2022年1月号
2022/01/05
SKE48 新世代コンサート2021リポート - 10期生全員昇格、新SKE48の幕開け
2008年に結成し、今年で14年目のSKE48が、東京・中野サンプラザホールで8期生以降だけの若手メンバーでのコンサートに挑戦しました。SKE48“非公式”ちゃんねる のアーカイブ配信は、9日まで視聴可能。今リポートとともにお楽しみください。
最後の1期生・松井珠理奈が昨年卒業し、今後のSKE48を担う “新世代” として、8期生、ドラフト3期生、9期生、10期生の計33人が出演した。
overtureはいつもと違う音楽で、一人ひとりにスポットライトを当て、期ごとに色をそろえた衣装でそれぞれキメポーズで登場。最新シングル「あの頃の君を見つけた」からスタート。もちろんセンターは林美澪だ。「新しいSKE48をたくさん見ていってください」と、第一声を上げた。
「あの頃の君を見つけた」「恋の根拠」「初恋の踏切」「恋を語る詩人になれなくて」を全員でパフォーマンスし、あいさつの後、「片想いFinally」が始まった。
「片想いFinally」の途中で、林が青海ひな乃の足を踏んでしまい、曲を止めてもめごとになりそうな気配…。実はこれ自体が、演出。SKE48がコンサートでよく行う寸劇のワンシーンだった。BGMに「Show fight!」が流れる中、二手に分かれてダンス対決が始まった。
林を中心とした8人は「根も葉もRumor」、青海を中心とした8人は「UZA」を披露。次のグループではHKT48の「12秒」、NMB48の「らしくない」を、曲をつなぎ合わせて交互に披露した。間にせりふをはさみながら「アイシテラブル!」「SKE48(バラードver.)」「ピノキオ軍」で対決ブロックが終了した。
AKB48のダンスナンバー「根も葉もRumor」「UZA」は難易度が高く、たくさん練習しないと踊れないが、倉島杏実はレッスン期間に「どこの誰よりもAKB48さんのYouTubeで『根も葉もRumor』を見てました」と告白。「UZA」では、ドルフィンのダンスを全員でやり、それを「追いドルフィン」と、赤堀君江は例えた。
続いてはユニット、ソロコーナー。まずは「青空片想い」(2021 ver.)をフルコーラスで初披露。青海はソロで「点滅フェロモン」を大人っぽく歌い、林は前田敦子の「Flower」を心を込めて丁寧に歌った。
そして「ミッドナイト公演」でおなじみの「スルー・ザ・ナイト」を竹内ななみ、佐藤佳穂、仲村和泉、岡本彩夏、五十嵐早香が、胸元あらわなセクシーな衣装で披露。セクシーユニットが新世代にも継承された瞬間だった。
「楽園の階段」から「あっという間の少女」までの楽曲は、SKE48の名曲が続く。新世代メンバーを、一人ひとりがプレゼンする時間帯でもあった。「あの頃の君を見つけた」のカップリング曲「世界のスーパーヒーロー」からは、全員でSKE48らしさ全開で会場を盛り上げた。
アンコール1曲目はサンタクロース帽子を被り「パレオはエメラルド」クリスマスバージョンを披露。2曲目は冬曲の定番「12月のカンガルー」を、8期生のみよまるーちゃん(野村実代・井上瑠夏)のダブルセンターで盛り上げた。
RPGゲーム「ドラゴンエッグ」とSKE48のコラボの告知の直後、支配人の斉藤真木子が登場し、10期研究生の昇格と、第11期生のオーディション開催を同時に発表。昇格チームは以下のとおりとなった。
【チームS】石塚美月、鬼頭未来、杉山歩南
【チームKII】青木莉樺、五十嵐早香、伊藤実希、西井美桜
【チームE】澤田奏音、林美澪
昇格した10期生が1人ずつコメント。昇格のうれしさと同時に、同期と離れ離れになる不安が混ざるのを感じたのか、斉藤支配人が締めた。
「私も研究生を経験した1人です。何年も経てば同期もいなくなることもある。でも、それは悲しいことではありません。皆それぞれの道に進む未来が来ます。
同期とか新世代と言って、キラキラした世界を見られるこの瞬間を大事にしてほしい。いつかの将来に、新世代なんて言われない日が絶対にやってくるから、一瞬一瞬を大事に、そして前を目指してもらいたいと思います」
最後に「道は なぜ続くのか?」を歌い、野村は「これからのSKE48は私たちに任せてください。私たちがいる限りSKE48は永久不滅です」と宣言。井上は「今日は本当にありがとうございました。また絶対会いましょう」と言ってコンサートは終了した。
伝統を継承しながらもSKE48は時代によって進化する。それに、11期生の中からも、また新たなヒロインが登場していくことだろう。
(写真10枚①「パレオはエメラルド」②加入期ごとに色分けされた衣装③「青空片想い」2021 ver.④「点滅フェロモン」を歌う青海ひな乃⑤「窓際LOVER」を歌う前列左・北川愛乃、右・坂本真凛⑥「渚のイメージ」を歌う左から伊藤実希、青木莉樺)⑦「奇跡は間に合わない」を歌う左から荒野姫楓、野村実代、石黒友月、平野百菜⑧「Flower」を歌う林美澪⑨「スルー・ザ・ナイト」⑩集合写真
