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2021/05/15

宮脇咲良がHKT48を卒業 全コメント掲載

 宮脇咲良(23)が15日、HKT48からの卒業を発表した。HKT48の全メンバーが出演した「君とどこかへ行きたい」リリース記念ニコ生特番に出演して、1期生だけのコーナーで、同期生たちに囲まれる中、表明した。また、先輩の指原莉乃(28)からは激励の手紙も届いた。宮脇の全コメントと指原の手紙の内容は以下の通り。

宮脇全コメント


 皆さんが、そわそわしていると思うので、私からこのタイミングでお知らせさせてください。私、宮脇咲良は、HKT48を卒業します。13歳からHKT48に入り、1期生として約10年間活動させていただきました。2年半離れて活動していたからこそ、やっぱりHKT48は私にとって始まりの場所であり、いつまでも心の中にある大切な場所であることに気づきました。

 アイドル宮脇咲良が生まれたのは、このHKT48ですし、長い月日をかけて、たくさんの大切なことを学ばせていただいて、たくさんの大切な仲間に巡り合えました。

 この2年半、HKT48を外から見ていると、後輩の成長をとてもすごく感じて、とてもうれしく思って、次のステージにみんな進んでいるんだなと感じました。

 だから帰ってきた今、私にできることは、短い間になりますが、卒業までの期間、HKT48へ10年間の恩返しができるような活動をしたいと思いました。

 帰ってきたばかりで、卒業発表したので、さみしい思いだったり、がっかりさせてしまっていることも、もちろん知っています。ただ、この卒業までの間、HKT48のみんなに少しでも希望を持ってもらえるような、そしてファンの皆さんに喜んでいただけるような、そんな活動ができるように、いろいろ準備をしています。

 そして6月19日に卒業コンサートをさせていただけることになりました。このような時期ですので、オンライン配信も行います。少しでも皆さんと楽しみたいと思っています。詳しくは公式サイトをご覧ください。

さっしーからの手紙


 宮脇の親友の村重杏奈(22)が読み上げた。

 さくらへ。おかえり、韓国での活動おつかれさま、そして発表おつかれさま。私がHKTに移籍してから、さくらとの思い出はたくさんだね。私もまだ未熟だったけど、そんな私からも何か吸収しようとしてくれて、いつも一生懸命で、まだ子どもなのにプロフェッショナルで、思い出を話し出すと止まらないね。悔しいことも、悲しいことも、楽しいことも、たくさん共有してきました。

 そんなさくらが世界で戦い、そして活躍する姿に、私も本当に励まされてきたよ。何度も何度もさくらには伝えてきているけれど、年齢を重ねると、誰だって新しいことに挑戦するのは怖いよね。そんな中でいろんなチャレンジをするさくらを本当に尊敬しています。

 さくらのことを好きな人はたくさんいて、100人いれば100通りの考えがあって、さくらの成長に気持ちが追い付いていないファンも、もしかしたら、いるかもしれません。100通りの考えがあるからこそ、その100%の人が大好きなさくらになることは難しいことだと思います。

 だけど、共通していることは、みんな努力しているさくらを好きなんだと思う。だから、そのままのさくらで頑張れば、きっとみんなついてきてくれるからね。私も同じです。どこにいても頑張るさくらが大好きだよ。

 卒業生の私が言うことではないけど、さくらがHKTとしてずっと頑張ってきた思い出があることも、その思い出や楽曲をずっと大切にしていることも、HKTのことをずっとずっと大好きなことも、メンバーみんなが分かっているからね。さくらの人生はさくらのものだよ。ではでは、HKTとしての時間を楽しんで。またね、指原莉乃。

親友村重が背中を押す


 村重は「冷静に考えて1カ月もいてくれるの? 私たちはめちゃめちゃ噛み締めて、この1カ月、ブチ楽しもう! 村重だったら、さくらぐらいにスターになっていたら、すぐ卒業するよ! 1カ月もいてくれるなんて、ありがたいよ。ヤバくない? もりぽ(森保まどか)とさくらの2人の穴は、村重が埋める!(ドヤ顔)」。

 思いっきり明るく振る舞って、しんみりムードを打ち消してくれていた。

(写真は2018年12月15日撮影)

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