2021年5月号
2021/05/04
SKE48高柳明音卒コン解説・番外編 (1) おまちゅり感はぶち上げていこう
SKE48チームKIIの高柳明音さん(29)が12年間のアイドル活動を終えました。本人による詳しいセットリスト解説はYouTubeで話していたので、「Forty-Eight Times」では【卒コン解説・番外編】として、まだ語られていなかった質問に答えてもらいました。
【参考】
高柳明音卒業コンサート あかねまちゅり大解説!!!
https://www.youtube.com/watch?v=3e9Wy_nJhLk
――卒コンのセットリストはどのように?
歌いたい曲をまずリストに書き出して、そこから組み立てていきました。自分が卒業するときに絶対に歌うだろうなという曲の目星はつけていたので、あまり時間はかからなかったです。リストに書き出したものはほとんど入れました。
――一番に考えたことは
自分の歴史を振り返る部分がありつつも、なかなか歌われなかった楽曲も入れ、歌われてきた曲も人数や演出を変えたりしました。このコンサートを見て、新しい印象とともに思い出に残ったらいいなという楽曲も入れて、いい意味で記憶の歴史を塗り替えるようなコンサートにしたいなと思いました。
12年活動していれば途中で離れていったファンの方もいると思うんです。でも、最後の日には最初から応援してくれた人も、途中で離れた人、途中から応援してくれた人、今応援してくれている人も、みんな来てほしいという気持ちを込めて、12年間どこを応援していても楽しめるセットリストにしたかったんです。
あとはSKE48の久々のコンサートだったこともあり、「ザ・SKE」って感じにしたかったんです。オープニングはタイトルに重ねてきっちり「兆し」を入れたり、お祭り感をぶち上げていこうと、しっかりイメージしながらセットリストを組みました。
――キャスティングはどのタイミングで?
中止が決定して一旦動きが止まったため、半分以上はこの1年の間に決めました。この1年で卒業したメンバーもいたり、予定を変更した曲もあったので、曲は変わっていなくても歌うメンバーは変わりました。
――こだわっていたところは
1曲目の「愛の数」は、「ソロで歌うパートはバラード風のアレンジで」とお願いしました。あとは全員での4曲目(「恋のお縄」)で「はっぴを着たい」と言いました(笑)。「2人だけのパレード」は大場美奈と須田亜香里と3人で歌うと決まったときから、当時のミュージックビデオの3人の歌い出しのリップシーンとシンクロさせたいというのもお願いしました。
――AKB48の総選挙でランクインした曲も並べました
感謝の気持ちですね。ファンのみんなが応援してくれたからだよというのを伝えたかったです。アンダーガールズの曲だったり、選抜の曲だったり、思い入れが強くてファンのみんながいい思い出として記憶に残っている明るめの楽曲を中心に入れました。
――やりきれましたか
そうですね。しんみりさせるよりも、明るい曲を笑顔で歌っていることにグッとくるというのを理想としていました。見ている人によって感動するシーンは違っただろうし、実際ファンの方からは明るい曲で泣けたという声も聞いたので、私から「ここは感動するところですよ」というような演出は希望しなかったです。
――「1!2!3!4! ヨロシク!」の3つのセリフは全部言いたかったそうですが
セットリストを考えていく中で、自分も出ますけど、一緒に出るメンバーや応援してくれるファンの方にも曲を通してのメッセージが伝わってほしいという気持ちが強くありました。そのことを考えてばかりいたので、自分のことを考えるのは全体曲しかできなかったんです。
「クリスマス、バレンタインデー、誕生日」は、ほとんど言ったことがなかったので、私を応援してくれるファンの方が「うれしい、楽しい」と思ってくれたらいいなという思いで「全部言いたいです」と言いました。誰もやってないことをやってみたかったというのもありました。
(写真5枚)
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(2) SKE48ファンの女の子の夢物語を見てもらいたかった に続く
【参考】
高柳明音卒業コンサート あかねまちゅり大解説!!!
https://www.youtube.com/watch?v=3e9Wy_nJhLk
記憶の歴史を塗り替えるようなコンサートにしたい
――卒コンのセットリストはどのように?
歌いたい曲をまずリストに書き出して、そこから組み立てていきました。自分が卒業するときに絶対に歌うだろうなという曲の目星はつけていたので、あまり時間はかからなかったです。リストに書き出したものはほとんど入れました。
――一番に考えたことは
自分の歴史を振り返る部分がありつつも、なかなか歌われなかった楽曲も入れ、歌われてきた曲も人数や演出を変えたりしました。このコンサートを見て、新しい印象とともに思い出に残ったらいいなという楽曲も入れて、いい意味で記憶の歴史を塗り替えるようなコンサートにしたいなと思いました。
12年活動していれば途中で離れていったファンの方もいると思うんです。でも、最後の日には最初から応援してくれた人も、途中で離れた人、途中から応援してくれた人、今応援してくれている人も、みんな来てほしいという気持ちを込めて、12年間どこを応援していても楽しめるセットリストにしたかったんです。
あとはSKE48の久々のコンサートだったこともあり、「ザ・SKE」って感じにしたかったんです。オープニングはタイトルに重ねてきっちり「兆し」を入れたり、お祭り感をぶち上げていこうと、しっかりイメージしながらセットリストを組みました。
――キャスティングはどのタイミングで?
中止が決定して一旦動きが止まったため、半分以上はこの1年の間に決めました。この1年で卒業したメンバーもいたり、予定を変更した曲もあったので、曲は変わっていなくても歌うメンバーは変わりました。
誰もやってないことをやってみたかった
――こだわっていたところは
1曲目の「愛の数」は、「ソロで歌うパートはバラード風のアレンジで」とお願いしました。あとは全員での4曲目(「恋のお縄」)で「はっぴを着たい」と言いました(笑)。「2人だけのパレード」は大場美奈と須田亜香里と3人で歌うと決まったときから、当時のミュージックビデオの3人の歌い出しのリップシーンとシンクロさせたいというのもお願いしました。
――AKB48の総選挙でランクインした曲も並べました
感謝の気持ちですね。ファンのみんなが応援してくれたからだよというのを伝えたかったです。アンダーガールズの曲だったり、選抜の曲だったり、思い入れが強くてファンのみんながいい思い出として記憶に残っている明るめの楽曲を中心に入れました。
――やりきれましたか
そうですね。しんみりさせるよりも、明るい曲を笑顔で歌っていることにグッとくるというのを理想としていました。見ている人によって感動するシーンは違っただろうし、実際ファンの方からは明るい曲で泣けたという声も聞いたので、私から「ここは感動するところですよ」というような演出は希望しなかったです。
――「1!2!3!4! ヨロシク!」の3つのセリフは全部言いたかったそうですが
セットリストを考えていく中で、自分も出ますけど、一緒に出るメンバーや応援してくれるファンの方にも曲を通してのメッセージが伝わってほしいという気持ちが強くありました。そのことを考えてばかりいたので、自分のことを考えるのは全体曲しかできなかったんです。
「クリスマス、バレンタインデー、誕生日」は、ほとんど言ったことがなかったので、私を応援してくれるファンの方が「うれしい、楽しい」と思ってくれたらいいなという思いで「全部言いたいです」と言いました。誰もやってないことをやってみたかったというのもありました。
(写真5枚)
次ページ以降を含めて写真は合計18枚
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(2) SKE48ファンの女の子の夢物語を見てもらいたかった に続く