2022年3月号
2022/03/05
私のセンター曲でポジティブになって! SKE48林美澪インタビュー
SKE48 29thシングル「心にFlower」が9日に発売します。Forty-Eight Times3月号ではSKE48を大特集! まずは、2作連続センターになったチームE、林美澪さん(12)にたくさん語ってもらいました。
――センターと知ったときのことを
まず、選抜はメールで知りました。センターについては、直接スタッフさんから聞きました。今回は2回目の選抜で、うれしいのと不安な気持ちが混ざったんですけど、また選んでいただけて、とてもうれしかったです。
今回は研究生ではなく、「正規メンバーとしてセンターに立つ」ことで、安心できる部分はありました。不安なのは「2回目も私で大丈夫かな」というのと、ちゃんとパワーアップしたところをお見せできるかということでした。
――前作「あの頃の君を見つけた」を振り返ると
ダンスはしっかりできていたんじゃないかなと。他の皆さんより劣ってはいなかったとは思うけど、表情や髪型の研究が足りなかったんです。もっとかわいく見せられたはずなので、今回はそこを意識しました。
――先輩から何かを学びましたか
まだテレビに慣れていなかったので、カメラ目線や表現力、ダンスのしなやかさが勉強になりました。私は、話題の引き出しが少なくてトーク力が物足りなかったので、そこは先輩のいいところを盗んで頑張ろうと思っていました。(須田)亜香里さんは、本当にいろんな引き出しがあって、すごいんです。私も、日常のささいなことも1つずつ頭に入れておくようになりました。
――MV撮影はどうでしたか
リップシーンの撮影がすごく寒かったです。この衣装でマイナス1度の中での撮影だったので、すごく寒くて…。檻(おり)に入るシーンでは本当に凍えながらやっていました。
アクションシーンは、シースルーの長袖1枚だけで、カットチェンジのときには急いでストーブの前に走って、ベンチコートにカイロ10個ぐらいつけて、泣きそうになりながら撮ってました。銃を撃つシーンがあって、重くて練習も大変で、腱鞘(けんしょう)炎になっちゃうんじゃないかってぐらいでした(笑)。
――檻のシーンについては
弱い自分を、強い自分が助けに行くというストーリーです。檻に閉じ込められて助けを求めている弱い自分を、強い自分が戦って助けに行きます。
――どちらが演じやすかったですか?
強い自分はアクションシーンが初めてだったので、どちらかというと、弱い自分の方が演じやすかったです。実際の私は中間ですね。強がっている部分もあれば、弱いところもあるので。
SKE48 「心にFlower」Music Video/2022.3.9 on sale - YouTube
――振り付けの特徴は?
「Flower」って歌詞で、手をパタパタする “でらフラワーダンス” は歌詞とリンクしていますし、強い曲調の部分は曲に合わせた力強い振りになっています。
――でらフラワーダンスは難しいですか?
難しいです!! たとえば「根も葉もRumor」は、きつくて踊るのが難しい曲ですが、何とか覚えられるんです。でも、「心にFlower」は振りそのものが覚えられないんですよ! みんなでたくさん練習したけれど、サビの部分は細かすぎて目で追えないんです(笑)。ついていくのが大変でした。
それでも、いつも選抜にいる方は、やっぱり覚えるのが早い。本当にすごいなと思います。
――振り付けのakane先生は?
akane先生がその場で振りを教えてくださったんですけど、0.7倍の速さでも追いつけなくって。「じゃあ本番の速さで行くよ」と言われたら、ついていくのに必死でした。「これを2日で覚えて」と言われたときの絶望感はすごかった…。
ただ、akane先生はとても情熱的に教えてくださるので、私たちの作品をより良いものにしてくださって本当にありがたかったです。
「覚えが早い。さすがSKE! ダンスもバキバキに仕上げてくるね」っておだててくれるのが、すごくうれしくて、SKE48にいい印象を持ってもらえたこと、踊りで魅せられたことが何よりうれしいです。
――前作と変わった部分は
前のシングル以上に、後ろからの熱気を感じました。自分も頑張ろうってパワーをもらえる “いい圧” です(笑)。
――いつかSKE48全メンバーが披露する日も
練習期間が必要です! 多めに取っておいたほうがいいですね。
(同期の)10期生には既に「教えて」と頼まれています。でも、大丈夫です。研究生の期間が長かった分、「We're Growing Up」公演でも力をつけて、みんなでダンスが上達してきていますから。たぶん、きれいにできると思ってます! ヒーヒー言ってる顔も浮かびますけど(笑)。
――どういうところを聴いてほしい?
