AKB48

2023/08/15

AKB48茂木忍が卒業発表。卒業発表全文掲載。卒業は1月以降

 15日、AKB48チームKの茂木忍(26)が「僕の太陽」公演の最後にグループからの卒業を発表した。以下卒業発表全文。

「ちょっと待った~。ここで私からひとつお知らせがあります。私、茂木忍はAKB48を卒業します。

 私は中3でAKBに入って、11年半ぐらいの月日が経っていました。

 自分の年齢が大人になるにつれ、自分は大好きなAKBに何かいいことができているのかな、私は今、なんのためにAKBにいるんだろうって、考えることが増えました。

 最初のころはAKBになりたくてAKBになったけど、やっぱり自分みたいな人がこのままAKBにい続けたらだめなのかもな、辞めなきゃいけないのかもなって思うことが少し前まで多かったです。

 でも、そんなときにタイミングとか、まわりのみなさんやメンバーの支えとかファンのみなさんがいてくれたおかげで、選抜に入ることができました。

 ちょっと話が前後しちゃいますけど、辞めなくちゃいけないのかな、辞めたほうがいいのかなと思ってたときに、それでも辞めなかった理由は、やっぱりファンの人たちがいたから、私は私のことを応援してくれてた人たちに、『茂木さんのことを応援してて良かった。自慢の推しだよ』って言ってもらえる何かをするまで、AKBは辞められないと思って活動してきました。

 そして選抜に入れてもらって、やっと、みんなに胸を張ってもらえることができたなって思いました。

 そしてそのときに、選抜っていう憧れの場所で、夢はやっぱり見れるだけ見ていたいじゃないですか。だから、みんなに輝かしい姿を見せたいという気持ちで、選抜として活動してきました。

 それと同時に、次、選抜じゃなくなったら、AKB48から卒業するときだなっていうのを決めました。

 と言うと『選抜じゃなくなったら辞める』みたいな悪く聞こえちゃうかもしれないですけど、本当に、悪い意味は一つもなくて。

 私は中1でAKBに出会ってオーディションに3回落ちて4回目のオーディションでAKBに受かりました。

 落ちてたときに思ってたことは、今だったら大変さが分かるけど、学業とか、いろんな理由で辞めていくメンバーたちを見て、『だったらその分、私が頑張るからメンバーにならせてよ』ってすごく思っていました。

 だから、今だって、AKBは絶対みんなの憧れだと思うし、そう思っているかつての私がいっぱいいるんだと思います。

 AKBはきっとずっと誰かの憧れだし、だから、そう思っていた、かつての自分のためにも私はAKBを卒業することを決めました。

 それは、オーディションに受かる前の私でもあり、今、AKBで活動しているメンバーみんなやっぱり、『その分、頑張るから私にやらせてくれ』っていうガッツのいる人たちがたくさんいると思うので、そういう人たちにAKBをこれからもキラキラさせていてほしい。

 ということで私は卒業を決めました。

 卒業の時期は、まだ明確に決まっていなくて、昨日初披露された62枚目のシングルのお話し会をやりきったあとに、1月のお話し会が終わったあとに卒業公演で卒業という形になると思います。

 半年と聞くとわりと長めに聞こえますが、この10年以上の私の活動を支えてくださったみなさんに恩返しするには、あっという間な時間だと思うので、私も精一杯活動させてもらいますし、私のファンのみなさんも、茂木オタ人生悔いのないように最後までたくさん会いに来て、私に恩返しをさせてください。

 どうか最後までよろしくお願いします」


 茂木忍はAKB48の13期として2011月12月にお披露目。活動11年目で「久しぶりのリップグロス」で初めて選抜メンバーに選ばれ、「どうしても君が好きだ」と2作連続で選抜入り。昨日初お披露目された62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」では選抜からは外れていた。先日、13期の北澤早紀が卒業発表し、茂木も卒業すると、現役の13期生は村山彩希、篠崎彩奈、岩立沙穂の3人となる。

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