2021年7月号

2021/07/06

AKB48左伴彩佳映画出演記念ソロインタビュー(1) 初のお歯黒、まろ眉に挑戦

 本格時代劇映画「信 虎 信玄陣没!国主の帰還」(監督:金子修介/主演:寺田農/音楽:池辺晋一郎)が、武田信玄公生誕500年を迎える2021年11月に公開されます。映画初出演となったAKB48チーム8山梨県代表の左伴彩佳さん(22)が、映画撮影の裏話、山梨県への思い、3月に出演した舞台「マジムリ学園 蕾-RAI-」での思い出などたくさん語ってくれました。

 ――映画「信虎」に出演します

 山梨県出身ということで山梨の歴史上の人物の「信虎」の映画に呼ばれたことに縁を感じました。とてもありがたかったですし、うれしかったです。

 1年半前に撮影したのですが、映画初出演でとても緊張しました。共演者の方が優しくて、演技を教えてくれました。分からないところは自分から積極的に聞くようにしていました。楽屋で「一緒に練習しよう」と声をかけてくれて、とてもありがたかったです。

 寺田農さんと共演するシーンでは、演技初挑戦を伝えたら、とても丁寧に教えてくれました。最初、怖い人かなと思っていたら、とても優しくて安心しました。

 武田信玄のことはよく知っていても、信虎のことは詳しく知らない人も多いと思いますし、今回の映画を見て、もっと山梨県のことを知ってもらいたいです。


 ――初の歴史映画出演で初のお歯黒、まろ眉に挑戦しました

 最初、メイクされた自分の顔を見て驚きました(笑)。自分の顔が変わりすぎていてびっくりです。昔ではそのような顔が美しさの象徴と聞きました。

 撮影していくうちに、メイクしたお歯黒、まろ眉に慣れてしまいました(笑)。楽屋の周りもそのメイクで歩けるようになりました(笑)。最初は、その顔でスタッフさんと話すのも恥ずかしかったんですが、何日も撮影していたら、その顔が当たり前のように見えてきて、そのメイクの顔に馴染んできて、平気で話したり、歩いたりできるようになりました(笑)。


 ――キービジュアルを見てのファンの方の反応は?

 似合っていると言ってくださる方もいました。でも「お歯黒とまろ眉が似合っているってどういうことなんだろう?」って疑問にも思いました(笑)。それでもうれしかったです。

 ファンの方は、私が着物を着ている姿が好きなので、今回の役柄にも喜んでくださって楽しみにしてくれています。そのようなコメントを聞くと、この映画に出演できて本当に良かったなと感じています。


母の気持ちが分からなくて苦戦


 ――3月には舞台「マジムリ学園 蕾-RAI-」にも出演していました

 (小栗有以演じる)リリィーの母のゆみこ役を演じるシーンがありました。演技は初心者なので、演出の方に怒られてばかりでした。そのシーンを稽古ではうまく演じることができずに、何回もダメ出しされて凹んでいました。お母さんになったことがないから、親の気持ちが分からなくて、母に何回も練習に付き合ってもらいました。

 その練習を通じて、自分の演技の殻を少し破ることができました。スタッフさんやメンバーからも、そのシーンがとても良かったと評価してくれました。


【参考】
映画『信 虎 信玄陣没!国主の帰還』

(写真6枚)
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(2) 水着グラビアに挑戦したい に続く

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