2023年3月号

2023/03/26

HKT48松岡はな・チームKIVキャプテンになって「ここ天」を語る

 22年10月のコンサートで発表されたクラス替え(チーム組閣)が行われ、チームKIVのキャプテンに松岡はなさん(23)が就任しました。23年2月、新体制となり、新公演「ここにだって天使はいる」をスタートしました。Forty-Eight Timesではキャプテンの松岡さんに公演ができあがるまでの経緯や注目点を聞きました。

 ――この公演を選ぶまでの経緯を

 どの公演がいいかマネジャーさんと会議したんですけど、心配だったので(今村)麻莉愛ちゃんと(山下)エミリーさんにも参加してもらいました。

 NMB48さんのオリジナル公演を初めてお借りするので、衣装や演出の問題で難しいかもしれないから、別の案もありました。でも、新しいことをして注目していただきたいから、やっぱり「ここ天」がいいよねって。スタッフさんが頑張ってくださって、実現できました。

 「この公演をめっちゃやりたかった」と喜んでくれるメンバーが多くて、私もうれしかったです。


多種にわたるダンスに苦戦


 ――この公演のダンスは難しいですか?

 アイドルダンスだけでなく、バレエやチアなど、やったことのないジャンルのダンスがいっぱい入っていて、とても難しかったです。

 最初から最後まで休むことなくずっと踊るので、ヘトヘトになりながら本番1週間前になってもみんなで必死にレッスンしていました。

 ダンスが苦手なメンバーは頭を抱えていましたが、先生やダンスが得意なメンバーに助けてもらいながら、みんなでたくさん練習して、何とか本番までに固めることができました。

 心が折れそうになりながらも頑張って、初日に全員で出演できてよかったです。


さや姉の見本映像に見とれて


 ――NMB48の「ここ天」はどのぐらい参考に?

 すごく参考にしました。

 事前にNMB48さんがやっている振りV(振り付け、フォーメーションなどが収められている見本映像)をいただいたんですけど、みなさんダンスがうますぎて……。

 特にさや姉さん(山本彩)がめちゃくちゃうまいんですよ! 上手すぎて、自分の立ち位置を覚えるよりも先に、さや姉さんに見とれてしまうんです。


 ――それでは公演の紹介を兼ねて順にお聞きします。序盤の4曲から

 細かくて難しいです。1曲目からしっかり揃えなきゃいけない振りがあって、何度も練習しました。途中に声出しするところがあったので、マイクを通さないで練習しました。

 ――ユニット曲の見どころを

 マネジャーさんがメンバーに合わせて全部割り振ってくれました。

花道の「スーパーエミリータイム」に注目


◆夢のdead body(地頭江音々)

※ユニット出演者名は初日公演のものです
 ギターが本当に天才です。音々ちゃんはギターを1回もやったことがなく、練習期間が1カ月もないのにもかかわらず、本番でちゃんとできるようになっていました。

 ユニット1曲目は(オリジナル公演は)さや姉さんがやっていて、そのプレッシャーもある中、毎回、いい顔、いい歌声でやっています。音々ちゃんの頑張りと、成長を見てほしいです。


◆何度も狙え!(松岡はな、馬場彩華、本村碧唯、田中伊桜莉、長野雅)

 ファンの方はユニット1曲目で「頑張れ!」と思って見ているはずなので、その後はリラックスして楽しんでもらいたいです。(ソフトバンク)ホークスを意識した衣装にも注目してください。

 ――フリーの部分が多いですが、日ごとに事前打ち合わせしていますか?

 結構自由にさせていただいています。最後のサイコロ振りは毎回お題が変わります。そして1回出たお題は使わなくなるので、何を言うのかはそのときにしか分かりません。ですから楽しみにしててください。

◆おNEWの上履き(竹本くるみ、今村麻莉愛、後藤陽菜乃)

 3人がめちゃくちゃかわいくて、しかも3人ともダンスがすごくうまいんです! 見せ方も上手だし、衣装も一番似合っています。アイドル好きな方はもっと好きになっちゃうと思います。

◆この世界が雪の中に埋もれる前に(武田智加、秋吉優花、坂本愛玲菜、田中美久)

 4人とも歌が上手なので、のびのびと歌っているところに注目です。

◆ジッパー(山下エミリー、村上和叶、栗山梨奈)

 私が一番好きなユニットです。エミリーさんがセンターで、めちゃくちゃかわいいです。くりなちゃん(栗山梨奈)ちゃんも和叶ちゃんも最高です。

 エミリーさんはかっこいい系の曲をやっているイメージがあったけど、今回はアイドル全開。ファンの方はすごくうれしかったんじゃないかなと思います。完璧すぎます!

 花道の「スーパーエミリータイム」も楽しんでください! 私が勝手に名付けました(笑)。ぜひ、劇場まで見に来てください。本人は「恥ずかしい」って言いながら、本番前日に「みるきーさんの動画をいっぱい見てきた」と言っていたので、すごく研究していると思います。すばらしいです。


「初めての星」からの中盤曲


――「初めての星」から始まる中盤曲の人数構成は独自でした

 NMB48さんでは衣装や出番が分かれていました。ただ、みんなに楽しんでやってほしいし、気持ちが分かれるのは嫌だったので、できるだけ多く参加できて、衣装にあまり差をつけないようにしたいと相談しました。

 スタッフさんもその提案を受け入れてくださったのか、「初めての星」は9人(NMB48は7人)で、2曲目から全員が参加しています。


 ――本編最後の「ドガとバレリーナ」の上着は、NMB48劇場では客席最前に投げていました

 HKT48は上着をステージ下に置くんですけど、この公演を知っているファンの方は初日、手を伸ばしていました(笑)。すみませーん(笑)。ちょっと恥ずかしい思いをさせてしまいました。

(写真6枚)
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HKT48松岡はな「ここ天は、メンバー一人一人をもっと好きになれる公演」 に続く

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