2021年7月号
2021/07/22
STU48薮下楓卒業&初写真集発売記念ラストソロインタビュー(1) ふうちゃんの本音、全部明かします
STU48薮下楓さん(20)が、8月8日の「STU48薮下楓卒業コンサート~楓がいたこと~」(神戸国際会館こくさいホール)で卒業、芸能界を引退します。ただし、30日には卒業記念写真集「さよならの余韻」を発売して、ファンに置き土産を残されます。写真集のアザーカットとともに、万感の思いで “アイドル最後の夏” を迎える心境を語ってもらいました。
【予約販売】STU48 薮下楓写真集 さよならの余韻 | 佐藤 佑一 |本 | 通販 | Amazon
【予告動画】STU48 薮下楓写真集「さよならの余韻」#ふうの余韻 予告ムービー - YouTube
――4月のSHOWROOMで卒業を発表。あらためてどんな思いで決断したのですか?
卒業は1年以上前から考えていました。いろいろ悩んだりしているうちに、新たに挑戦したいことが見つかって、私の中で「あっ、今だな」って思ったんです。STU48号とのお別れとかが原因ではないです。そこは偶然のタイミングでした。
――芸能界から完全引退をします
ファンの皆さんの中では「アイドル薮下楓」のままで残っていてほしいんです。「楓ちゃんは何をするんだろう」って思ったままでいてほしい。それぞれの胸の中で楽しんでいただけたらと思っています(笑)。だから、タレントみたいなことで表舞台での再会というのは、もう無いです。
スポットライト症候群とかも、私の中には全く無いです。
――姉の元NMB48柊さんが、アイドル卒業後も楽しく生活されているという、良きお手本を見ているからですか?
その影響は少なからずあると思います。
――そのお姉さんは引退して米国留学をしても、SNSは公開し続けられていました
そうですよね。お気に入りのカフェとかも、すぐにSNSに上げるから、私は横で「大丈夫かな~」って心配しています(笑)。
私は、もともとSNSが苦手なのもあるので、もう公開する形でやることは無いです。自分の中でも「アイドルはアイドル、次は次」とはっきり区切って、けじめをつけることが、人生にとって良いと思っているんです。
――卒業の決断前はお姉さんには相談をしていたのですか?
相談ではなく報告でした。いつも私は、自分で悩んで自分で決めるんです。両親にもお姉ちゃんにもいつも事後報告。「卒業しようと決めたんだ」って伝えました。
――お姉さんの反応は?
「まだ二十歳だから、ほかのやりたいことも全然できるから。アイドルも楽しかったのなら、次もきっと楽しいよ。視野が広がるよ」って言ってくれました。「後悔するにしろ、しないにしろ、楓の人生は誰かに相談するのじゃなくて、自分で決めた方が、そこに対しての責任と悔いが残らないよ」って。
――薮下姉妹は潔いですね
ファンの人たちにもそう言われています(笑)。特に私は、昔から未練とかは引きずらないタイプで、両親には「達観している」と言われていました。
――姉の影響を受けてアイドルになって、やり終える今の心境は?
もうめちゃくちゃ最高だったな ! って。高校生活の全てをSTU48に捧げて、大学にも行かずに活動をして。学生として一番華のある時期にアイドルとして生活をして、故郷とは違う県ばかりの人たちと生きてきて、本当に青春そのものでした。もし、私も普通の学生をしていたら、兵庫から瀬戸内方面に移動して生活の拠点にすることは、絶対に無かったと思うんです。
そして、アイドルにならなかったら、他人とこんなにかかわることはなかったです。コミュニケーション能力も磨かせてもらえて、本当に成長させてもらいました。
――マスコミ側から見ていると、デビュー当時から「困ったら楓さんに質問を」ってぐらいに、コミュ力があるように感じていましたが
(笑)。本来は、自分から友だちを作りにいくタイプではなかったんです。でも、STU48に入ったことで、自分の性格も変わっていったんだと思ってます。
――薮下さんにとってアイドルとは?
「光」ですね。それは、自分のことではなくてメンバーを見ていて思うんです。楽屋では、ふざけたり遊んでいたりと普通の女子でも、ライブでステージに立った瞬間にキラリと光り出す。私も、もともとAKB48のファンだったので、コンサートを見たら「いつも普通に会話している岡田奈々さんが、まさに雲の上の人だ~」って感激したり! そこはずっと変わらなかったです。
――やり切れましたか
私のファンじゃない方々にも、「笑顔はふうちゃんが一番だったよ」って言ってくださいました。そんな風に言ってもらえるまでやれたことは、ありがたいし幸せでした。STU48のおかげで、人生が変わりました。
――天職だったのですね
日々はあまり感じたことはなかったけれど、ファンの人にはそう言われました(笑)。
(写真4枚)
次ページ以降を含めて写真は合計8枚
(次ページからは有料会員限定記事となります)
(2) 未公開アザーカット独占公開! に続く
【予約販売】STU48 薮下楓写真集 さよならの余韻 | 佐藤 佑一 |本 | 通販 | Amazon
【予告動画】STU48 薮下楓写真集「さよならの余韻」#ふうの余韻 予告ムービー - YouTube
芸能界から完全引退
――4月のSHOWROOMで卒業を発表。あらためてどんな思いで決断したのですか?
