2022年10月号

2022/10/14

「6期生込みでイチからコンサートを!」HKT48本村碧唯ソロインタビュー

 松岡菜摘さんが卒業し、つい先日、下野由貴さんも卒業発表。「HKT48最後の1期生」になった本村碧唯さん(25)に、今の心境や10月16日の幕張メッセコンサートについて、たっぷりと語ってもらいました。

なっちゃん卒業の実感はもうちょっと先


 ――松岡菜摘さんが卒業してから変化は?

 あと少しで共同生活は解消するのですが、まだ一緒に住んでいるので、卒業した実感は、まだありません。もともとチームも別々だったので、公演で寂しいと感じることもありませんでした。

 でも、撮影などで全員が集まるようなときに、「なっちゃん(松岡)来ないんだ」とは思いました。なっちゃんが卒業したのを実感するのはこれからですね。


 ――新キャプテンになった豊永さんの様子は

 私がチームH公演に出たときの反省会では、あきちゃんがしっかり締めて終わっていたので、見よう見まねで、なっちゃんのことを見ていたんだなと思いました。

 ――松岡さんは「4期生はまず心配ない。(豊永)阿紀と(地頭江)音々が引っ張って頑張ってくれている」と言っていました。本村さんから見る2人は?

 「みんなを引っ張っていかなきゃ」という意識がどんどん高くなっていってると感じます。しっかり意見を言って、思うことをちゃんと伝えて、みんなで進めていこうという気持ちが行動として見えてくるので、すごくうれしいです。

チームKIVのカラーが変わりました


 ――最近のチームKIVの様子を

 KIVはもともと1期生が多いチームだったので、落ち着きがありました。1期生が次々と卒業していき、1期生は私と下野(由貴)、次が渕上舞ちゃんで、その次がなっぴ(運上弘菜)と音々ちゃんになりました。

 半分が5期生以降になって、今までのKIVとはガラッと雰囲気が変わりました。(石橋)颯や(竹本)くるみのような、若くて元気いっぱいなメンバーがどんどん入ってきて、カラーが変わりました。頑張り屋さんが多いから、見守って育てていかなきゃなという気持ちで今のKIVを見ています。

 もともと1期生が多いときのKIVの楽屋は静かだったんですが、今は公演が始まる前も元気です。(チームHで5期生の坂本)りのちゃんもよく出てくれるので、楽屋でキャッキャしてるのを聞いて、笑ってる感じです。


 ――6期研究生がアンダーで公演に出演するようになりました

 出るまでが早かったじゃないですか。人数的に足りないから早く出なきゃいけないというのもあったかと思うんです。

 (江口)心々華がだいぶ早く出ることになって、最初心配で、リハーサルの時間をしっかり取ってもらうようにしました。振りや動きをちゃんと確認して、こなせるようになってからリハーサルに来たので、すごいなと思いました。

 できるメンバーから率先して、少しずつ覚えて公演に出てくれるのはすごくうれしいですし、同期にとっても、初めて先輩になった5期生にとっても刺激になると思います。


 ――江口さんは落ち着いて公演をこなしている印象です

 そうなんです。肝が据わっていますよね。本当にすごいと思う。KIVに昇格したのかなってぐらいに馴染んでいて、MCも先輩の中に入って質問にしっかり答えていたのは本当にすごいです。

 6期生は元気でおしゃべりなメンバーが多いし、みんなに話しかけてくれるから助かります(笑)。私が後輩と仲良くするのがちょっと苦手で、5期生と打ち解けるまでに時間がかかってしまったんですよね。


 ――若い6期生たちの様子は

 (石松)結菜はまだしゃべりかけてくれないです(笑)。生野(莉奈)ちゃんは、会うたびに身長が伸びていって、もう私の身長を越しました。

 はんちゃん(猪原絆愛)は、はんちゃんの方から連絡してくれたり誘ってくれるんですよ。誰にでもそうしてるみたいだけど、それもはんちゃんのいいところだと思うし、この先が楽しみです。


 ――6期生を指導している伊藤優絵瑠さん、馬場彩華さんの様子は

 優絵瑠はもともとしっかりこなしていくタイプなので、変わらずやってくれています。しっかりしているメンバーが言う言葉には、説得力があるし、みんなが素直に受け入れて頑張ることができます。周りもよく見ています。

 彩華もしっかり丁寧に公演をやるタイプで、後輩とコミュニケーションを取るのがすごく上手です。5期生が入ったときにも、後輩たちと仲良くしていたので、そういうところも頑張ってくれています。


りこぴは安心、しなもんは心配?


 ――卒業発表をした坂口理子さん、下野由貴さんについても

 村重が卒業した後、理子ちゃんはHKT48の「明るさ、元気さ、全力でふざける」の先頭を突っ走ってくれています。

 ちょっと心配になって、「気をつかって元気にしてるんじゃない?」と聞いたら、「そんなことないよ。ただ普通に楽しいし、みんなと楽しいことがしたいだけ」と言っていました。

 理子ちゃん自体は心配ないですし、むしろ理子ちゃんが卒業した後のHKT48がちょっと心配なくらいです。理子ちゃんはトークも、人との関わり方も上手で、何でもこなせる安心感があります。これからが楽しみなので、頑張ってほしいです。

 しなもん(下野)は劇場を守って後輩の指導もしっかりしてくれて、アイドルとして、HKT48のためにも頑張ってくれたので、もう何も言うことはないです。同期なので止めようとも思わないですし、自分の夢に向かって進んでいくと思いますけど、ちょっとだけ心配です。

 最近、同期の中でずっと末っ子な感じが出てきてて、一番涙もろく、何があっても泣いていました。1人で生きていけるのかなと心配になります(笑)。


「これがHKT48です」というコンサートを見届けて!


 ――10月16日に幕張イベントホールでコンサートが行われます

 今回のコンサートは久しぶりの幕張です。大きいステージに出たことのない後輩もたくさんいます。

 セットリストも「これがHKT48です」といった感じになっています。みんな気合が入っていて、リハーサルでもそれをすごく感じています。

 今、私たちができる200%を出せるライブになると思うので、そのパフォーマンスを見て楽しんでもらいたいです。6期生も頑張ってたくさん覚えてくれていて、6期生込みでイチからコンサートを作るのも初めてですし、しっかり作り上げていきたいです。

 大きいコンサートは最後のメンバーもいるので、そのメンバーと一緒に最高に楽しみたいと思っています。ぜひ、みなさんに見届けていただきたいです。


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