2021年5月号

2021/05/04

SKE48高柳明音ラストメッセージ(1) 6期生以降に期待していること

 SKE48チームKIIの高柳明音さん(29)が12年間のアイドル活動を終えました。「Forty-Eight Times」では、アイドル・高柳明音のラストインタビューが実現しました。ここでは、後輩やファンに向けてのラストメッセージをお届けします。

 ――6期以降の後輩たちついて今、思っていることは?

6D1


 6D1(6期生とドラフト1期)は加入してから時間が経っているので、SKE48としての自覚も生まれているし、やり切ったと思えるまで活動を続ける覚悟を決めていると思うので、信頼がおける世代です。

 6期だけでコンサートをやっているし、ドラ1も人数が減って同期のありがたさを感じていると思うので、仲間と助け合ってみんなで盛り上げたいと思ってくれているところで、ファンの人は付いてきてくれるんじゃないかなと思います。心配していることはないです。

 SKE48としていろんなステージを見て、いろんな人と立って、ちょうど先輩たちに揉まれながら成長し、後輩を引っ張ったりしている世代なので頑張ってほしいです。

 (卒業コンサートで歌った)「光と影の日々」にその思いは込めました。これは完全に彼女たちへのメッセージです。


7D2


 7D2はちょっと格好つけたがる時期なのかなと思います(笑)。格好つけてもいいけど、頑張ることを恥ずかしがる時期に入っているかもしれないので、山を越えたらたぶんまた一皮むけて楽しみになると思います。まだまだ可能性が詰まっていて、がむしゃらになってほしいですね。

8D3


 8D3は本当に「Escape」を頑張ってくれてありがとうって感じですね。リハーサルからかなり完成度が高かったし、「これまではこういう曲を任されることがなくて、任せてもらえてうれしかった」と言ってくれました。前に行きたいという気持ちがもっと出てくるといいなと思います。

 後輩気分がまだありますが、もっと前のめりになって「ここからは私たちの時代よ」ぐらいの気持ちを強く持ってくれたら良くなるなと思います。


9期生


 9期はまだ未知数で、私自身分かりきっていない部分がありますが、すごく楽しみです。私も最初は歌もMCも自信がなかったし、続けてきたからこそ楽しくなったことが多いので、もっと自分の好きなことや、やってみたいことを増やしていって、SKE48を活気づけてほしいなと思います。

 若いからSNSの使い方が上手で、私たちには真似できないやり方で、新しいファン層にアピールできるんじゃないかなと思います。

 カミングフレーバーに選ばれたメンバーは、ステージに出る回数も多くなるから、他の子たちはそこで差を広げられないように、「ここから追い抜いてやろう」と思っていれば、お互いにいい刺激になるんじゃないかなと思います。


10期生


 ごめんなさい、まだ全く分からない(苦笑い)。SKE48が好きでファンでしたという気持ちがまだ強い気がするので、「自分はSKE48なんだ、これからのSKE48を作っていく1人なんだ」という自覚を持って活動してくれたらうれしいです。

 倉島もそうなんですけど、SKE48を好きなことって、グループにとってプラスになっているので、だからこそ、新しいSKE48を作ってくれる子が10期生から生まれてくれるといいなと思います。


(写真5枚 卒業公演より)
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(2) アイドルは夢のような仕事でした に続く

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