ジャケット写真で、皆さんがかわいいのは一目でわかります。でも、かわいいだけじゃなくて、アクションシーンではすごい技を繰り出しています。まずはMVを見ていただきたいです。
――歌詞については
メッセージ性があって、私の今の心境に合っていてすごく心に響きました。特にサビの部分の「見えない花を心に飾って」という部分がすごく好きです。あとは、「みんなを癒せる花になれ」というところは、アイドルがファンの方を幸せにするという意味で、素敵な歌詞なんです。
2番の「どんな色にも染まっちゃいけない 周りに合わせる必要はないよ 自分らしく行け!」という部分は、何度聞いても感動します。いい歌詞です。
私もネガティブ思考になりがちなので、この曲を聴いてポジティブになろうと頑張れます。考え方で人生は変われると思うので、ぜひみなさんにも聴いてほしいです。
(写真3枚)
次ページ以降を含めて写真は合計10枚
(次ページからは有料会員限定記事となります。見出し紹介◆ヒロアカの心の声を演技の参考に◆実は球技が苦手◆学生の心境をツイートしたらファンが定着◆本場のフランスパンめっちゃ食べたい)
SKE48林美澪インタビュー 点Pはなぜ動くのか? に続く
うれしさと不安
――センターと知ったときのことを
まず、選抜はメールで知りました。センターについては、直接スタッフさんから聞きました。今回は2回目の選抜で、うれしいのと不安な気持ちが混ざったんですけど、また選んでいただけて、とてもうれしかったです。
今回は研究生ではなく、「正規メンバーとしてセンターに立つ」ことで、安心できる部分はありました。不安なのは「2回目も私で大丈夫かな」というのと、ちゃんとパワーアップしたところをお見せできるかということでした。
――前作「あの頃の君を見つけた」を振り返ると
ダンスはしっかりできていたんじゃないかなと。他の皆さんより劣ってはいなかったとは思うけど、表情や髪型の研究が足りなかったんです。もっとかわいく見せられたはずなので、今回はそこを意識しました。
――先輩から何かを学びましたか
まだテレビに慣れていなかったので、カメラ目線や表現力、ダンスのしなやかさが勉強になりました。私は、話題の引き出しが少なくてトーク力が物足りなかったので、そこは先輩のいいところを盗んで頑張ろうと思っていました。(須田)亜香里さんは、本当にいろんな引き出しがあって、すごいんです。私も、日常のささいなことも1つずつ頭に入れておくようになりました。
極寒での撮影
――MV撮影はどうでしたか
リップシーンの撮影がすごく寒かったです。この衣装でマイナス1度の中での撮影だったので、すごく寒くて…。檻(おり)に入るシーンでは本当に凍えながらやっていました。
アクションシーンは、シースルーの長袖1枚だけで、カットチェンジのときには急いでストーブの前に走って、ベンチコートにカイロ10個ぐらいつけて、泣きそうになりながら撮ってました。銃を撃つシーンがあって、重くて練習も大変で、腱鞘(けんしょう)炎になっちゃうんじゃないかってぐらいでした(笑)。
――檻のシーンについては
弱い自分を、強い自分が助けに行くというストーリーです。檻に閉じ込められて助けを求めている弱い自分を、強い自分が戦って助けに行きます。
――どちらが演じやすかったですか?
強い自分はアクションシーンが初めてだったので、どちらかというと、弱い自分の方が演じやすかったです。実際の私は中間ですね。強がっている部分もあれば、弱いところもあるので。
SKE48 「心にFlower」Music Video/2022.3.9 on sale - YouTube
“でらフラワーダンス”は “でら” 難しい!?
――振り付けの特徴は?
「Flower」って歌詞で、手をパタパタする “でらフラワーダンス” は歌詞とリンクしていますし、強い曲調の部分は曲に合わせた力強い振りになっています。
――でらフラワーダンスは難しいですか?
難しいです!! たとえば「根も葉もRumor」は、きつくて踊るのが難しい曲ですが、何とか覚えられるんです。でも、「心にFlower」は振りそのものが覚えられないんですよ! みんなでたくさん練習したけれど、サビの部分は細かすぎて目で追えないんです(笑)。ついていくのが大変でした。
それでも、いつも選抜にいる方は、やっぱり覚えるのが早い。本当にすごいなと思います。
――振り付けのakane先生は?
akane先生がその場で振りを教えてくださったんですけど、0.7倍の速さでも追いつけなくって。「じゃあ本番の速さで行くよ」と言われたら、ついていくのに必死でした。「これを2日で覚えて」と言われたときの絶望感はすごかった…。
ただ、akane先生はとても情熱的に教えてくださるので、私たちの作品をより良いものにしてくださって本当にありがたかったです。
「覚えが早い。さすがSKE! ダンスもバキバキに仕上げてくるね」っておだててくれるのが、すごくうれしくて、SKE48にいい印象を持ってもらえたこと、踊りで魅せられたことが何よりうれしいです。
――前作と変わった部分は
前のシングル以上に、後ろからの熱気を感じました。自分も頑張ろうってパワーをもらえる “いい圧” です(笑)。
――いつかSKE48全メンバーが披露する日も
練習期間が必要です! 多めに取っておいたほうがいいですね。
(同期の)10期生には既に「教えて」と頼まれています。でも、大丈夫です。研究生の期間が長かった分、「We're Growing Up」公演でも力をつけて、みんなでダンスが上達してきていますから。たぶん、きれいにできると思ってます! ヒーヒー言ってる顔も浮かびますけど(笑)。
歌詞に感動
――どういうところを聴いてほしい?
ジャケット写真で、皆さんがかわいいのは一目でわかります。でも、かわいいだけじゃなくて、アクションシーンではすごい技を繰り出しています。まずはMVを見ていただきたいです。
――歌詞については
メッセージ性があって、私の今の心境に合っていてすごく心に響きました。特にサビの部分の「見えない花を心に飾って」という部分がすごく好きです。あとは、「みんなを癒せる花になれ」というところは、アイドルがファンの方を幸せにするという意味で、素敵な歌詞なんです。
2番の「どんな色にも染まっちゃいけない 周りに合わせる必要はないよ 自分らしく行け!」という部分は、何度聞いても感動します。いい歌詞です。
私もネガティブ思考になりがちなので、この曲を聴いてポジティブになろうと頑張れます。考え方で人生は変われると思うので、ぜひみなさんにも聴いてほしいです。
(写真3枚)
次ページ以降を含めて写真は合計10枚
(次ページからは有料会員限定記事となります。見出し紹介◆ヒロアカの心の声を演技の参考に◆実は球技が苦手◆学生の心境をツイートしたらファンが定着◆本場のフランスパンめっちゃ食べたい)
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