2022年3月号

2022/02/27

AKB48高岡薫・髙橋彩音・服部有菜がミュージカル「ジョンマイラブ」に出演 演技で泣いてくれたファンや両親

 昨年9月から愛媛県の坊っちゃん劇場で行われているミュージカル「ジョンマイラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-」に、チーム8のメンバーが “鉄” 役で出演中。Forty-Eight Timesでは、第2期メンバーの高岡薫さん(21)、髙橋彩音さん(24)、服部有菜さん(20)に、見どころや舞台への思いを語り合ってもらいました(※髙橋さんは舞台がある愛媛からリモートで参加)。

 坊っちゃん劇場ミュージカル ジョンマイラブ -ジョン万次郎と鉄の7年-
 作・作詞・演出 : 横内謙介
 作曲・音楽監督 : 深沢桂子
 振付・ステージング : ラッキィ池田、彩木エリ
 ※4月9日からは第3期メンバーとして川原美咲さん、歌田初夏さん、平野ひかるさんが出演します。

かわいいけど気が強い “鉄”


 ――お互いの演技はいかがですか?

 服部 るんば(高岡)は役にぴったりです! めちゃくちゃ気が強いんですよ、そして暴れ回っています(笑)。迫力がすごいです。それでいて、終盤に進むにつれておちゃめなるんばが出てきます。

 髙橋 るんちゃんがリハでキャピキャピしているのは新鮮でした。とてもかわいいです。

 服部 彩音ちゃんは、ただただかわいいです!

 高岡 彩音は見た目はかわいいけど、中身はしっかりしていて彩音にしか出せない強さを感じます。セリフの断定的な言い方の中にも、強さが垣間見られます。

 髙橋 るんちゃんがそう思ってくれているなんてうれしい。でも、鉄っちゃんは強さが大切な役なので、かわいさだけでなく強さもアピールしていきたいです!

 高岡 有菜はやわらかい雰囲気はありますが、秘めた強さを持っている17歳の鉄ちゃんを演じています。仕草がとにかく魅力的。姿勢も良くて1つ1つの所作がきれいです。

 服部 ありがとうございます! 素直にうれしい! 2人よりも背が高いのでそう見えるんだと思います。

 髙橋 有菜ちゃんが一番女子です! 物語の内容に合った恋愛の演技をしていると思います。

 高岡 わかる! 女子ですね!

さやりん、はま、ヨコちゃんの “鉄”


 ――皆さんは第2期メンバーですが、第1期の髙橋彩香さん、濵咲友菜さん、横山結衣さんはいかがでしたか

 高岡 ヨコちゃん(横山結衣)はパフォーマンスが華やかで舞台映えしていました。自分の意見を持つ女性らしさを演技から感じたので、見習おうと思いました。濵ちゃんとさやりん(髙橋彩香)のリアクションも新鮮でおもしろかったです。特に、さやりんは芯の強い鉄を演じていました。

 髙橋 3人ともそれぞれが個性的な演技をしていました。特に濵のインパクトは強かったです。見た目の子どもっぽさと、舞台での演技のギャップがすごかったです。

 服部 私は結衣が演じた映像を見て愛媛に入りました。濵とさやりんが全然別の鉄を演じていて、びっくりしました。結衣はすごく感情を入れた演技、濵はとにかく元気でした。濵はアドリブがすごくて、濵にしかできないと思いました(笑)。さやりんはナチュラルで、私はさやりんの演じる鉄に似ているなと思いました。

演技を見て泣いてくれるファンも


 ――ファンの反応は

 髙橋 「彩音ちゃんがあんなに歌がうまいとは思わなかった! 彩音ちゃんじゃないみたい!」って言われます。私、歌が下手だと思われているんです(笑)。

 服部 舞台「マジムリ学園 蕾-RAI-」に出演した後に、ファンの方に「私はもう演技をしたくない」って伝えていました。だから、この舞台に出演することが決まって一番驚いたのがファンの方でした。「有菜がちゃんと演じられるのか?」って目線で心配してくれていました。

 なので、見に来てくれたファンの方は全員、私の演技を見て泣いてくれました。私の成長する姿を見てくださって、とてもうれしかったです。

 高岡 舞台を観たファンの方が具体的に良かった点を教えてくれて、とてもうれしかったです。

両親も大号泣


 ――ご家族の方も観に来てくれたとか

 服部 両親が大号泣していました。「有菜ってこんなことできたんだね! 自分の知っている有菜じゃなかったよ!」って言っていました。

 髙橋 実は私も両親がわざわざ愛媛まで観に来てくれて号泣してくれました。めったに私のことを褒めてくれない母も「ママ、泣いちゃったよ」って言っていました。

 高岡 うちの両親も1期のときからずっと見に来てくれました。もう10回以上見ています(笑)。

 髙橋 私が出演している回にも、るんちゃんのご両親が来てくれました!

 高岡 うちの父は涙もろいのですが、私の初日は「心配しすぎて泣けなかった」って言っていました(笑)。実は舞台が始まってすぐにステージでこけちゃったんですよ(笑)。スコーーンってすごい勢いで(笑)。それを父がかなり心配して「あんなに心配した回はなかったよ…」って言われました。「思ったよりできてた」って褒めてくれましたが、泣いてくれないのは心外ですよね(笑)。

舞台「KISS8」も演出する横内謙介さん


 ――作・演出の横内謙介さんは、次回の舞台「KISS8(キスバイエイト)」(5月13日~22日 天王洲 銀河劇場)も演出します

 髙橋 横内さんは「もっと自信を持って演じていいんだよ」と励ましてくれました。自分でも気がつかなかったところを教えてくださって、演技に活かしています。

 東京への帰りの飛行機が一緒だったときにもアドバイスをたくさんくれて、かわいいナマケモノのシールをもらいました(笑)。そのシールのお返しのためにも「KISS8」は頑張りたいです!(笑)

 服部 オーディションで横内さんに「君は歌と踊りと芝居の何が得意なの?」って聞かれて、「何もできません」と言いました。

 横内さんはそのことをずっと気にかけてくださっていて、先日お会いしたときに「有菜はもう何もできない有菜じゃなくなったね」って言ってくました。横内さんのその一言がとても心に染みて、演技をもっと勉強したいと思いました。

 「KISS8」では横内さんに「有菜って、こんなにすごいんだ!」って思ってもらえるように頑張りたいです。親にも自分が成長した姿を見せたいです。

(写真6枚 ①左 : 高岡薫、右 : 服部有菜、中央はリモート参加の髙橋彩音)
次ページ以降を含めて写真は合計13枚(撮り下ろしソロカットあり)

(次ページからは有料会員限定記事となります。見出し紹介◆ダンスも楽しんで! ◆社会科見学で愛媛の学生も観劇◆愛媛の食べ物トークが止まらないゆうな◆できれば3人とも観てほしい)
愛媛まで観に来て に続く

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