居の「原点」になったらいいなと思っています。
石田 私も映像でのお芝居は初めてでした。監督さんからは、「石田さんの演じる役は、思ったことをあまり口に出さずに表情で表す子だから」と言われて、どう演じるか悩んで苦戦しました。特に表情の変化を意識したのですが、難しかったです。でも、それも含めて、楽しい経験でした。
――中村さんはセリフも多かった
中村 私も演技が未経験で、しかも、感情を出すタイプの役だったので、怒るシーンはすごく難しかったです。メンバーに怒ることなんてめったにないので、結構難しかったです。
――かなりの迫力で「由美子!」と迫っていました
中村 作り過ぎないように、普段の人が怒る感じでと心掛けたのですが、出来はどうだったんでしょう(苦笑い)。
――瀧野さんは、後輩の中村さんに怒鳴られていました
瀧野 実は、日常会話で、敬語とさんづけをされても、そもそも舞Qたちドラフト3期生のことを後輩な感じでは見ていなかったんですね。だから、同級生役にも違和感は無かったです。ただ「ゆみこ呼び」だけは新鮮でしたね(笑)。
石田 舞ちゃんが怒鳴っているところなんて見たこと無かったから、本番中も横で見ていて「うわー、舞ちゃんが怒鳴ってる~、レアな現場だなぁ~」って思ってました(笑)。
中村 千穂さんは「泣くシーンで実際に泣けるかなぁ」って心配されてましたけど、途中からボロボロとガチ泣きされていって、私も「すごいなー」って思って見てましたよ!
石田 最初の方は、全然泣けなくって大変でした。泣けたのは、スイッチが入ったのかも…しれない(苦笑い)。
瀧野 芝居でも、いつもの千穂ちゃんだったよ。朝の「おはよう」ってシーンも、自然な感じだった。
石田 私は、別のお仕事の都合で、撮影当日まで2人と一緒に本読みができていなかったから、不安だったんだけど、現場では普段の雰囲気が出てたので、緊張が解けました。
――芝居をする上で、誰かを参考にしましたか?
石田 私は、今村美月ちゃんです。合唱部が本番に出られなくなったシーンで、部長のみちゅが泣くシーンがありますよね。あそこでは、何回撮影してもボロボロ泣けていたんです。「何でこんなに涙が出せるんだろう」って、驚いて見ていました。
中村 私は「沖ちゃんがうまいな~」と。合唱部のシーンで、みちゅさんとセリフに被りかけるぐらいの絶妙なタイミングで言うところとか、「自然体の演技が上手だなぁ」って感心してました。
瀧野 私は、写真部で一緒の撮影シーンが多かった甲斐心愛がいいと思いました。広島のテレビでの主演ドラマも経験済みで、今回は後輩の高雄さやかちゃんに教えていたりと、頼もしかったです。
(写真5枚)
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岡田奈々無し新生STU48第一歩シングル「花は誰のもの?」発売記念 瀧野由美子&石田千穂&中村舞センター座談会 に続く
誰もが初めてトライアングルセンター
――史上初のトライアングルセンターです
瀧野 トリプルでもなくトライアングル。最初は私たち意味が分からなかったです。私が呼ばれて、ちほちゃんも、あっダブルセンターかな? えっ、舞Q(まいきゅう)も呼ばれた! って感じで、その日はよく理解できてなかったです(笑)。
石田 私も同じ感じで訳が分からなかったですね(笑)。3人センターだと、奇数だから誰か1人が真ん中に立つと思っていたら、いろいろチェンジするって聞いて、びっくりしました。ジャケット撮影、MV撮影とシングルのお仕事をしていくうちに、どんなものか分かってきました。音楽番組や披露するコンサートによって、センターが変わるって新しい形ですよね。素敵なことになる気がしています。
中村 私も最初は、何が何だか分からなかったのですが、とにかく私にとっては初めてのセンター。すごくうれしくて、同時にお二人がいる心強さもありました。
――親友の沖侑果さんにお祝いメッセージをもらったら「センター無理(汗)」って返信されたとか
中村 沖ちゃん、そんなことも明かしているんですか(笑)。発表後に、すぐに「おめでとう。やったじゃん!」ってメッセージをくれたんです。テンパっていた私は、たしかに「ヤバイ無理(汗)」って返してました(笑)。しばらくは実感が無かったのですが、MV撮影をして、センター3人でのお仕事が増えてきたことで、「私もトライアングルの1人なんだ」って自覚が芽生えてきて、より頑張ろうとなってきました。
異例の全編芝居の振り無しMV
――30分ものドラマ仕立てのMV。中学時代は一緒に合唱部だった3人が、高校入学時に、突然、由美子だけが「写真部に入る」と決心して、2人との友情に亀裂が入るというシリアスな展開です
瀧野 私は、難聴の病を隠している役柄です。実際の私も、体調を崩したときも人に見せたくない、言わないタイプなので、「理由を話すタイミングを逃した」という役の心境はよく分かりました。やりたいことがやれない気持ちは、共感できました。
――芝居については?
