2023年2月号
2023/02/05
SKE48篠原京香インタビュー「もっと頑張って須田さんのようになりたい」
12月に行われた「SKE48超世代コンサート2022」のユニット曲「野蛮な求愛」で、研究生ながら圧倒的なパフォーマンスを披露した篠原京香さん(18)。そのダンスシルエットの美しさの秘密を探るべく、ダンス歴13年目の “きょっぴー” にインタビューをしました。
――あらためて、SKE48に入ろうと思ったきっかけを
もともと48グループのアイドルが大好きで、ずっと憧れていました。小学生のころからテレビを見たり、音楽を聞いたり、MVを見たりしていました。特にSKE48の須田亜香里さんが大好きで、須田さんと同じグループで活動したいと思ってオーディションを受けました。
兵庫県出身なのでNMB48もよく見ていました。NMB48だと山本望叶さんが好きです。
――48グループは何回ほどオーディションに挑戦しましたか?
4回受けて、そのうち最終審査に3回残ることができました。
実際に加入してみて、公演やファンの方とお話しするのは楽しいですけど、その裏では覚えることがたくさんあり、大変な努力が必要なので、あらためてアイドルってすごいなって実感しました。
――ダンス歴は
5歳ぐらいからやっているので、13年目になります。ヒップホップをやっていました。
SKE48は思っていたより、がつがつした感じの踊りが多く、私の得意分野なので楽しいです。
――SKE48のダンスを覚えることで苦労した点は
一つひとつの立ち位置が細かくて覚えるのが大変でした。ダンスと一緒に歌ったり表情をコントロールすることも難しかったです。ダンスはやっていましたが、振り覚えもそこまで早くできなくて、何回も動画を見て練習しました。
――覚えるコツは
(対面で先生に振りを教えてもらう)「振り入れ」の前に動画が送られてきます。私は振り入れ時間に覚えきれる自信がないので、事前に全部覚えていって、細かいところを教えてもらう状態にしています。予習と復習が大事です。
――研究生公演「We're Growing Up」について
大変だったのは、セリ(SKE48劇場の舞台装置)です。場所を守らないと足を挟んでしまいそうで怖かったし、立ち位置を覚えることに苦戦しました。初の公演だったので緊張したんですけど、幕が開いて、ペンライトを見たときに、すごくきれいでその光景を初めて見て感動しました。
昔もダンスの発表会には出ていましたが、ペンライトは初めてでした。身内に見られる発表会とは違って、お客さんのノリも良くて、笑顔で全力で応援してくださっててうれしかったです。
――公演の課題と目標は
かわいらしい感じのダンス曲がまだまだなので、アイドルっぽいダンスができるようになりたいのと、たまに素の表情が出ちゃうので、歌の歌詞に合わせた表情を出していきたいです。
――11期生の中ではどんな立ち位置ですか?
年は上から2番目ですが、年下がしっかりしているので、逆に年下に甘えている感じです(笑)。
――須田亜香里さん卒業前に行われた「制服の芽」公演(22年10月25日)に研究生から唯一出演しました
マネジャーさんから「出演してみませんか?」と電話がかかってきました。
「出たいです」と即答しました。本番まで2週間しかなくて大変でしたけど、出たい気持ちが強かったのですぐに練習して覚えました。
前日のリハーサルで、動画で覚えていった振りと違う部分があったので、井田玲音名さんや、ぴよすさん(都築里佳)が細かいところまで教えてくださいました。
――やりきるという意味で、自分のパフォーマンスに点数をつけるとしたら?
90点です。「We're…」も体力的に大変ですが、「制服の芽」は「We're…」とは比べものにならないくらい体力が必要な公演でした。でも、須田さんと一緒に出られる喜びで、疲れを感じずに楽しめました。
――須田さんとは?
本番前にスタンバイしているとき、緊張しすぎて泣いてしまったんですけど、そのときに声をかけてくださいました。
私は、当時の須田さんのポジションをやらせていただきました。須田さんからは「この思い入れあるポジションを、きょっぴーにやってほしかったんだよ」と言ってくださって、めっちゃうれしかったです。さらに泣いちゃいました(笑)。
――当時の須田さんのポジションをやったことで気持ちに変化は?
まだまだ、自分は端っこや後ろが多くて悔しい思いがあるのですが、センターに立っている須田さんの背中を見て、「須田さんもここから始まったんだ」と気づいて、自分がもっともっと頑張って須田さんのように1列目のセンターに立てるような存在になりたいと思えるようになりました。
SKE48に入って須田さんの舞台裏の姿を見て、さらに素敵な方だと分かって、もっと大好きになりました。
――そして12月の「SKE48超世代コンサート2022」ではダンスナンバーの「野蛮な求愛」を西井美桜さんと2人でパフォーマンスしました
(セットリストを見たときに)びっくりしました。西井美桜さんのダンスがかっこよくて憧れていたので、2人でやらせていただけることが本当にうれしかったです。
「野蛮な求愛」のダンスが本当に好きで、前からMVをめっちゃ見ていたので、いつか絶対やりたいと思っていました。
美桜さんも「きょっぴーと一緒にできるのがうれしい」と言ってくれました。
まさかこんな早くやらせていただけると思わなかったです。スタッフさんには終わったときに「良かったよ」とめっちゃ褒めてもらいました。
――ダンスに余計な力が入らず要点を押さえたパフォーマンスに感服し、まるでダンスの教科書を見ているようでした。踊るときに気をつけていることは?
