HKT48

2023/04/04

HKT48矢吹奈子の卒業ドレスに花がない理由は?

 1日、卒業コンサートを終えたHKT48の矢吹奈子(21)がコンサート直後にメディア向け会見を行った。

 大会場での声出しありのコンサートはHKT48にとっても矢吹にとっても久しぶりだった。

「HKT48のコンサートで声出し可能なのは何年ぶりかわからないぐらい久しぶりですが、やっぱり違うなと思いました。今まで以上の熱量で伝わるものがありましたし、掛け声のおかげで笑顔になれる瞬間がたくさんありました」

 矢吹はコロナ禍の前の2018年12月をもっていったんHKT48を離れ、IZ*ONEとして活動していたため、約5年ぶりとなる声出し可能なコンサートとなった。客席の様子も様変わりした。1階席の4分の1強を占める女性専用席が設けられ、矢吹の女性人気が目に見える形で明らかにされた。このことについてたずねると、

「同性のファンの方はオンラインイベントだったり、お話し会にもたくさんいらっしゃって、たまに恋愛相談もされます。私には全然わからないですけど、友だちみたいな関係です」

 と答えてくれた。コンサート中に何度か涙をこぼした中で、特にどの部分が心に響いて泣いてしまったのについては、

「アンコールで1人で出てきてスピーチをするとき、ファンのみなさんに感謝の気持ちを伝えるため客席を見たときにたくさんのペンライトや、いろんな表情を見ていたら、いろんな感情が込み上げてきました。そのときが一番ジーンときました。本当にこれでHKT48の矢吹奈子が最後にあいさつする場所なんだと思ったら、心がギュッとなりました」

 と答えた。

 ピンクベージュの卒業ドレスのスカートの部分は制服をイメージした形。卒業して制服衣装もあまり着られないからと、AKB48の衣装を作っているオサレカンパニーの制作のお気に入りのドレスだ。

 ドレスの柄に花がひとつもなく、葉っぱが散りばめられているのは「これからの奈子の人生でどんな花が咲いていくのかが楽しみ」という意味が込められている。

 「アイドル人生に悔いはない」と言う矢吹。次は女優の道へ進んでいく。

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