STU48

2023/05/05

STU48がG7広島サミットで「花は誰のもの?」を5カ国語で披露

 先進7カ国首脳会議「G7広島サミット」の開催期間中の5月4日、エディオンスタジアム広島で開催されたエンターテインメントショー「#HIROSHIMAミライバトン」に、STU48が出演して、昨年リリースの平和を願うメッセージソング「花は誰のもの?」をG7各国の計5言語で歌唱パフォーマンスした。

 「HIROSHIMA」から世界へ希望の光を灯すべく、「平和のバトンを世界へ、そして未来へ。つなぎたい。」と掲げた同イベントでは、EXILEメンバーによるスペシャルショー、国内最大規模のドローンショーや世界的パフォーマンス集団「白A」による光のスペシャルショーなどが行われた。そんな中でSTU48も出演。ウクライナ侵攻を受けて秋元康が書き下ろし、昨年のロングヒットシングルを英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語を織り交ぜた5か国語バージョンで披露した。

 瀧野由美子(25)は「私たちSTU48はここ広島をはじめとする瀬戸内で活動しているのですが、今回G7サミットで世界中から広島に注目が集まっているということで、サビの部分を5言語で歌わせて頂きました。『花は誰のもの?』はサビに〈もしこの世界から国境が消えたら〉という歌詞があるのですが、広島の平和記念公園には国境のない地図が描かれた鐘があります。この部分の歌詞、そしてこの曲の平和への想いが世界中の皆さんにお届けできたらいいなと思って、今回5言語で歌わせて頂きました。」と語った。

 中村舞(24)は「初めて5言語で披露させていただいたので正直とても難しかったですが、普段から歌詞によって表情を作ったり振りに気持ちを込めたりしていて、言語が違っても伝えたい事は同じなのでしっかり世界の皆様に伝わるように気持ちを込めてパフォーマンスをしました」。

 〈STU48が未来につなげたいこと〉について聞かれたキャプテンの今村美月(23)は「STU48の楽曲」と答えて、「STU48の楽曲は歌詞に共感していただける素敵な曲がたくさんありますが、今日披露させて頂いた『花は誰のもの?』は平和への想いがたくさん込められていて、届くからこそ意味がある楽曲だと思っています。今日もたくさんの歌を聞かせて頂いて、心が幸せになりました。歌というのは誰にでも届く共通語で、言葉は違っても心で感じるものがあると思っているので、私達もこれからもたくさん歌って、みなさんが平和について考えるきっかけになったり、いろんな感情、幸せな想いを与え続けられればいいなと思っております。」と話した。

 また、石田千穂(21)は、ストーリーテラーを務める「TEAMミライバトン」のコーナーで、石田が被爆ピアノ資料館を訪れる映像などが映し出され、シンガーソングライターの世武裕子による被爆ピアノの演奏や白Aによるアクロバティックなパフォーマンスなど総勢120名を超える圧巻のパフォーマンスで感動の連鎖を生み出した。

 この日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の5か国語版の〈ダンスリリックビデオ〉の切り出し映像は、STU48の公式SNSでも公開された。このステージで歌唱した各言語によるサビパートのリリックが、モーショングラフィックで表現されたバージョンで、“世界が平和でありますように。”というメッセージが各国語に翻訳され添えられた内容となっている。

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