重心は意識しています。ひたすら鏡を見て練習して、先生に指先まで注意してもらったところを何回も復習して、本番も意識しています。
(写真2枚 1枚目は超世代コンサートでの「野蛮な求愛」(左))
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SKE48研究生・篠原京香の夢は、全チームのアンダーに出演して、昇格すること に続く
――あらためて、SKE48に入ろうと思ったきっかけを
もともと48グループのアイドルが大好きで、ずっと憧れていました。小学生のころからテレビを見たり、音楽を聞いたり、MVを見たりしていました。特にSKE48の須田亜香里さんが大好きで、須田さんと同じグループで活動したいと思ってオーディションを受けました。
兵庫県出身なのでNMB48もよく見ていました。NMB48だと山本望叶さんが好きです。
――48グループは何回ほどオーディションに挑戦しましたか?
4回受けて、そのうち最終審査に3回残ることができました。
実際に加入してみて、公演やファンの方とお話しするのは楽しいですけど、その裏では覚えることがたくさんあり、大変な努力が必要なので、あらためてアイドルってすごいなって実感しました。
予習と復習が大事
――ダンス歴は
5歳ぐらいからやっているので、13年目になります。ヒップホップをやっていました。
SKE48は思っていたより、がつがつした感じの踊りが多く、私の得意分野なので楽しいです。
――SKE48のダンスを覚えることで苦労した点は
一つひとつの立ち位置が細かくて覚えるのが大変でした。ダンスと一緒に歌ったり表情をコントロールすることも難しかったです。ダンスはやっていましたが、振り覚えもそこまで早くできなくて、何回も動画を見て練習しました。
――覚えるコツは
(対面で先生に振りを教えてもらう)「振り入れ」の前に動画が送られてきます。私は振り入れ時間に覚えきれる自信がないので、事前に全部覚えていって、細かいところを教えてもらう状態にしています。予習と復習が大事です。
ステージから見たペンライトの景色に感動
――研究生公演「We're Growing Up」について
大変だったのは、セリ(SKE48劇場の舞台装置)です。場所を守らないと足を挟んでしまいそうで怖かったし、立ち位置を覚えることに苦戦しました。初の公演だったので緊張したんですけど、幕が開いて、ペンライトを見たときに、すごくきれいでその光景を初めて見て感動しました。
昔もダンスの発表会には出ていましたが、ペンライトは初めてでした。身内に見られる発表会とは違って、お客さんのノリも良くて、笑顔で全力で応援してくださっててうれしかったです。
――公演の課題と目標は
かわいらしい感じのダンス曲がまだまだなので、アイドルっぽいダンスができるようになりたいのと、たまに素の表情が出ちゃうので、歌の歌詞に合わせた表情を出していきたいです。
――11期生の中ではどんな立ち位置ですか?
年は上から2番目ですが、年下がしっかりしているので、逆に年下に甘えている感じです(笑)。
当時の須田亜香里ポジションで「制服の芽」出演
――須田亜香里さん卒業前に行われた「制服の芽」公演(22年10月25日)に研究生から唯一出演しました
マネジャーさんから「出演してみませんか?」と電話がかかってきました。
「出たいです」と即答しました。本番まで2週間しかなくて大変でしたけど、出たい気持ちが強かったのですぐに練習して覚えました。
前日のリハーサルで、動画で覚えていった振りと違う部分があったので、井田玲音名さんや、ぴよすさん(都築里佳)が細かいところまで教えてくださいました。
――やりきるという意味で、自分のパフォーマンスに点数をつけるとしたら?
90点です。「We're…」も体力的に大変ですが、「制服の芽」は「We're…」とは比べものにならないくらい体力が必要な公演でした。でも、須田さんと一緒に出られる喜びで、疲れを感じずに楽しめました。
――須田さんとは?
本番前にスタンバイしているとき、緊張しすぎて泣いてしまったんですけど、そのときに声をかけてくださいました。
私は、当時の須田さんのポジションをやらせていただきました。須田さんからは「この思い入れあるポジションを、きょっぴーにやってほしかったんだよ」と言ってくださって、めっちゃうれしかったです。さらに泣いちゃいました(笑)。
――当時の須田さんのポジションをやったことで気持ちに変化は?
まだまだ、自分は端っこや後ろが多くて悔しい思いがあるのですが、センターに立っている須田さんの背中を見て、「須田さんもここから始まったんだ」と気づいて、自分がもっともっと頑張って須田さんのように1列目のセンターに立てるような存在になりたいと思えるようになりました。
SKE48に入って須田さんの舞台裏の姿を見て、さらに素敵な方だと分かって、もっと大好きになりました。
いつかやりたいと思っていた「野蛮な求愛」ができた!
――そして12月の「SKE48超世代コンサート2022」ではダンスナンバーの「野蛮な求愛」を西井美桜さんと2人でパフォーマンスしました
(セットリストを見たときに)びっくりしました。西井美桜さんのダンスがかっこよくて憧れていたので、2人でやらせていただけることが本当にうれしかったです。
「野蛮な求愛」のダンスが本当に好きで、前からMVをめっちゃ見ていたので、いつか絶対やりたいと思っていました。
美桜さんも「きょっぴーと一緒にできるのがうれしい」と言ってくれました。
まさかこんな早くやらせていただけると思わなかったです。スタッフさんには終わったときに「良かったよ」とめっちゃ褒めてもらいました。
――ダンスに余計な力が入らず要点を押さえたパフォーマンスに感服し、まるでダンスの教科書を見ているようでした。踊るときに気をつけていることは?
重心は意識しています。ひたすら鏡を見て練習して、先生に指先まで注意してもらったところを何回も復習して、本番も意識しています。
(写真2枚 1枚目は超世代コンサートでの「野蛮な求愛」(左))
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SKE48研究生・篠原京香の夢は、全チームのアンダーに出演して、昇格すること に続く