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2021/12/09

【速報】AKB48入山杏奈が演劇「天国」で好演! タクフェス2度目のヒロイン役

 AKB48入山杏奈さん(26)が、5年ぶり2回目のタクフェス作品に出演中だ。宅間孝行さん(51)が脚本・演出を手掛ける「天国」。東日本大震災時に、実際に津波に襲われた宮城県石巻市にあった岡田劇場を題材にした物語で、入山さんは、その劇場を経営する家族の一人娘役を演じている。
タクフェス第9弾『天国』 | 公式ホームページ (takufes.jp)

舞台は東日本大震災の石巻


 けいこ前には、役作りのために実際に石巻市に足を運んだという。振り返れば、入山さんがAKB48に加入したのは2010年。翌11年3月11日に震災が起こり、その後は「AKB48被災地訪問」で、何度も訪れていた。

 初めて脚本を読んだ時は「前半からは想像もできなかった展開が起きて、号泣して、読み終わった後に、これはヤバイぞ」と思ったという。すごく作品が良いという意味と、しっかり届けなければいけないという重圧で、だ。入山さんの中では、いろんな思いが去来するテーマといえるのかもしれない。

 男勝りでありながら、その中には必ず優しさや愛を込めている温かい心の一人娘。そして後半では、観客を泣かせる繊細な演技も披露する。もちろん、東北弁もすっかり身につけている。メキシコでは、1からスペイン語を習得してきただけに、お手のものなのかもしれない。

熱演で酸欠


 10月22日の名古屋公演から、すでに1カ月半も演じてきている。ときには、演技で「泣きすぎて酸欠になりかけてカーテンコール出遅れました」と、ツイッターにつづってもいる。まさに全身全霊をかけて演じている。

 5年前は、同じタクフェスの名作「歌姫」でヒロイン役に抜擢され、無我夢中で演じていた。それまでの大人しい性格、クールなイメージの殻を破るきっかけになる芝居だった。そして今回。3年間のメキシコ生活など、数えきれないほどの人生経験を積んできての、タクフェス凱旋。主宰の宅間さんは「杏奈は、とんでもなく成長している女優ですよ」と太鼓判を押した。

 千秋楽は12日。ゴールの先には、何が見えるのか。また1つ、貴重なキャリアを築き上げようとしている。

(写真7枚)

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