(番外編 セットリストとスタッフ注目の3人 は有料会員限定記事、7枚の初出しライブ写真)
キメポーズで登場
最後の1期生・松井珠理奈が昨年卒業し、今後のSKE48を担う “新世代” として、8期生、ドラフト3期生、9期生、10期生の計33人が出演した。
overtureはいつもと違う音楽で、一人ひとりにスポットライトを当て、期ごとに色をそろえた衣装でそれぞれキメポーズで登場。最新シングル「あの頃の君を見つけた」からスタート。もちろんセンターは林美澪だ。「新しいSKE48をたくさん見ていってください」と、第一声を上げた。
「あの頃の君を見つけた」「恋の根拠」「初恋の踏切」「恋を語る詩人になれなくて」を全員でパフォーマンスし、あいさつの後、「片想いFinally」が始まった。
対決ブロックで寸劇とともにAKB48の「根も葉もRumor」を披露
「片想いFinally」の途中で、林が青海ひな乃の足を踏んでしまい、曲を止めてもめごとになりそうな気配…。実はこれ自体が、演出。SKE48がコンサートでよく行う寸劇のワンシーンだった。BGMに「Show fight!」が流れる中、二手に分かれてダンス対決が始まった。
林を中心とした8人は「根も葉もRumor」、青海を中心とした8人は「UZA」を披露。次のグループではHKT48の「12秒」、NMB48の「らしくない」を、曲をつなぎ合わせて交互に披露した。間にせりふをはさみながら「アイシテラブル!」「SKE48(バラードver.)」「ピノキオ軍」で対決ブロックが終了した。
AKB48のダンスナンバー「根も葉もRumor」「UZA」は難易度が高く、たくさん練習しないと踊れないが、倉島杏実はレッスン期間に「どこの誰よりもAKB48さんのYouTubeで『根も葉もRumor』を見てました」と告白。「UZA」では、ドルフィンのダンスを全員でやり、それを「追いドルフィン」と、赤堀君江は例えた。
「スルー・ザ・ナイト」でも “らしさ” 継承
続いてはユニット、ソロコーナー。まずは「青空片想い」(2021 ver.)をフルコーラスで初披露。青海はソロで「点滅フェロモン」を大人っぽく歌い、林は前田敦子の「Flower」を心を込めて丁寧に歌った。
そして「ミッドナイト公演」でおなじみの「スルー・ザ・ナイト」を竹内ななみ、佐藤佳穂、仲村和泉、岡本彩夏、五十嵐早香が、胸元あらわなセクシーな衣装で披露。セクシーユニットが新世代にも継承された瞬間だった。
「楽園の階段」から「あっという間の少女」までの楽曲は、SKE48の名曲が続く。新世代メンバーを、一人ひとりがプレゼンする時間帯でもあった。「あの頃の君を見つけた」のカップリング曲「世界のスーパーヒーロー」からは、全員でSKE48らしさ全開で会場を盛り上げた。
10期生の昇格、11期生オーディション開催
アンコール1曲目はサンタクロース帽子を被り「パレオはエメラルド」クリスマスバージョンを披露。2曲目は冬曲の定番「12月のカンガルー」を、8期生のみよまるーちゃん(野村実代・井上瑠夏)のダブルセンターで盛り上げた。
RPGゲーム「ドラゴンエッグ」とSKE48のコラボの告知の直後、支配人の斉藤真木子が登場し、10期研究生の昇格と、第11期生のオーディション開催を同時に発表。昇格チームは以下のとおりとなった。
【チームS】石塚美月、鬼頭未来、杉山歩南
【チームKII】青木莉樺、五十嵐早香、伊藤実希、西井美桜
【チームE】澤田奏音、林美澪
昇格した10期生が1人ずつコメント。昇格のうれしさと同時に、同期と離れ離れになる不安が混ざるのを感じたのか、斉藤支配人が締めた。
「私も研究生を経験した1人です。何年も経てば同期もいなくなることもある。でも、それは悲しいことではありません。皆それぞれの道に進む未来が来ます。
同期とか新世代と言って、キラキラした世界を見られるこの瞬間を大事にしてほしい。いつかの将来に、新世代なんて言われない日が絶対にやってくるから、一瞬一瞬を大事に、そして前を目指してもらいたいと思います」
最後に「道は なぜ続くのか?」を歌い、野村は「これからのSKE48は私たちに任せてください。私たちがいる限りSKE48は永久不滅です」と宣言。井上は「今日は本当にありがとうございました。また絶対会いましょう」と言ってコンサートは終了した。
伝統を継承しながらもSKE48は時代によって進化する。それに、11期生の中からも、また新たなヒロインが登場していくことだろう。
(写真10枚①「パレオはエメラルド」②加入期ごとに色分けされた衣装③「青空片想い」2021 ver.④「点滅フェロモン」を歌う青海ひな乃⑤「窓際LOVER」を歌う前列左・北川愛乃、右・坂本真凛⑥「渚のイメージ」を歌う左から伊藤実希、青木莉樺)⑦「奇跡は間に合わない」を歌う左から荒野姫楓、野村実代、石黒友月、平野百菜⑧「Flower」を歌う林美澪⑨「スルー・ザ・ナイト」⑩集合写真
(番外編 セットリストとスタッフ注目の3人 は有料会員限定記事、7枚の初出しライブ写真)