2023年2月号

2023/03/01

NMB48安部若菜ソロインタビュー 写真集&小説と大活躍! アルバム『NMB13』も語った

 NMB48安部若菜さん(21)が、3月27日に待望の1st写真集を発売します。昨年11月18日には初の小説『アイドル失格』も上梓するなど、ソロとしても個性を生かして大活躍中。そんな旬の安部さんが、3月8日発売の4thアルバム『NMB13』のことも含めて、48Timesのソロインタビューで応えてくれました。

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和&艶な1st写真集


 ――群馬県の草津温泉や長野県で撮影されました

 以前から私も、もしも写真集を出すならば、温泉などで和風に撮りたいなと思っていたので、最初に企画内容やロケ先を聞かされたときに、ぴったり一致しました(笑)。

 撮影は、年が明けてすぐの1月。雪遊びする写真も撮ることができました。


 ――雑誌のグラビアと写真集の撮影に違いは?

 いつものグラビアでは、カメラマンさんに表情やポーズの指示をされることが多かったのですが、写真集は自由に動かせていただけて、偶然に決まる表情をどんどん撮っていただきました。より自由度が高かったです。

 ――先行公開した写真では、笑顔よりもクールな憂いある表情が印象的です

 何着かの衣装では「謎を秘めた女」をテーマに撮りました。もちろん、かわいい姿も見せるけれど、ちょっと掴めない女性を、1冊を通して作り上げました。

 1人の人が旅に出る、みたいなようにしてやろうと撮ってます。


 ――雪の中では、カラフルな服装でかわいい女性でしたが、温泉宿では…

 はい、ぐっと大人っぽい雰囲気になっています(笑)。

初のバスタオル巻き


 ――初挑戦のカットはありますか?

 いわゆる、温泉につかったり、何も着ないでバスタオル巻きという初体験が叶いました(笑)。自分の中では100点満点のデキです。今の自分の良い部分をたくさん詰められました。

 ――安部さんの良さを自己分析すると?

 しっとりしたところでしょうか。アイドルらしい元気な写真もあるんですけど、それよりは大人っぽさが出せるところが、私の特徴です。

 ――3年ほど前に初グラビアをしたころからも表現力が成長されました

 グラビアのお仕事を重ねていくうちに「大人っぽい」「色っぽい」と言われるようになって。みんなと一緒に元気なアイドルの感じと言われても、自然と人妻っぽい雰囲気になってしまって、最初は悩んだこともあったのですが、逆にそれを長所と捉えるようになって、写真集だと、むしろそこを存分に生かして撮ってもらいました。

 ――購入を検討している人たちへ、ぜひPRのコメントを

 今までにしたことのない表現の写真もあったり、露出面でも過去最大です! 雰囲気や表情も、ほかのアイドルたちとはまた違った、私の良さを存分に生かせたものに仕上がりました。みなさんには、ほかでは見たことの無い写真集をお届けします。ぜひ、見てください。

わかぽんアルバム初参加


 ――3月8日に4thアルバム『NMB13』を発売します
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 私にとっては初のアルバムなので、今はそわそわしています。リード曲の『Done』は、ダークな世界観、重厚感のある曲なので、NMB48の新しいスタートにもってこいだと思います。

 ――新しいNMB48の魅力とは?

 私のドラフト3期生の同期の山本望叶ちゃん(20)が、新しいセンターに立って、メンバー的な新鮮さもあるし、アルバムにも新曲が5曲も収録。それぞれの曲が全然雰囲気が違っていて、先輩から若手まで幅広いキャリアの構成ですが、新旧どっちの良さも詰まったアルバムになっています。

 ――また、握手会が約3年半ぶりに復活。3月19日に神奈川・パシフィコ横浜、4月29日に大阪・インテックス大阪で個別握手会、4月30日には大阪・インテックス大阪で個別写メ会が行われます

 うれしいです。最近はメンバー間でも「そろそろ握手会どうかな?」って話していたんです。ようやく再開で、写メ会もあるので、みんなで楽しみにしています。3年半も握手会をしていないので、初めてのときのように、ちょっと緊張もしています(笑)。

 私たちドラフト3期生は、まだ2年間ぐらいは握手会ができていました。ただ、経験済みなのは次の6期生まで。もう、メンバーの半分以上が握手会未経験なんです。驚きの事実ですけど。


3年半ぶりの握手会


 ――楽しみにしているファンは多いです

 「久しぶりに行ける」とおっしゃる方だけじゃなくて、「握手会が初めて」との方々も結構多いんです。コロナ禍中に新しくファンになってくださっていた方も多いみたいなので、本当に楽しみです。握手会の会場の独特の空気感を久々に味わえると思うと、本当に楽しみです。

 ――48グループではNMB48が一番最初に握手会を再開します。NMB48はファンが期待するサービスやイベントが多い印象です

 身内ながら、今回は「よぅやった!」って思っています(笑)。そして、そう思っていただけているのは、素直にうれしいです。これがきっかけになって、各グループでも握手会が再開されていったらうれしいし、またアイドル界全体が盛り上がっていったらうれしいです。

処女小説も大好評


 ――さて、1年半かけて書き上げた小説『アイドル失格』。最初は、複数の出版社を前に企画をプレゼンされたとか

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 アイドル失格

 はい、Zoom会議で出版社の方々を前にしてプレゼンをしました。そのときは、結末は決まっていなかったのですが、大まかなあらすじやキャラクターの説明はしっかりできました。そこで角川書店の担当者さんに「作りましょう」と声をかけていただいてから、1年半をかけて書きました。

 ――仕事に出かける前の朝や、仕事から帰宅してからの夜などの隙間時間を使って、コツコツ書いていったそうですが、どんな風に書いていったのですか?

 頭から順番に書いていって、描写の表現に迷ったときは、そこだけを飛ばして、あとで考えたりしました。前回まで書いてきたところを読み返してから、続きを書くようにしたんですが、「うまく書けない」と思って、何回も何回も書き直したりと、ずっと試行錯誤しながら進めていきました。

 ――途中で心が折れそうになったことは「

 正直ありました。特に、途中でなかなか書き進まなくなって、全8万文字の中で、残りの2~3万文字を残していたころには、「これは絶対に書き終わらへん」と、ちょっと絶望していました(苦笑い)。でも、そこから一気にラストスパートができて、1、2カ月で書き終えられました。

(写真4枚)
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小説家NMB48安部若菜が語る 執筆裏話&写真集アザーカットも に続く

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