2023年3月号
2023/03/11
AKB48武藤小麟インタビュー - 妹から見る姉・武藤十夢
AKB48、武藤十夢さん(28)が3月8日で卒業しました。卒業を控えた最後のお話し会で実現した武藤姉妹ラスト対談、そして卒業コンサートリポートに続き、3月号では妹・武藤小麟さん(22)から見た姉・武藤十夢像を聞き、姉妹のこと、これからの小麟さんのことを語ってもらいました。
――家族として十夢さんの卒業をいつ知りましたか?
聞いてくださいよ。ひどいんですよ! ある日、十夢がいないときに家族でごはんを食べていたら、父に「そういえば十夢って武道館の何日目で卒業発表するの?」と聞かれたんです。
全然聞いてなくて、「ちょっと待って! え? 卒業するの?」ってなって、十夢に聞いたら「2日目にする」と。
「何で十夢からじゃなくて家族経由で聞かなきゃいけないんだ!」って。もしも、そこで親が言ってくれなかったら、私は当日まで知らなかったわけじゃないですか。怖すぎます。「もっと先に言ってよ! 信じられないよ」って思いました。
実は、十夢がAKB48でデビューしたときにも、家族の中で私だけが知らなかったんです。ずっとAKB48が大好きで2人で一緒に応援していたんです。毎日公式サイトを見るほど好きで、ある日、「12期研究生加入」とあってチェックしたら「武藤十夢」ってあって、「え!? 何でいるの!」って本当にびっくりしました。
姉に聞いたら、「小麟は小学生だし口が軽いと思ってたから、誰かに言っちゃうんじゃないかと思って言えなかった」って。
だから卒業は直前だったけど事前に知ることができて良かったです。さすがに最後ぐらいは知っていたかったですよ(苦笑い)。
――「どうして言ってくれないの?」と聞きましたか?
聞きました。そうしたら「おもしろいかなって思って」とか、「言うタイミングが無かった」という答えでした。おんさん(向井地美音)や、ちよさん(中西智代梨)には言っていたらしくて、「え? 何で? 私、妹!」って。雑すぎますよね。
でも、意外なところで気にしたりもするんです。同じチームKだったときに、帰り道にMCの話になって「あのときに返さなくてごめん」みたいに言ってくることがあるんです。
そういう小さなことを気にする几帳面さがありながら、妹の扱いは雑なんです。小学生男子みたいですよね。不器用なんだと思いますが…。
――「AKB48の武藤十夢」を妹としてどう見ていましたか?
姉は、常に目標を持って生きているんですよ。私がちょっとだらけていると、「それでいいの? そうやってだらだらしている時間に、こういうことができるじゃん。もっと自分磨きの時間に使いなよ」って、口調は強めですけど、いつも心配してくれるんです。
たしかにそうなんです。こんなに大人数がいる中でダラダラしていたらチャンスもつかめない。そのアドバイスは誰よりも説得力があるじゃないですか。反論もできないです。
身近でこうして何回も言ってくれることはないので、うるさいなと思いつつも、ありがたいと思っています。
あとは、十夢が学業と両立していた時期って、AKB48がものすごく忙しい時期でした。今も私は大学との両立が大変なので、本当にすごかったなって。
勉学を武器にするメンバーがあまりいない中、姉はその道を切り開いた人と言っても過言ではないです。そういう存在がすごいし、でも、私も二番煎じではなく、何かを持っている人にならなきゃです。
――十夢さん卒業後の恋愛について、妹から見てどういう方がふさわしいと思いますか?
少し抜けている人か、すごく頭が切れる人かのどっちかですよね。どっちかな~? 両親の関係性を見ていると天然な人がいいような気がしつつも、しっかりしていないとイライラしそうだし…。ちゃんとしていて、おもしろい人かな。
――結婚報告も小麟さんに黙ってたりして…
えー! そうなったらどうしよう。恐ろしすぎますよね。
そういえば、兄が結婚したときにも言ってもらえませんでした。ある日、兄と、知っている女性と十夢が一緒に帰ってきたときに、お赤飯がドーンと並んでいたんです。(その女性に)「何でいるんですか?」って聞いたら「結婚します」と。だから全然、またありえそう…。
ところで、結婚って、一生一緒にいるってことですよね。十夢にできますかね? 私は、できない気がするんですけど(笑)。楽しみにしています。
――十夢さんの卒業後のことを心配しますか?
全く心配していないです。気象予報士もやっているし事務所にも入って、いろんなテレビ番組にも出演しているし、もし何か不安になっても、この12年間、諦めずに頑張ってきたんだから、絶対大丈夫だと思います。自分が勝てる道筋を絶対に見つけて、コツコツ努力して芸能界で生きていくと思います。
でも、本人は、卒業したらファンの方が離れていくんじゃないかとすごく気にしています。だからAKB48では私を応援しつつも(ニヤリ)、十夢のことを応援してくれたらうれしいです。
(写真2枚)
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AKB48武藤小麟インタビュー「脱・妹でオンリーワンを」 に続く
姉の卒業を家族から知る
――家族として十夢さんの卒業をいつ知りましたか?