瀧野 演技に興味はあるのですが、今まで経験も少なくて、本格的に学ぶ機会がなかったので、不安がいっぱいで手探りでの撮影でした。ただ、メンバー同士の芝居だったので、少しは気が楽というか、素の部分が出せました。あとは、監督さんにいろいろ質問をしたり、対談もさせていただいて学ばせてもらったので、この作品が、今後の私の芝居の「原点」になったらいいなと思っています。
石田 私も映像でのお芝居は初めてでした。監督さんからは、「石田さんの演じる役は、思ったことをあまり口に出さずに表情で表す子だから」と言われて、どう演じるか悩んで苦戦しました。特に表情の変化を意識したのですが、難しかったです。でも、それも含めて、楽しい経験でした。
舞Qがゆみりん呼び捨て
――中村さんはセリフも多かった
中村 私も演技が未経験で、しかも、感情を出すタイプの役だったので、怒るシーンはすごく難しかったです。メンバーに怒ることなんてめったにないので、結構難しかったです。
――かなりの迫力で「由美子!」と迫っていました
中村 作り過ぎないように、普段の人が怒る感じでと心掛けたのですが、出来はどうだったんでしょう(苦笑い)。
――瀧野さんは、後輩の中村さんに怒鳴られていました
瀧野 実は、日常会話で、敬語とさんづけをされても、そもそも舞Qたちドラフト3期生のことを後輩な感じでは見ていなかったんですね。だから、同級生役にも違和感は無かったです。ただ「ゆみこ呼び」だけは新鮮でしたね(笑)。
石田 舞ちゃんが怒鳴っているところなんて見たこと無かったから、本番中も横で見ていて「うわー、舞ちゃんが怒鳴ってる~、レアな現場だなぁ~」って思ってました(笑)。
中村 千穂さんは「泣くシーンで実際に泣けるかなぁ」って心配されてましたけど、途中からボロボロとガチ泣きされていって、私も「すごいなー」って思って見てましたよ!
石田 最初の方は、全然泣けなくって大変でした。泣けたのは、スイッチが入ったのかも…しれない(苦笑い)。
瀧野 芝居でも、いつもの千穂ちゃんだったよ。朝の「おはよう」ってシーンも、自然な感じだった。
石田 私は、別のお仕事の都合で、撮影当日まで2人と一緒に本読みができていなかったから、不安だったんだけど、現場では普段の雰囲気が出てたので、緊張が解けました。
泣き虫みちゅは芝居or素?
――芝居をする上で、誰かを参考にしましたか?
石田 私は、今村美月ちゃんです。合唱部が本番に出られなくなったシーンで、部長のみちゅが泣くシーンがありますよね。あそこでは、何回撮影してもボロボロ泣けていたんです。「何でこんなに涙が出せるんだろう」って、驚いて見ていました。
中村 私は「沖ちゃんがうまいな~」と。合唱部のシーンで、みちゅさんとセリフに被りかけるぐらいの絶妙なタイミングで言うところとか、「自然体の演技が上手だなぁ」って感心してました。
瀧野 私は、写真部で一緒の撮影シーンが多かった甲斐心愛がいいと思いました。広島のテレビでの主演ドラマも経験済みで、今回は後輩の高雄さやかちゃんに教えていたりと、頼もしかったです。
(写真5枚)
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岡田奈々無し新生STU48第一歩シングル「花は誰のもの?」発売記念 瀧野由美子&石田千穂&中村舞センター座談会 に続く