2021年10月号

2021/10/05

HKT48市村愛里ソロインタビュー(1) SHOWROOMを1000日続けたらやりたいこと

 HKT48の5期研究生の市村愛里さん(20)がForty-Eight Timesにソロで登場です。毎日SHOWROOMを続ける努力家でもあり、公演MCでは先輩に一目置かれるトークスキルの持ち主。配信連続1000日に向けて、そして昇格に向けての現在の心境を大いに語ってくれました。

SHOWROOMは家族と話してるように


 ――SHOWROOMを800日以上毎日更新していますが、どんなことを話しているのでしょう

 「今日こういうお仕事があったよ」とか、「こういうものを食べたよ」とか、今日の占いをみんなで見たり、家族と話してるような他愛のない会話を毎日しています。

 深い話をすることもあるけど、だいたいは日常的な話題です。


 ――画面に向かって一人で話しかけることについては?

 もともとおしゃべりが好きだったので、毎日やっていたらいつの間にか違和感も無くなって、ファンの方とおしゃべりしている感覚になりました。SHOWROOMはほかのお仕事とは全然違って、私のことを好きな方が見に来てくださるから、ファンの方と一番仲良くなれるツールだと思っているんです。

 いろんなルームがあっていいと思うので、私はファンの方や、見てくださる方々が私に親近感が湧くような気軽にコミュニケーションができるルームを目指しています。


 ――毎日続ける上で大変なことは?

 全然キツくはないんですが、人間なので気持ちが落ち込んでいる日や、お話しする気分が上がらない日も無くはないんです。でも、配信を始めたらファンの方が見に来てくれて自然と元気がもらえるので、大変ではありません。

 8月、9月はあまり公演ができなかったので、SHOWROOMの配信時間を増やそうと思いました。会えていない分、ファンの方にはすごく寂しい思いをさせてしまっているので、プライベートな時間を減らしてでも、配信をしようって思いました。


 ――公演MCや取材とも違う語り方ですよね

 すごく落ち着くんです。完全なプライベートではないし、オフでもないんですけど、居心地がいいので、何も考えずにお話しできてるなと思います。

 ――何日ぐらい続きそうですか?

 今まで寝込んだりせず、大きな病気にかかってないので、体調面で風邪を引いたりしなければ、1000日を目標に続けたらなとは思っています。

 ――1000日連続配信を達成して何か夢をかなえてもらえるとしたら

 おいしいものいっぱい食べたい(笑)。たとえば予算1万円で、寿司、肉、韓国料理、ケーキ、甘いものをデリバリーして食べたいですね。

努力が結果に結びつかないときには


 ――HKT48の中ではどんな風に活動していますか?

 人によって様々だとは思いますが、私は努力しないとダメなタイプ。努力した分しか成長できないので、陰で練習をいっぱい頑張らなきゃなと思っています。

 同期を引っ張っていきたい気持ちはあります。以前、同期でリーダーを決めるとなったときに、全く決まらなくて…。ただ、年齢的に言うと私と栗山梨奈が20歳なので、その分、頼ってもらうことも多いし、梨奈は同期の中では「ママ」と呼ばれてるんです。お母さん的存在なのは梨奈なのかな。私は「ママ」というよりは「パパ」ってタイプかも。


 ――HKT48に入ってみて大変だったことは

 学生時代は部活を頑張ってきました。部活では練習した分、大会でいい結果が残せたり、やった分だけ結果につながっていたんですよ。「努力すれば何でもうまくいくんじゃないか」という考えだったんですが、実際にアイドルの世界に入ってみたら現実はそんなに簡単にいかなくて…。

 思い描いていたのとは違って、こればっかりは甘い世界じゃないんだなって実感しました。


 ――うまくいかないときに話を聞いてもらうメンバーは?

 同期だと川平聖ちゃんとはよく話します。落ち込んだときは「お互いに頑張ろうね」って鼓舞し合いますね。先輩だと松本日向さん。初期の頃から仲良くしてもらっているので、何でも相談するし、話を聞いてくれます。

 日向さんの返答は「なんとかなるよ。大丈夫だよ」みたいな軽い感じで、それに救われるというか、前向きに捉えられるのでいつも助けられてます。ありがたいです。


(写真2枚 ①最近の公演で②取材時の様子)
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(2)頼りがいのある後輩になりたい に続く

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