2022年10月号

2022/10/05

これが本当のラストソロインタビュー! SKE48須田亜香里が語るラストシングルと卒業ソング

 9月24日に感動の卒業コンサートを終えたSKE48須田亜香里さん(30)。いよいよ活動終了まで、あと1カ月となりました。長い、長い付き合いだったAKB48Group新聞「Forty-Eight Times」では、あかりんにとっての最後のシングル選抜にもなる10月5日発売の30枚目シングル「絶対インスピレーション」と、そのカップリング曲として収録される、卒業ソロ曲「私の歩き方」などについて、最後のソロインタビューを敢行。まさに、永久保存版の内容になりました。

美しさ極めた卒業ソロ曲


 ――夏から忙しい日々が続いています

 うれしい悲鳴を上げちゃうぐらいに忙しくて、それがとっても愛おしい時間になっています。アイドルの私と最後まで向き合ってくれる人がたくさんいるということを実感して、感謝の毎日です。

 ――そして、卒業ソロ曲「私の歩き方」のMV(ミュージックビデオ)では、コンテンポラリーダンスを披露されました
 「私の歩き方」Music Video

 私だけでスタッフさんたちを独り占めして、MVを撮っていただけるなんて、人生でそうそう無いですよね。選抜メンバーの中で、ちらっと映るじゃなくて、自分だけで1本の作品って、本当にありがたいし、うれしいです。

 私の30年の人生を全て発揮できる作品にしたいと考えて、子供のころから続けてきて、SKE48の活動でも私の土台となっていたクラシックバレエも生かそう。そう思って、この内容にしました。


 ――秋元康総合プロデューサーの書き下ろし曲です

 卒業していく私が思っていた気持ち、伝えたい相手まで頭に浮かんでくる歌詞のバラードで、「あ~、秋元先生は本当に私に向けて書いてくださったんだな」って実感できました。(2017年発売の)SKE48の2枚目のアルバム「革命の丘」に収録していただいた、ソロ曲「今の私じゃダメなんだ」だけでも十分幸せだったのに、もう1曲作ってくださるなんて、恐縮ですが、素直にうれしかったです。

バトンをつなぐラストシングル


 ――一方、最後の選抜シングルとなるのは「絶対インスピレーション」。MVでは、新センター青海ひな乃さん(21)とダンスバトルをして、最後には、倒れた青海さんに手を差し伸べて、バトンを渡したようなシーンも収録されています
 SKE48 「絶対インスピレーション」Music Video

 まず、参加させていただけるだけでもうれしかったです。卒業発表をした5月30日のころは、まだ次のシングルを出すかはっきりしていなかったので、もう1回歌わせてもらえるかも決まっていませんでした。

 新生SKE48で出すなら、それを心から応援しようと思っていたけど、結果的に参加させてもらえて、特典のトーク会にも出させていただける。ましてや、前列のポジション。一方で、大事な選抜1枠でもありますから、大切に感じて、グループに何かを残せるものをと思って、携わらせていただきました。


 ――悔いはありませんか?

 できることは全てやりました。ロケ場所は、東京・有楽町の国際フォーラムで、ダンスもSKE48らしいキレキレのものでした。

 正直、最近は「もっと自分が若かったら、さらにもう少し動けるのに」って、体力的な限界を感じつつあったんです。ここ数年は、ライブをやるたびに針治療にも通わないと続けられなかったんです。

 自分のベスト(体の全盛期)を知っているからこそ、弱くなっていく自分を見せたくないと思って、卒業を決断したところもあったので、このラストシングルの撮影も、すごく体が痛くなって、ぎっくり腰の手前まできて、腰がうまく回らないぐらいにまでなりました(笑)。


(写真4枚 ステージ写真は須田亜香里卒業コンサートより)
次ページ以降を含めて写真は合計11枚

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最後はやっぱり恋愛質問!? SKE48須田亜香里ラストソロインタビュー に続く

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