2021年8月号
2021/08/05
STU48尾崎世里花ソロインタビュー「STU48 2期研究生 夏の瀬戸内ツアー~昇格への道~」を語る(1) ツアー初日に何度も涙した訳
STU48の夏のツアーが7月17日から幕を開けました。2期研究生組は、9月12日の広島サンプラザホールの客席を満員に埋めたら、全員昇格が約束されています。その大願に向けて、自分たちの魅力を知らしめるためにも、全力投球するのが「STU48 2期研究生 夏の瀬戸内ツアー~昇格への道~」です。初日の山口・RISING HALLを終えたところで、2期研究生を代表して尾崎世里花さん(23)に話を聞きました。
――ついにツアーが始まりました
私自身は、公演やライブの初日に出演するのが初めてでした。「僕の太陽」公演は、初日メンバーではなかったんです。もともとアイドルのオーディションも6年くらい受け続けて、落ちまくっていましたし、初日にも選ばれなくて「自分はアイドルに向いてないんじゃないかな」って悩んだほどでした。
だから、「次こそは初日メンバーに!」ってのが目標でした。今回も、より一層全力を出し尽くそうと、毎日4時間くらいは自主練をしていました。レッスンの後にランニングをしたりして、最高のコンディションで臨めるように準備をして挑みました!
――2期研究生の仲も今まで以上に良くなっている感じですね
メンバー同士の自主練では、難しい振りを教え合ったりしていました。とても良い雰囲気になっています。
私はもともとダンスは得意ではなかったんですが、すごく予習をしてくる田中美帆ちゃんや川又あん奈ちゃんを見習って、今回は2カ月前から、コツコツと自主練してきました。自分でも成長が実感できています。
メンバーにも今までは「教えて」って頼まれることなんてなかったのに、最近は聞かれる機会も増えました。手ごたえが感じられていて、うれしいです!
――迎えた初日はどうでしたか?
達成感と、一方では自主練の成果が出せなかったという悔しさもいっぱいでした。たくさん練習したからこその悔しさで、昼の部が終わった後は1人で泣いてました(苦笑い)。
夜の部も、ライブのところどころで涙が。とにかく涙腺が緩み過ぎて、ちょっとしたことで刺激されて流し続けてました(苦笑い)。
――感情が高ぶったのですね
ツアー全てに出演できるわけではないので、今、目の前にいるファンの皆さんに、「いかに私のことを気になってもらうか」が課題で、とにかく全力で、汗をかいて頑張りました。
――長崎からご家族は?
母と祖母が、自力でチケットに応募して当選して、長崎から車で山口まで来てくれました。
私は、48グループのドラフト1期生からオーディションを受け続けてきました。オーディションを受けている期間、私はずっと実家暮らしで、家族にもいろいろと迷惑をかけていました。
学校も休みがちになったり、仕事をしていた時期もあったけど、どうしてもアイドルになりたかったので、悩む日々でした。思えば、家族にもすごく心配をかけちゃっていました。
だから、今回、家族にも初めてステージに立つ私の姿を見せることができて、ようやく親孝行ができました! 2人の顔を見つけたら、もう1曲目から涙が出て来ちゃいました。本当に幸せな瞬間でした。
母は、今まで私のステージを映像でも見たことがなかったので、本当に記念日でした。
――おばあちゃんは?
客席の端っこで、ずっとニコニコしながら拍手して見ていてくれました。終わってからも「世里花ちゃんが孫で良かったよ。まだまだツアー続くけど、体調気をつけて頑張ってね」ってLINEをくれました(笑)。もっともっと頑張らないとと、さらに気が引き締まる瞬間でした。
おばあちゃんは佐賀に住むので、いつかは佐賀のテレビでも見てもらえるように、私がSTU48と一緒に成長していかなきゃいけないって思っています。
3日に1回は、様子を気にかけてLINEを送ってくれるぐらいなので、もっともっと恩返ししたいんです。長崎や佐賀でもお仕事ができるようになりたいんです。
――さて、それだけ万感の思いだった今ツアーのセットリストについて教えてください
①は2期研究生も全員選抜の曲です。田村菜月ちゃんの活動辞退が決まっていて、レッスンのときから、歌詞の「いつの日か、このことを思い出すだろう」を歌うたびに、感情が高ぶってしまっていたぐらい。思いのこもった出だしです。
②はお披露目公演で披露した曲。あれから成長した私たちの姿を見てほしい気持ちで歌っています。オープニング衣装は、先輩方がデビュー当時に陸上公演で着ていたもの。STU48の初期からのファンの方々にはエモさ、懐かしさを感じてもらえるかなって。私はゆみりんさん(瀧野由美子)の衣装でした! 山口県でのライブだったので、自己紹介MCでも「エネルギーチャージして頑張ります!」と、ゆみりんさんのを使わせてもらいました(笑)。
④は課外活動ユニット「Pin MiKER!」でも披露していました。私は、もともとHKT48ファンだったので、客席でずっと見ていた曲を、自分がステージで披露することに「アイドルになったんだな!」って実感しました。「Pin MiKER!」でも、率先して他のメンバーに振りを教えていたほど大好きです。オープニングの5曲では、「研究生のがむしゃら感」を見せたい思いがあります。
(写真11枚)
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(2)ずっと思い出に残る夏にします! に続く
初の初日出演メンバー
――ついにツアーが始まりました
私自身は、公演やライブの初日に出演するのが初めてでした。「僕の太陽」公演は、初日メンバーではなかったんです。もともとアイドルのオーディションも6年くらい受け続けて、落ちまくっていましたし、初日にも選ばれなくて「自分はアイドルに向いてないんじゃないかな」って悩んだほどでした。
だから、「次こそは初日メンバーに!」ってのが目標でした。今回も、より一層全力を出し尽くそうと、毎日4時間くらいは自主練をしていました。レッスンの後にランニングをしたりして、最高のコンディションで臨めるように準備をして挑みました!