聞いてくださいよ。ひどいんですよ! ある日、十夢がいないときに家族でごはんを食べていたら、父に「そういえば十夢って武道館の何日目で卒業発表するの?」と聞かれたんです。
全然聞いてなくて、「ちょっと待って! え? 卒業するの?」ってなって、十夢に聞いたら「2日目にする」と。
「何で十夢からじゃなくて家族経由で聞かなきゃいけないんだ!」って。もしも、そこで親が言ってくれなかったら、私は当日まで知らなかったわけじゃないですか。怖すぎます。「もっと先に言ってよ! 信じられないよ」って思いました。
実は、十夢がAKB48でデビューしたときにも、家族の中で私だけが知らなかったんです。ずっとAKB48が大好きで2人で一緒に応援していたんです。毎日公式サイトを見るほど好きで、ある日、「12期研究生加入」とあってチェックしたら「武藤十夢」ってあって、「え!? 何でいるの!」って本当にびっくりしました。
姉に聞いたら、「小麟は小学生だし口が軽いと思ってたから、誰かに言っちゃうんじゃないかと思って言えなかった」って。
だから卒業は直前だったけど事前に知ることができて良かったです。さすがに最後ぐらいは知っていたかったですよ(苦笑い)。
――「どうして言ってくれないの?」と聞きましたか?
聞きました。そうしたら「おもしろいかなって思って」とか、「言うタイミングが無かった」という答えでした。おんさん(向井地美音)や、ちよさん(中西智代梨)には言っていたらしくて、「え? 何で? 私、妹!」って。雑すぎますよね。
でも、意外なところで気にしたりもするんです。同じチームKだったときに、帰り道にMCの話になって「あのときに返さなくてごめん」みたいに言ってくることがあるんです。
そういう小さなことを気にする几帳面さがありながら、妹の扱いは雑なんです。小学生男子みたいですよね。不器用なんだと思いますが…。
姉は常に目標を持っている
――「AKB48の武藤十夢」を妹としてどう見ていましたか?
姉は、常に目標を持って生きているんですよ。私がちょっとだらけていると、「それでいいの? そうやってだらだらしている時間に、こういうことができるじゃん。もっと自分磨きの時間に使いなよ」って、口調は強めですけど、いつも心配してくれるんです。
たしかにそうなんです。こんなに大人数がいる中でダラダラしていたらチャンスもつかめない。そのアドバイスは誰よりも説得力があるじゃないですか。反論もできないです。
身近でこうして何回も言ってくれることはないので、うるさいなと思いつつも、ありがたいと思っています。
あとは、十夢が学業と両立していた時期って、AKB48がものすごく忙しい時期でした。今も私は大学との両立が大変なので、本当にすごかったなって。
勉学を武器にするメンバーがあまりいない中、姉はその道を切り開いた人と言っても過言ではないです。そういう存在がすごいし、でも、私も二番煎じではなく、何かを持っている人にならなきゃです。
卒業後は全く心配していない
――十夢さん卒業後の恋愛について、妹から見てどういう方がふさわしいと思いますか?
少し抜けている人か、すごく頭が切れる人かのどっちかですよね。どっちかな~? 両親の関係性を見ていると天然な人がいいような気がしつつも、しっかりしていないとイライラしそうだし…。ちゃんとしていて、おもしろい人かな。
――結婚報告も小麟さんに黙ってたりして…
えー! そうなったらどうしよう。恐ろしすぎますよね。
そういえば、兄が結婚したときにも言ってもらえませんでした。ある日、兄と、知っている女性と十夢が一緒に帰ってきたときに、お赤飯がドーンと並んでいたんです。(その女性に)「何でいるんですか?」って聞いたら「結婚します」と。だから全然、またありえそう…。
ところで、結婚って、一生一緒にいるってことですよね。十夢にできますかね? 私は、できない気がするんですけど(笑)。楽しみにしています。
――十夢さんの卒業後のことを心配しますか?
全く心配していないです。気象予報士もやっているし事務所にも入って、いろんなテレビ番組にも出演しているし、もし何か不安になっても、この12年間、諦めずに頑張ってきたんだから、絶対大丈夫だと思います。自分が勝てる道筋を絶対に見つけて、コツコツ努力して芸能界で生きていくと思います。
でも、本人は、卒業したらファンの方が離れていくんじゃないかとすごく気にしています。だからAKB48では私を応援しつつも(ニヤリ)、十夢のことを応援してくれたらうれしいです。
(写真2枚)
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AKB48武藤小麟インタビュー「脱・妹でオンリーワンを」 に続く