卒業は1年以上前から考えていました。いろいろ悩んだりしているうちに、新たに挑戦したいことが見つかって、私の中で「あっ、今だな」って思ったんです。STU48号とのお別れとかが原因ではないです。そこは偶然のタイミングでした。
――芸能界から完全引退をします
ファンの皆さんの中では「アイドル薮下楓」のままで残っていてほしいんです。「楓ちゃんは何をするんだろう」って思ったままでいてほしい。それぞれの胸の中で楽しんでいただけたらと思っています(笑)。だから、タレントみたいなことで表舞台での再会というのは、もう無いです。
スポットライト症候群とかも、私の中には全く無いです。
――姉の元NMB48柊さんが、アイドル卒業後も楽しく生活されているという、良きお手本を見ているからですか?
その影響は少なからずあると思います。
けじめをつけることが人生にとって良い
――そのお姉さんは引退して米国留学をしても、SNSは公開し続けられていました
そうですよね。お気に入りのカフェとかも、すぐにSNSに上げるから、私は横で「大丈夫かな~」って心配しています(笑)。
私は、もともとSNSが苦手なのもあるので、もう公開する形でやることは無いです。自分の中でも「アイドルはアイドル、次は次」とはっきり区切って、けじめをつけることが、人生にとって良いと思っているんです。
――卒業の決断前はお姉さんには相談をしていたのですか?
相談ではなく報告でした。いつも私は、自分で悩んで自分で決めるんです。両親にもお姉ちゃんにもいつも事後報告。「卒業しようと決めたんだ」って伝えました。
――お姉さんの反応は?
「まだ二十歳だから、ほかのやりたいことも全然できるから。アイドルも楽しかったのなら、次もきっと楽しいよ。視野が広がるよ」って言ってくれました。「後悔するにしろ、しないにしろ、楓の人生は誰かに相談するのじゃなくて、自分で決めた方が、そこに対しての責任と悔いが残らないよ」って。
――薮下姉妹は潔いですね
ファンの人たちにもそう言われています(笑)。特に私は、昔から未練とかは引きずらないタイプで、両親には「達観している」と言われていました。
青春の全てを捧げたSTU48
――姉の影響を受けてアイドルになって、やり終える今の心境は?
もうめちゃくちゃ最高だったな ! って。高校生活の全てをSTU48に捧げて、大学にも行かずに活動をして。学生として一番華のある時期にアイドルとして生活をして、故郷とは違う県ばかりの人たちと生きてきて、本当に青春そのものでした。もし、私も普通の学生をしていたら、兵庫から瀬戸内方面に移動して生活の拠点にすることは、絶対に無かったと思うんです。
そして、アイドルにならなかったら、他人とこんなにかかわることはなかったです。コミュニケーション能力も磨かせてもらえて、本当に成長させてもらいました。
――マスコミ側から見ていると、デビュー当時から「困ったら楓さんに質問を」ってぐらいに、コミュ力があるように感じていましたが
(笑)。本来は、自分から友だちを作りにいくタイプではなかったんです。でも、STU48に入ったことで、自分の性格も変わっていったんだと思ってます。
アイドルとは「光」
――薮下さんにとってアイドルとは?
「光」ですね。それは、自分のことではなくてメンバーを見ていて思うんです。楽屋では、ふざけたり遊んでいたりと普通の女子でも、ライブでステージに立った瞬間にキラリと光り出す。私も、もともとAKB48のファンだったので、コンサートを見たら「いつも普通に会話している岡田奈々さんが、まさに雲の上の人だ~」って感激したり! そこはずっと変わらなかったです。
――やり切れましたか
私のファンじゃない方々にも、「笑顔はふうちゃんが一番だったよ」って言ってくださいました。そんな風に言ってもらえるまでやれたことは、ありがたいし幸せでした。STU48のおかげで、人生が変わりました。
――天職だったのですね
日々はあまり感じたことはなかったけれど、ファンの人にはそう言われました(笑)。
(写真4枚)
次ページ以降を含めて写真は合計8枚
(次ページからは有料会員限定記事となります)
(2) 未公開アザーカット独占公開! に続く