STU48
2023/11/05
STU48瀧野由美子卒業コンサート「7年前の自分に『絶対にオーディション受けて良かったよ』」
3日、広島県のグリーンアリーナ広島でSTU48瀧野由美子(26)の卒業コンサートが昼・夜の2回公演が開催された。1日2回卒業公演は48グループ初。昼公演と夜公演ではセットリストも大きく変え、「どうしてもSTU48で最後にやりたい曲がたくさんあって」と、昼夜あわせて49曲の全曲に瀧野は出演した。昼公演では15日に発売される10thシングル「君は何を後悔するのか?」でスタート。夜公演は「大好きな人」で始まった。
卒業インタビュー映像も流れ、AKB48の選抜に最初に入ったときの戸惑いなども話した。その後、瀧野がAKB48の選抜メンバーとして参加した楽曲をメドレーで披露した。
昼・夜2公演で2種類の卒業ドレスを着用。夜公演ではファンが作ってくれた(実際に作ったのはSTU48の衣装チーム)青いドレスでアンコールに登場。
アンコールで卒業ドレスで登場した瀧野は、次のように観客に向けて話した。
「7年前、アイドルのオーディションを初めて受けました。
それまでオーディションなんて受けたことなかったし、アイドルになりたいと憧れていた時期もあったんですが、来世でなろうかなと、あまり現実のものとして考えていませんでした。
そんな中、2017年、瀬戸内に48グループができました。今までアイドルという存在を自分事として考えたことがなかったのですが、瀬戸内の48グループ、STU48と聞いたときに、これが最初の最初のオーディションだと思って受けることにしました。
でも、ぎりぎりまで悩んで、もし、うまくいかなかったらどうしよう、もし、苦しいことばかりだったらどうしよう、いろんなことを考えて、それでもアイドルに挑戦してみたいと思って、締め切りの最終日の夜に書類を提出しました。
今世でアイドルにみなさんのおかげでなることができました。
この、2部のセットリストはいろんな曲をさせていただいたのですが、STU48の曲はすべて私がセンターをさせていただいた曲で組んでもらいました。STU48に入っていろんな経験をさせていただきましたが、入った当時の自分に伝えたいことは、『絶対にオーディション受けて良かったよ』って言ってあげたいし、ぎりぎりまで悩んだのに、一歩踏み出した自分に、拍手を贈りたいです。
これから歌わせていただく曲は、私が初めてセンターをさせていただいた楽曲、そしてSTU48がいただいた初めてのオリジナル曲です。私のアイドル人生はこの楽曲からスタートしました。
みなさん本当に7年間温かい応援、ありがとうございました。
それでは聞いてください。『瀬戸内の声』」
「瀬戸内の声」では1期生だけで歌い出し、途中から卒業した1期生も10人が登場、最後はSTU48現役メンバーと卒業した1期生で歌った。
参加した1期卒業生は、大谷満理奈(現、星乃まりな)、榊美優、佐野遥、塩井日奈子、新谷野々花、張織慧、藤原あずさ、三島遥香、森香穂、矢野帆夏。
(写真3枚目は昼公演の卒業ドレス)