――2期研究生の仲も今まで以上に良くなっている感じですね
メンバー同士の自主練では、難しい振りを教え合ったりしていました。とても良い雰囲気になっています。
私はもともとダンスは得意ではなかったんですが、すごく予習をしてくる田中美帆ちゃんや川又あん奈ちゃんを見習って、今回は2カ月前から、コツコツと自主練してきました。自分でも成長が実感できています。
メンバーにも今までは「教えて」って頼まれることなんてなかったのに、最近は聞かれる機会も増えました。手ごたえが感じられていて、うれしいです!
――迎えた初日はどうでしたか?
達成感と、一方では自主練の成果が出せなかったという悔しさもいっぱいでした。たくさん練習したからこその悔しさで、昼の部が終わった後は1人で泣いてました(苦笑い)。
夜の部も、ライブのところどころで涙が。とにかく涙腺が緩み過ぎて、ちょっとしたことで刺激されて流し続けてました(苦笑い)。
――感情が高ぶったのですね
ツアー全てに出演できるわけではないので、今、目の前にいるファンの皆さんに、「いかに私のことを気になってもらうか」が課題で、とにかく全力で、汗をかいて頑張りました。
母と祖母への初の晴れ姿
――長崎からご家族は?
母と祖母が、自力でチケットに応募して当選して、長崎から車で山口まで来てくれました。
私は、48グループのドラフト1期生からオーディションを受け続けてきました。オーディションを受けている期間、私はずっと実家暮らしで、家族にもいろいろと迷惑をかけていました。
学校も休みがちになったり、仕事をしていた時期もあったけど、どうしてもアイドルになりたかったので、悩む日々でした。思えば、家族にもすごく心配をかけちゃっていました。
だから、今回、家族にも初めてステージに立つ私の姿を見せることができて、ようやく親孝行ができました! 2人の顔を見つけたら、もう1曲目から涙が出て来ちゃいました。本当に幸せな瞬間でした。
母は、今まで私のステージを映像でも見たことがなかったので、本当に記念日でした。
――おばあちゃんは?
客席の端っこで、ずっとニコニコしながら拍手して見ていてくれました。終わってからも「世里花ちゃんが孫で良かったよ。まだまだツアー続くけど、体調気をつけて頑張ってね」ってLINEをくれました(笑)。もっともっと頑張らないとと、さらに気が引き締まる瞬間でした。
おばあちゃんは佐賀に住むので、いつかは佐賀のテレビでも見てもらえるように、私がSTU48と一緒に成長していかなきゃいけないって思っています。
3日に1回は、様子を気にかけてLINEを送ってくれるぐらいなので、もっともっと恩返ししたいんです。長崎や佐賀でもお仕事ができるようになりたいんです。
①思い出せる恋をしよう
②少女たちよ
③オーマイガー!
④12秒
⑤手をつなぎながら
――さて、それだけ万感の思いだった今ツアーのセットリストについて教えてください
①は2期研究生も全員選抜の曲です。田村菜月ちゃんの活動辞退が決まっていて、レッスンのときから、歌詞の「いつの日か、このことを思い出すだろう」を歌うたびに、感情が高ぶってしまっていたぐらい。思いのこもった出だしです。
②はお披露目公演で披露した曲。あれから成長した私たちの姿を見てほしい気持ちで歌っています。オープニング衣装は、先輩方がデビュー当時に陸上公演で着ていたもの。STU48の初期からのファンの方々にはエモさ、懐かしさを感じてもらえるかなって。私はゆみりんさん(瀧野由美子)の衣装でした! 山口県でのライブだったので、自己紹介MCでも「エネルギーチャージして頑張ります!」と、ゆみりんさんのを使わせてもらいました(笑)。
④は課外活動ユニット「Pin MiKER!」でも披露していました。私は、もともとHKT48ファンだったので、客席でずっと見ていた曲を、自分がステージで披露することに「アイドルになったんだな!」って実感しました。「Pin MiKER!」でも、率先して他のメンバーに振りを教えていたほど大好きです。オープニングの5曲では、「研究生のがむしゃら感」を見せたい思いがあります。
(写真11枚)
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(2)ずっと思い出に残る夏にします! に続く